百色工房旗揚げ公演
百色工房旗揚げ公演
実演鑑賞
Livetheater間~まほろ~(東京都)
2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://momoirocraft.jimdo.com/
期間 | 2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日) |
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劇場 | Livetheater間~まほろ~ |
出演 | 赤峰マリア(株式会社アーデニー・エンタテインメント)、ウチダアキラ(演劇サムライナンバーナイン)、勝又しおり、田才裕美、田中麻夢(たこ足配線企画)、都築知沙、舩木勇佑、矢守忠彦(モリンチュ)、田村よう子、杉山郁 |
脚本 | 鈴江俊郎 |
演出 | 酒井菜月 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 2,800円 【発売日】2013/05/01 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2013年9月6日(金) 19:00 7日(土) 14:00 19:00 8日(日) 13:00 17:00 |
説明 | 32階。ホテルの最上階、高級レストラン。コースを食べるのはちょっと勇気がいる。 そんなとっておきの場所で、いろんな人がごはんを食べる。月に一度の自分にご褒美。一世一代のデート。長年のあの人に別れを告げ……。 雲が下に見える。ビルがおもちゃみたいだ。電車は音もたてないでゆっくりでかわいい。むかいのビルの屋上の柵の外に人が立ってる。彼は飛ぶのか? あたしもあんなふうにちっちゃくて音もたてないでそこにいて、それでも、これは私だ。あたし以上でもあたし以下でもない、これは私の話だ。そしてきっとあなたの話だ。 |
その他注意事項 | 劇作家・鈴江俊郎さんからの紹介文 初めて会ったのは高校生の彼女だった。 私が愛知県の高校生を対象にワークショップを依頼されたときに、会場で「助手です」と現れた女性だった。 それからいくたびかの上演やら講演やらのときどきに、助手をしてくれたり、舞台美術の手伝いをしてくれたり、見るたびにおとなになっていくのがまぶしいような彼女は、実はどんな人なのか。 ただまっすぐに演劇少女であることはだれも疑えない。そういう様子であることは疑いようがない。一貫して疑えない様子である。 野球少年だった私には演劇少女のきもちはよくわからない。 野球少年はそのまま野球おっさんになり、野球おじいさんになれたらよかったのに、途中で成り行きが成り行きだったから、演劇おっさんになってしまった。 いまでも場違いなにぎわいに笑顔で立たされるのは違和感でいっぱいだ。自由になれないぎこちない感じ。 それに比べればこの演劇少女は私には自由自在にこの池を泳いでいるように見える。うらやましい限りだ。せびれが風を切り、おひれは力強く水を押し出すのだ。 おそるおそる空気を読みながら右にもいけず左にも進めず、底の見えない水たまりを立ち泳ぎしているような私とは比べようがないさわやかさだ。きっとさわやかな上演にしてくれるに違いない。立ち泳ぎのきもちで書いた台本が、彼女の手にかかればどんな上演になるのだろう。楽しみだ。 |
スタッフ | 舞台監督 中村公彦(イリスパンシブルティ) 照明 正傳静(劇団ハイデンカン) 音響 井上匠(風鈴堂) 企画制作 たこ足配線企画 |
そんなとっておきの場所で、いろんな人がごはんを食べる。月に一度の自分にご褒美。一世一代のデート。長年のあの人に別れを告げ……。
雲が下に見える。ビルがおもちゃみたいだ。電車は音もたてないでゆっくりでかわいい。む...
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