満足度★★★★
やはり離風霊船らしい芝居
さびれた商店街の再生プロジェクトをめぐる物語。
前半は穏やかな展開…と言うより「今回のテーマはそれ?ちょっとユルくないか?」な印象ながらプロジェクトリーダーが登場してからは離風霊船の真骨頂、キュッと締まり「今はソレだよね」に変貌、キナ臭くなりつつある今の日本への風刺と皮肉に加えて警鐘まで鳴らすという…。
さらにそれをマイルドに一件落着かに見せておいて更にひとひねりして余韻の残る結末にしたのはさすが。
屋台崩しや突如出現するお花畑などはなかったけれど、やはり離風霊船らしい芝居だったな。
満足度★
失望
離風霊船の作品でこんなに失望感を味わったことは初めてです。
なんという不出来な本!
大橋泰彦…どうしてしまったんでしょう?
落語の三題噺を前座になりたての見習いが作りましたって感じの本。
「地域活性」「美人過ぎる○○」「トルコへの渡航」「軍国化」
最後のドンデン返し(今回は不発)はリブレの定番ともいえる手法だが、
まったくドンデンになっていない。
そこに至るまでのストーリーが支離滅裂で国家の陰謀なんてどこにも無いのに…。
全くなってない。哀しくなるような駄作・凡作。
伊藤さん、松戸さん、何故これを許し、演じているのでしょうか???
落合さんはどう思っているのでしょう?
リブレの終焉を観たような想いになっています。
最後にひとこと
「金返せ~~~~~!!」
ホンも強引だし…
劇団初見。
老舗の劇団なので、高めの期待で望んだけど、大人のレベルの芝居じゃない。
稽古不足で笑いを取るなど、論外だ。客演の役者さんたちが、可哀想だった。