満足度★★★★
リアルがわくわく!
ノンフィクションぽいのが,ちょっと例外的だが,ところどころこれぞ現実ってのが覗く。西尾さんが大熱演!あんなペースで最後まで行ったのだからすごいぜ!
満足度★★★★
面白かった
リアルな出来事があるからと言うか、リアルの上にその後が成り立ってるからか、その後の物語がよりリアルに感じたなあ。また、役者陣も素晴らしかった。非常によい時間でした。
満足度★★★★
ミナモザって良い。
この芝居を観てから
物事を色んな角度から見ようとするようになりました。
現実はひとつでも「事実」というのは
人の数だけ存在する。
服部さんがまた向き合うことを選択されたことが素晴らしいと思いました。
お客さんが少なかったので残念です。
満足度★★★★
彼らの敵
事件を取り上げたライター/編集者=この芝居の作者/演出者だと思う。ライター/編集者が安全なところから面白おかしく記事を作ることと同じように、作者/演出者が安全なところから芝居を作っている感じがした。たとえ実際に起きた事件であっても、再現されたものはすでにドキュメンタリーとしては存在しえず、フィクションとなってしまう。だからこの作品もフィクションだと思うのだけれど、物語を創造する覚悟があまり感じられなかった。イメージ的には、シイタケのような感じ。素晴らしい役者をそろえているのでそれなりには面白かったですが。
今回、小学校だったところの音楽室が会場だったのですが、美術が音楽室に完敗。パキスタンもインダス川も駅も出版社もみえませんでした。
前説で「携帯電話をお切りください」と言っていた張本人が、本番中に携帯電話を見ていたのには失笑しました。
満足度★★★★★
素晴らしかったです。
素晴らしかったです。
今年半ばにして、私の中の今年度一位になるのが、ほぼ確定。
今年は、まだ50本はたぶん観ますが。それを考えても一位と言えるぐらい、圧倒的でした。
これは、いろんな所で演って欲しいですねぇ。
満足度★★★★
宿題もらった感覚
ドキュメンタリータッチの緊張感がいい。終盤の坂本(西尾)と川瀬(菊池)の仕事観、人生観のやり取りは、ぐっとくる。自分がなんで仕事をしてるかを考えさせられた。未だに明確な答えは出せない。そんな重くて逃げたくなる質問を突き付けられた。宿題もらった感覚。
満足度★★★★★
圧倒っっ!!
物語の内容も演出もキレキレで、観劇後に我が身を振り返ってゾクゾクする様な観劇体験でした。ラストシーンも含め、何度もゾッとするような緊張感のあるシーンがあり、この体感は演劇だからこその、一回性の感動・興奮だなと思いました。出演者も、他の劇団公演でもっとこの人の芝居を見たいと思った人達ばかりで、本当に贅沢な時間でした。
満足度★★★★★
いろいろ考えさせられる
ユーモラスに始まり、次第にテーマを提示してゆくのでいつの間にか引き込まれて120分弱の長さは感じず。
ほとんど事実に基づいたという「過去パート」とフィクションである「その後パート」の往き来もモーフィングの如く滑らかで、なおかつ場面が変わってすぐにどちらかワカるのが巧み。
そんなスタイルで語るのは表現の自由・言論の自由の反対側(あるいは裏?)にあるものやマスコミの意義。
表現の自由を規制する方向への動きがある昨今、色々と考える材料を与えて貰ったといおうか、観ながらあれこれ脳内を過るものアリ。
暫く前に不慮の事故で遭難したヨット救助に関する批判があったものでそんなことにも考えが向く。
そうして迎える終盤での喫茶店の対決、主人公と女性ライターとの口論は白眉。
瀬戸山主宰の演劇人宣言(←そこまで大仰なものではない)も感じられたが、深読み?
さらに幕の引き方も「画竜点睛打つ」感じで鮮やか。
満足度★★★★
熱演
西尾さん、菊池さんの心の内をさらけ出す演技には、直球全力投球の感があった。題材が事実をもとに製作されたそうだが、さもありなん。
中身の濃い2時間であった。
満足度★★★★
自由について
正直なところ、ドキュメンタリーと訴えたい(と思われる)箇所の両方に力点があったせいか、若干バラけてしまった気がしないでもない。
それが非常に残念だった気がした。
個人的には、もっと観客の想像力を信じて、はしょれるところは極力はしょって(それは他の多くの演劇にも言えることだけれど
訴えたいところに自然と観客の目を集中させるようにした方が構成としては優れているんではないかと思った。
前日にクローズアップ現代で「はだしのゲン」特集を観たせいか、
似てるな、と思っただけに、
マンガと比べると主人公の成長の途中で終わってしまった感が出てしまっただけに余計に残念。
中田氏や浅倉氏と言った個性的なメンツが脇を固めているのは演劇ならではの強みなだけに、
もう少し伸びしろが欲しかったかも。
満足度★★★★★
骨太な舞台
最近のミナモザは方向性が定まらず見ている方も戸惑いがあったが
この舞台は完成系だと思う。
最初は1人5役とかで入り乱れていてわかりにくいと思うところも
あるが後半の西尾さんの熱演は見物。
とにかく皆に見て欲しい舞台に仕上がっている。
満足度★★★★★
アゴラ劇場の床は大丈夫か!
私の観た回は超満員。補助椅子も階段も埋め尽くされていました。
【ポスト・トーク】
ポスト・トークの谷岡教授の突っ込みで、服部さんと瀬戸山さんの雑誌社時代の話が飛び出し、さらにリアリティーが増しました。
重なりはなかったようですが、同じ仕事をしていたからそこわかる阿吽の呼吸もあってこそのシナリオだったのかもしれませんね。
ドキュメンタリー演劇は、今後も、解説ではなく、想像をさらに掻き立てる楽しみを残してくれる、こんなポスト・トークあると、さらに楽しくなる気がします。
満足度★★★★★
ドキュメンタリー演劇の訴求力
冒頭から、西尾友樹の演じる坂本の感性豊かな演技に引き込まれ、劇空間にもかかわらず、リアルに涙し、憤り、やるせなくなりました。身体が震えました。他人を断罪するという恥ずかしさ。まだ江戸時代の5人組制度のような小コミュニティーで相互に監視する習慣が残っているのでしょうか。同じ大学出身ということだけで。心に刺さりました。あっという間の2時間でした。
取材した記事を確認できないことで、齟齬が発生するのは珍しいことではないのでしょうが、これをTVや映画で表現していたら、これほど共感できなかったと思います。汗、唾が飛び散る生身の人間が演じる空間だったからこそ、伝わった苦悩と恐怖、そして、今、生きていくための矛盾を 肌感覚で捉えることができたのだと思います。
マスコミに翻弄されたあの嵐から、22年経ち、風化した事件を、再び演劇というメディアを通して、自らの真実を社会に問いかけることを了解された服部さんの勇気に乾杯。演劇は観客によって評価される客観的な芸術。観客に身をゆだねる。。。私は味方です。
西尾さん、あれだけどつかれて、楽日まで持つか心配です。
満足度★★★★
無題767(13-195)
19:30の回(曇)、18:30受付開始、18:37会場着、受付(整理番号券あり、101番から)、19:00開場、入って左、1段高くなったところから客席3列。舞台、下手はオフィス風、テーブルと椅子、ラック。上手、テント、銃...。中央の床に大きな円...青く輝く月(か鏡か...)のようにみえます。BGM、虫、鳥の声、水のせせらぎ。19:28前説(120分)、19:31開演~21:32終演、アフタートーク21:36~22:05。ハッキリわからないのですが、何処かで何か(魚の小骨みたいな)が引っかかっているみたいで…☆4。
以下は駄文