実演鑑賞
京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座(京都府)
2016/01/30 (土) ~ 2016/01/30 (土) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.k-pac.org/performance/20160130.html
期間 | 2016/01/30 (土) ~ 2016/01/30 (土) |
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劇場 | 京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座 |
出演 | 観世銕之丞、宝生欣哉、野村萬斎、片山九郎右衛門、野村万作、石田幸雄 |
脚本 | |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 8,000円 【発売日】 S席 一般 8000円 京都芸術劇場友の会 7000円 シニア(60歳以上) 7500円 A席 一般 7000円 京都芸術劇場友の会 6000円 シニア(60歳以上) 6500円 学生&ユース席 2500円 (座席範囲指定) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 1月30日(土)14:00 |
説明 | 恒例、歌舞伎劇場“春秋座”で楽しむ能と狂言 今回は大曲「道成寺」を豪華メンバーでお送りします! 能『道成寺(どうじょうじ)』 能の大曲「恋の怨念」の物語 春秋座に釣鐘が出現する!! 紀州道成寺の釣鐘を巡る伝説は、中世以来あったようですが、舞台表現としては、16世紀初頭の能作者・小次郎信光の作とされる『鐘巻(かねまき)』が最も古いものと考えられています。 あらすじとしては、絶えていた釣鐘を再建する「鐘供養」の場に、美しい「白拍子」の姿で「裏切られた女」(前シテ)が現れ、舞を舞い、嫉妬の怨念によって釣鐘を落とす前場、寺の長老による「語り」を挟んで、僧侶たちの祈りによって引き上げられた鐘の中から「蛇体」の「鬼女」(後シテ)が現れ、僧と闘い、最後は僧に調伏されて、日高川に飛び込んで消えるというお話です。 「恋の怨念」の物語を舞台に掛けた作品として、物語レヴェルでの力に加えて、いやそれ以上に、舞台の演出において、特に演者、つまりシテと小鼓の「乱拍子」と呼ばれる極度に切り詰められた《舞》と、それに続く「急の舞」から、舞台中央に釣られた鐘が落下し、そこへシテが飛び込む「鐘入り」へと、他の能には見られない強度に貫かれています。 ワキである僧の、「呪われた釣鐘」に関わる「語り」も、「乱拍子」の間、微動だにせず控えている集中の強度とともに、この能の重要な見所です。 鐘が引き上げられて、「蛇体」の姿を表した「後シテ」と僧たちの呪術的な戦いも、能の「鬼女物」の精髄を体験させてくれます。 この能の、ほとんど主人公と言ってもよい「釣鐘」は、舞台が始まる前に、狂言方によって運び込まれ、舞台天井の中央に設置された「滑車」に、綱によって吊るされるのですが、こういう至難の「作業」までも見せてしまうところが、この曲の一つの魅力でもあります。 狂言『鐘の音(かねのね)』 声の芸と聴く芸を表現する「超絶技法」! 狂言『鐘の音(ね)』は、野村万作師が得意とされる曲で、息子の元服祝いに、「黄金(こがね)を熨斗(のし)付けにした刀」を作ってやろうと思った主人に、鎌倉へ行って「金(かね)の値(ね)」を聞いて来いと命じられた太郎冠者が、それを「鐘(かね)の音(ね)」と取り違えて、寺々の「鐘の音」を聞いて歩く話で、釣鐘を打って出る「音」を、太郎冠者自身が自分の声で表現し、かつ聞くという、声の芸と聴く芸とを、一人で表現する「超絶技法」であり、『道成寺』の「呪われた鐘」の物語の前に、釣鐘の音の世界を舞台に拡げて下さるものと思います。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
能『道成寺(どうじょうじ)』
能の大曲「恋の怨念」の物語 春秋座に釣鐘が出現する!!
紀州道成寺の釣鐘を巡る伝説は、中世以来あったようですが、舞台表現としては、16世紀初頭の能...
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