悪霊-下女の恋 公演情報 悪霊-下女の恋」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    楽しかった
    流石松尾スズキ。しっかり楽しませてもらった。
    いや~な重い空気を漂わせ続けながらも、それを笑い飛ばすというか笑うしかない感じがいい。
    小さなサプライズも楽しめた。

  • 満足度★★★★

    下女の恋って
    後半にならないと明らかになりませんが、それぞれのキャラの影も後半から明らかになっていきます。

    ネタバレBOX

    部分的に見えなかったが、本筋には影響はないです。
    時事ネタを現在にあわせていますが、大筋は初演・再演と同じなんだと思います。
    三宅さん演じるタケヒコは初演が松尾さん、賀来さん演じるハチマンは初演が池田成志さん、観ていないけどなんか想像できます。
    交通事故でタケヒコが車いすでの生活になり、タケヒコとハチマンは実は..という設定や、ほかにもありますが、前半コメディー、後半ブラックという松尾さんの作品でした。

    で、大千穐楽ということで、カーテンコールでは松尾スズキさん登場し小ネタ披露のサービスもありました。
  • 満足度★★★

    盛り沢山な笑いと毒
    人間のダークな面を喜劇的に描いた作品で、4人の役者の素晴らしい演技が本多劇場の広いステージと2時間以上の上演時間を満たしていました。

    関西でお笑いコンビを組んでいる幼馴染み2人の片方が結婚することになり、そのすぐ後に母が亡くなることによって家族のねじれた関係が明らかになって行く物語で、一軒家の庭先でテンポ良く展開して引き込まれました。どのキャラクターも可愛いらしい一面と恐ろしい一面を持ち合わせていて、笑いと毒がバランス良く描かれていました。

    関西弁で喋る4人の演技が濃密で、台詞回しや間の取り方が魅力的なだけでなく、高い所に上ったり妙な歩き方をしたりと身体能力を活かした身軽な動きも素晴らしかったです。
    初演、再演、今回と同じ役を演じ続けている広岡由里子さんのはっちゃけた演技が見事でチャーミングでした。

    (おそらく)テレビや芸能人にまつわるネタが多くて、その辺りの話題に疎いので、周りが笑っているのに面白さが分からない所が多かったのが残念でした。固有名詞に乗っかった笑い(あと、下ネタもかなり多かったです)よりも、シチュエーションによって起こるおかしみをもっと見せて欲しかったです。

  • 満足度★★★★

    松尾ワールド
    期待通り、面白い舞台でした。再々演とのことでしたが、松尾さん、宮藤さんのタケヒコも見てみたかったなぁ~

  • 満足度★★★★★

    最高!
    すごーーく面白かった!
    大好き!松尾スズキさんの作品!
    沈黙って、一番こわいことなのかも、しれませんね。

  • 満足度★★★★★

    芸女の恋かも...
    本音を隠し、真実を隠し、内なる狂気も笑いで隠す、日常こそスプラッターでありホラー。。

  • 満足度★★★★★

    笑い→猟奇
    『ごくせん』『タンブリング』『クローバー』等、テレビの学園ドラマのヤンキー生徒役がハマってた賀来賢人が大活躍。

  • 満足度★★★★★

    徹底
    とことんギャグに徹しようとする芸人魂などに作家の根性を見た思いでした。

    ネタバレBOX

    大きな不幸が淡々と訪れる異様な展開、そしてどんなに不幸が訪れようが全てを笑いに結びつけようとする芸人魂の徹底振りは凄まじく、作家の根性の入れ方にこちらも気合をもらいました。

    伏線の回収の仕方も素晴らしく、鉄製のブラジャーが命を救い、古臭いバナナで滑るギャグが命を救いました。

    殺生する度にミミズ腫れが成長していくという異常な出来事が漫才の相方に起こったり、お母さんが嫁入りのときに持ち込んだ風見鶏の付いた屋根を蛇の鱗と見立てたりと、悪霊の名の通り怪奇的でしたが、ミミズ腫れなどは精神的な面でも起こり得ることだと思えるので受け入れることができました。

    平岩紙さんの軽快なギャグっぽいダンスが素敵だったのと、舞台挨拶でのファブリーズで一稼ぎしたという紹介のされ方も受けました。
  • 満足度★★★★★

    シリーズ最笑!
    初演は映像で、再演のスズキビリーバーズ版は劇場で観てるので内容は全部わかっていたけど、やっぱり面白かった。3つのうちでは今回のが一番好き。特に純粋に笑えるシーンは超絶妙!そして何より、ずっと変らずに見える広岡さんに驚愕。

    ネタバレBOX

    D列上手よりからだと、2階部分に映る映像と下手に何度か登場する犬がとっても見づらかった。
  • 満足度★★★★

    沈黙の怖さ!
    笑いがベースなのだが、ギャグ以外に人が言葉にしない ”沈黙の怖さ”というものが対照的に描かれている。相手の弱み、後ろめたさを解っているがあえて指摘しないでプレッシャーをかける。そんな怖さを感じました。
    広岡さんは年齢を超えた可愛い上手な役者さんです。平岩さん普通の女性からだんだん女の本性むき出しの怖い女上手く演じてました。
    舞台演出もとても良かったです。
    ただ、ラストシーンが個人的にはちょっと物足リなく感じました。

  • 満足度★★★★

    広岡さん
    不思議な可愛らしさがあります。
    マシーン日記に続く松尾さんが描く男2女2の舞台・再演
    映像で過去のは観ていたので改めての感想は少ないですが
    広岡さんがいいと思ったのと、漫才ネタは1番面白いんじゃないかな?
    先も見えない混沌とした終わり方ですが
    なんか「仕方がない」と思えて納得してしまうんです。
    冒頭から、いやそれ以前よりもこの家系は呪われてるんですね。
    そんな気がする不思議な空気の舞台です。

  • 満足度★★★★

    見ました。
    再演(宮藤、大浦、小島)観劇から12年ぶりの再々演。いつの間にそんなに年月が経ったの!?と驚いたが、当時と現代の小ネタが今もウケるのは松尾さんがキレ捲ってる証。
    人にはわからない幸と不幸のせめぎ合い。緊張感覆う終盤に呪縛のような母性が支配する強烈な舞台。
    広岡さんがその当時の役と変わりないのがまた驚き。掴みどころのない可愛さ健在であれは年齢抑止薬でも飲んでるに違いない(笑)。
    あの映像は、作品スケールに比べ綺麗過ぎたような感じだったが、久しぶりに強烈で刺激的な舞台を味わいました。
    約2時間10分。

    ネタバレBOX

    宮藤タケヒコはマザコン度と哀しみ率が高めに思えたが、三宅タケヒコは馬鹿さと正直さが表裏一体化しているようで甲乙つけ難し。
    猛者に囲まれた中での賀来くんの違和感ないはまり具合のハチマンも良し。
    松尾さんの舞台作品ではおなじみの犬いじりはこの時からあったっけ?
    「女になっちゃうよ〜」の漫才ネタで懐かしの春子、ブック、センターを思い出しちゃった。
  • 満足度★★★★★

    取り憑かれた!
    面白い!面白かった。好きな作品に出会えた。わぁわぁ~~~って叫ぶ前に沈黙する。飲みこんでプハーっって意味を反芻して吐き出す。で、コワイ。

  • 満足度★★★★★

    圧巻の松尾world
    初演の松尾さんも再演の宮藤さんも観ていませんが、三宅さんのタケヒコは強く哀しくとても魅力的でした。平岩さんは素敵なワンピースをひらひらと可憐に着こなしつつ、時に妖艶な小悪魔を演じ、ベテランに混じって奮闘する若手イケメン俳優の賀来さんは松尾worldにどっぷりハマっていたと思います。想像以上に良かったです。初演からご出演の広岡さんについては、言うことは有りません。オカンも下女もギャグぅも歌もダンスも全て完璧!涙が出るほど笑かしてくれます。大満足!松尾スズキさんは少しも枯れませんね。天才です。

  • 満足度★★★★★

    ギャグの中の叫び
    初日に友人と見ました。4人で2時間びっしりと演じる中でドキドキしながら笑いの中にいろいろと考えさせられる深みのある作品でした。いろいろなところにエンディングの伏線があり、一度見ただけでは十分に消化できないところもありますが、それでも久しぶりに良い作品に出合った感じです。

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