SARPvol.8
SARPvol.8
実演鑑賞
四国学院大学 アーティスト・イン・レジデンスプログラム <SARP>
四国学院大学ノトススタジオ(香川県)
2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.notos-studio.com/contents/event/event/519.html
期間 | 2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日) |
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劇場 | 四国学院大学ノトススタジオ |
出演 | 四国学院大学学生 |
脚本 | ウィリアム・シェイクスピア |
演出 | 森新太郎 |
料金(1枚あたり) |
500円 ~ 1,200円 【発売日】 【予約】 一般:1000円 学生:500円 【当日】 一般:1200円 学生:600円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2014.12.3(水)~7(日) 12月3日(水) 19:00~ ※前売チケット完売! 12月4日(木) 19:00~ 12月5日(金) 19:00~ 12月6日(土) 14:00~/19:00~ 12月7日(日) 14:00~ 受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前 |
説明 | 毎回プロの演出家・振付家が大学内の宿泊施設に1カ月以上滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作し上演しているSARP(四国学院大学・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム)。 8回目となる今回の作品は、様々な演出賞を受賞している、四国学院大学非常勤講師・森新太郎氏を演出に迎え、シェイクスピアが描くローマ史劇に、学生とともに挑みます。 【あらすじ】 ジュリアス・シーザーがポンペイの血族との戦いに勝ち、ローマに凱旋してくるところから劇は始まる。 群衆の歓呼のなか、占い師がシーザーに向かって「3月15日に気をつけろ」と叫ぶが、シーザーは気にも止めずに過ぎ去る。“おれはシーザーを愛さぬのではなく、ローマを愛したのだ。”高潔な勇将ブルータスは、自らの政治の理想に忠実であろうとして、ローマの専制君主シーザーを元老院大広間で刺殺する。民衆はブルータスに拍手を送ったが、アントニーの民衆を巧みに誘導するブルータス大弾劾演説により形勢は逆転し、ブルータスはローマを追放される…。 脈々と現代に生きる政治劇。 【演出家より】 「この物語の主人公は、本当にジュリアス・シーザーですか?」 稽古初日に俳優からこんな質問を受けました。 たしかに、シーザー本人は物語の中盤で殺されてしまい、全体からするとその暗殺者であるマーカス・ブルータスの方が丹念に描かれています。 大昔には、タイトルに「ブルータス」を入れるべきだと主張する学者もいたそうで。 しかし、21世紀の日本を生きている私には、個々の名前を持たない「ローマ市民」こそが、この物語の主人公に思えてなりません。彼らは人に支配されることを嫌いながら、実は同じくらい、いやそれ以上に、誰かに支配されたいと願っています。そして常に、日々の退屈を忘れさせてくれる“熱狂”の場を求めています。シーザーも、ブルータスも、そして他の政治家たちも、この“熱狂”というやつに人生を翻弄されるのです……。いま、やるべき作品だと思いました。 23名の若者たちが、400年前に書かれたシェイクスピア劇の普遍に挑みます。どうぞご期待ください! |
その他注意事項 | |
スタッフ | 訳:福田恆存 |
8回目となる今回の作品は、様々な演出賞を受賞している、四国学院大...
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