満足度★★★★
楽しめました
実際の事件(ホントは犯罪でも何でもないんですけどね)を題材にし、舞台は故郷の宮崎(ちょっと方言が出てくるくらいですけどね)ということで、期待して観に行ったのですが、流石に文学座の実力派女優さんたちの舞台、裏切られることなく、大いに楽しめました。マイノリティたちの苦悩がズッシリ伝わってきて、大いに勉強になりました。
満足度★★★★
観てきた!!!
いつの世も女性は強くたくましいですね。
ラストは華やかで爽快感があって観劇後感の良い作品でした。
飛び込みで観に行ったので、現実の事件をモチーフにした作品だということを今頃知りました(^_^;)
事件自体はおぼろげに聞いた記憶があります。
事前に知っていればまた違った印象を受けたかもしれません。
満足度★★★★
輝く女たち
懐かしい唱歌や当時の歌謡曲を上手く使った演出で、昭和30年代の雰囲気がとても出ていました。
高度成長期の中、誠実につつましく生きてきた彼女たちが世間の荒波にもまれ、戸惑い、おびえ、そして立ち向かっていく様子が描かれています。
文学座の女優さんたちが大好きな私は、彼女たちの活躍をとても楽しみました。
満足度★★★★
イエスの方舟
イエスの方舟を知らない。知らないのでイマイチ背景が見えない。女優陣の演技は良かった。女性の強かさが最後の印象か。今一つ物足りない感じがした。
満足度★★★
初日観劇
「イエスの方舟」がモチーフとあり、その当時は宗教のおじさんと女の人が集まって暮らしてワイドショーによく出ていたというぼんやりとした薄い記憶しかなかった。舞台の説明から内容的に少し重いことにも突っ込むのかな、と思っていたら少し印象が違ってた。
カトリックとも無縁な人生ということもあり、そっちの方も切り離して見てれば良かったのかな。
昭和の好景気に入る頃、東京オリンピックを控えた時代が舞台。
世間を騒がせるつもりは毛頭なかったのに、とあることで大衆の目に晒され袋叩きにあい、世間の目から逃れるように南九州の寂れた港町にやってきた女性たちの話。
盛り上がりそうでそうでもなく、前半の展開がやや淡々とのんびりしてたので、物語と信者の女性たちの世界に入り込めない食い違いの様な感覚もあり。個性的であるけどなんか地味だった。
それまですがっていた人は身体を崩し不在のまま。信じていたことがなし崩し的にひっくり返ったことの戸惑い、世の中や他者の考えがわからないまま、おっちゃんに畏敬と救いを求めながら、自分を信じることを貫く戦中戦後を生き抜こうとする女性達の疎外感と逞しさは感じた。
唱歌、童謡、歌謡曲と美声に聴き惚れる。文学座男優陣も声出演。
約125分。