満足度★★★★★
生きているということ。
登場人物たちのそれぞれの問題を描きながら、ぶれない視点と構成の見事さに拍手です。
役者さんたちが舞台の上で、見事にそれぞれの人生を生きていた気がします。
満足度★★★★
見届けた。
かの地出身としては罪深くも初演を見逃し、再演に歓喜、but,ステージ数少ないなァ・・ その少ない一人として見届よう・・ という事で懐かしい地名の出てくるお芝居を堪能した。
「地域発」の「ご当地ドラマ」企画の中では、名所旧跡を無理やりに取り上げる事なく、当地の「現在」の生活感覚・風俗を軸にした作りがなされていたのが特徴。 それなりに踏み込んだ、バラエティに富むエピソード(フィクション)が織物のように紡がれている。 人間の暗面を見据える作家の視線は健在で、北九州は十分に都会ではあるが、「都市⇔地方」というありがちな図に還元される物語でなく、当地に「現代」を見出し得るドラマであることにより、光った舞台となった。
満足度★★★★★
彼の地、そしてこの地
見応えがありました。
観終わったとき、すべての登場人物の生きてきた過去、これから歩むのであろう未来が薄らでも見える舞台って、いままで観たなかであまりなかったかなぁ・・と。
あと、すべての登場人物、役者さんを好きになる・・というか好きになってしまうというお芝居。
土地は人がいなければただの土で、色んな、たくさんの人たちが生きる時間、汗、涙を、つづれ織りのように合わせ土地に染み込ませたたものが、彼の地、そしてこの地なのかなとふと。。
観れて良かったです。
満足度★★★★★
居場所
ひとつの街で、何組かの人々の間で起こる出来事を描いたいくつもの物語が、繋がったり繋がらなかったりしながら進んでいく群像劇。
それぞれの場面で人々が見せる切実さや、シチュエーションや人々の関係が絶妙で、誰もが結局は居場所を求めるのだ、と思えて切ない。
どこにいてもいいのだと、ただ生きてさえいてくれれば、君の好きな場所で生きていけばいいのだと、最後にそういう言葉が登場人物だけでなく観る者の胸にも小さな灯をともすように感じられた。
満足度★★★★★
初演よりも良かったです。
2年前の初演も観ていて、凄く良かったのですが、更に良くなってました。オープニングから凄くひき込まれて、くるくる回る舞台セットも凄いし、わかりやすいし、見せ方が上手いなあと。特段変わっている訳ではなく、居そうといえば居そうな人々なのにそれぞれのキャラクターが凄く魅力的でした。
満足度★★
観てきました
左右に分割された舞台セット。 登れるようになっていて、上でも演じる。
回転舞台で よく回る。
一人の少年を軸に その友達や家族など 4組くらいの話が同時に進行していく。
2時間20くらい。 けっこう長いが、 結局 何が言いたかったの??っていう感じで、 間延びしちゃってたように思いました。。