満足度★★★
鑑賞日2016/09/24 (土) 18:30
倉持さんで素敵な役者さんが揃った感じでしたが、ちょっと長かったですね。鎌塚氏から良作が続いてたけど、悲劇的展開からの家族の物語はちょっと痛くも悪くない感じで仕上げてるのが、中途半端な気がしました。倉持さんの不思議な世界感も好きなので、ホームコメディじゃない結末にして欲しかったぁ。六角さんのキャラががココではハマらなかった気がします。コクーンシートで良かった
満足度★★★
基礎ってそんなこと?
舞台美術や映像や小ネタを駆使した演出が素晴らしい。
六角さんのキャスティングもリアルな役者人生がかぶって面白かった。
ただ、プロットが滑稽洒脱で、大団円な終わり方に物足りなさも感じた。
満足度★★★★★
家族の基礎
タイトルが「家族の基礎」とあまりにも普通と言うか堅苦しいと言うか面白みがないので「もしかしたらそこがひっかけなのかも?堅苦しいタイトルにぶっとんだ話?」と思いつつ、六角さんと最近気になる林君が出演と言うことで行ってみたら、これがもう!!面白かったです。セリフを覚えていることができないので再現できないのですが、それぞれのやりとりがちょっとしたところまで面白く、こういうのが脚本がよくできているというものなのでしょうか。
場面が変わるのと一緒にくるくる変るセットも楽しかったです。
ぶっ飛んでいるお話とは言え、お父さんがアレを発見するシーンにはもっと説得力があった方が良いのでは?と思いました。
満足度★★★
家族への皮肉
確かにとても面白い舞台だったのだけど、なぜかこころに食い込んでこなかったのは何故だろう?歪んだ家族であることは間違いない大道寺家。その歪みを直そうとしてますます壊れていく家族。親と子の見解の相違。子の辺りがまどろっこしく、救いがないせいか?不幸がひとつ起こって、ようやくひとつになるかと思えば、また波紋は続く。最後のあの図には家族像への皮肉が見えたような気がする。作者はそんなつもりはないだろうが。
満足度★★★★
独特のユーモアのセンス
随所に独特のユーモアのセンスが感じられるステージでした。セットと衣装がカラフルでカワイイ。心がほっこりするエンディングもいい。
満足度★★★★★
手でつなぐゲーム
この広い劇場をこの空気で包み沸かせる脚本・演出・パフォーマンスは見事!父の思い付きを軸足にしたカラフルな展開は、突拍子もない自然さをキープして逸らすことがない。すったもんだの末にたどり着いたそれぞれの幸せを描いた一枚を見つめていると、愉快に、嫌みなく、これからの'家族'像を考えさせてくれる。
満足度★★★
2日目観劇
展開が動く毎に舞台も回る廻る、この話の基盤が家族の元である「家」ならば、そのセットの見せ方もリカちゃんハウス並みの可愛さ。
テレビや映画で活躍してる著名俳優が出ているので、その辺も舞台初見者には受け入れやすそうなキャスティングに、デートムービーならぬデートで見るには最適なロマンティックかつ気持ちよい笑いを巻き起こす雑多なホームコメディというか。
いかにも小劇場なチームの活躍が面白く、不条理抜きにした、かつて上演された「審判員は来なかった」や「鎌塚氏」シリーズみたいなバランスのよい倉持舞台でした。
休憩15分込み、約2時間50分。
公演始まって2日目のマチネだった為か、劇場内の2階座席に空席が目立っていたことが残念でした。もっと宣伝頑張れ。