満足度★
駄目だった
寺山修司というよりも松本雄吉だったし、単調な音の連なりが苦痛だった。常磐貴子は歌が下手糞だし。アンサンブルは総じて素晴らしかったが、松本雄吉と常磐貴子の歌は私には合わないらしい。
満足度★★★
ぐちゃ
私ラーメンズが大好きなのです。
勿論、片桐仁さん大好きなので、常盤貴子と同じ板の上に立つ姿を観ないわけにはいきませんでした。
常盤貴子と並ぶ姿、コントる姿、とても楽しかったです。
寺山修司の世界観が初めてだったので呆気に取られたが、連想ゲームみたいで面白かった。
松重豊が可愛くてズルかったw
でも、1番シビレたのは笹野鈴々音さんと仁さんのツーショット。
好きな人と好きな人が同じフレームに居るってのが、何だか異常なまでに興奮したし、嬉しかった。
満足度★★★
リズムがいい。
台詞のリズムが心地よくてついつい居眠り…笑
夢か現か幻か…
天井桟敷で観てみたかった。叶わない話。
もっと不思議感があってもよかったのかも。
満足度★★★★★
ものすごく心地良いヂャンヂャン+寺山
先日行われたイベントで知りましたが、5月4日が寺山修司没後
30周年なんですね。寺山の仕事の中では圧倒的に演劇が好きです。
不条理で夢幻的な展開がカフカっぽくてかなりツボ。
本作『レミング』は、ファンにとっては天井桟敷の最終公演作品として
... 有名なのですが全く未見で、それだけに気になっていました。今回
観ることができて、本当に嬉しかったです! そしてその期待どおりの
作品でした。
満足度★★★★★
圧倒的な美意識
多重構造の複雑な内容、でも「頭で理解する」よりも「心と身体で感じる」ことがこの作品の楽しみ方なんじゃないか、と思ってしまう。
俳優の足音も言葉もリズム感に溢れていて、全てのシーンがどこを切り取っても絵になる美しさで、気がついたら夢の世界に迷い込んでいたような感覚になる。
アンサンブルが作品全体をしっかりと支えていて素晴らしく、八嶋さんと片桐さんの愛らしさがいいアクセントになっていました。
満足度★★★★★
シュールでリズミカル、心地よい幻夢…
寺山作品と聞くと難解なイメージがあり敷居が高かったのですが、
俳優のステップによるリズムと
足踏みしながら前後運動したりすることと、
短い無意味なセリフの連続のリズムなどが重なり合い、
実に心地イイ初めての感覚。
映画内映画が、診療治療なのか、夢なのか…という多重構造。
常盤貴子が映画女優はなまめかしくスタイル良く、八嶋さんより確実に背が高く見えたのが、
学生服で少年を演じたときには背も低く華奢にみえ最初常盤さんと分らなかったのが不思議。
カテコで並ぶと八嶋さんより背が低かった!
シンプルな舞台装置に舞う「黒い紙吹雪」もかっこよく、
懐かしい夢から覚めるようなエンディングの感覚がとっても心地良くて、
演じている八嶋さん同様に自然と涙を流しながら夢から覚めるような感覚が素晴らしかった。
満足度★★★★
素晴らしかった
パルコで維新派。どんな作品になるかとドキドキでしたが冒頭からしてやられました。普段の維新派の作品よりは薄めの感じがしましたが十分満足でした。松重さん八嶋さんが素敵。
初ヂャンヂャン☆オペラ
寺山作品を生で観るのは初めて。
そして「ヂャンヂャン☆オペラ」という単語を初めて知る。
言葉遊びなのかリズム遊びなのか。アングラ感とその独特の表現。
下手側で演奏している(?)音響さんが気になって仕方がなかった。
そして、松重さんがすき。
満足度★★★★★
使い方が
こういう、芝居は苦手だったんですが、好きな役者さんもいたので見て来ました。
役者と演出家の信頼関係が成り立ってたからこその面白い舞台なんだな。特に変わったところのある芝居には・・・と思いました。
また観たい♪
満足度★★★★★
雄吉さんによる「輸血」
15年ほど前から維新派を観てますが、芸能人があのヂャンヂャン☆オペラの節回しを演じるのは初めてで興奮!すごみもあり、華もあり、怪しさも茶目っけもたっぷりで大満足。雄吉さんはパンフレットで今回の作業を「輸血の成果」と表現されていましたが、本当にその言葉がぴったり。ぞくぞくしました。
満足度★★★
レミング2013
維新派×少年王者館×寺山、これは見ないわけにはいかんでしょう~!というわけで、久しぶりに自分でしっかり見たい!という意思のもとにチケットを購入。幕開けはわくわく、おっこれは、やはり維新派そのもの・・・?まとまった人数で押し寄せるあの不気味な感じ、八嶋さん&片桐さんの二人っきりで同じことをやってもとってもいい感じです、チャーミングで面白い雰囲気がたっぷり出てました。
全体的にとてもおススメ!なんですが、私は若干コンディションが悪く、少しおちてしまった・・・
「レミング」の次の公演「フィリップジャンティ~」のチケット会場販売してました。パルコ劇場40周年記念ということで、ラインナップ選定に気合を感じます。
満足度★★★
無彩色のドライな質感
寺山修司の作品ですが、妖しさや熱さや猥雑さといった、いわゆるアングラ的なテイストが希薄で、ドライなノスタルジーが印象的な舞台でした。
太郎と次郎(劇中では言及されませんが同一人物の様でした)が住むアパートの隣の住戸との壁がなくなるところから始まり、いつの間にか映画の撮影中や夢の中という設定になっていたりして、何が現実で何が虚構か分からなくなる様な幻想的な物語でした。
有名な芸能人が出演する商業系の劇場の公演であっても、松本雄吉さんはいつもの維新派のスタイルを前面に押し出していて、迎合して分かり易くしない姿勢が気持良かったです(但し、独特の演出に乗れずに寝てしまっている客も多くいましたが)。
同じ格好をした人達が直線や格子状に並んで立ち、5拍子や7拍子のビートに乗せて台詞を喋り、機械的な動きを反復する、「ヂャンヂャン☆オペラ」の様式が幻想的でありながらも整然とした、独特な雰囲気を醸し出していました。
メインキャスト4人の内の男性3人はコミカルな役割を多く担っていて、意外と笑える所が多い作品になっていました。特に、不思議な設定のキャラクターを演じた松重豊さんの怪演が楽しかったです。
常盤貴子さんは立ち振る舞いは美しかったものの、台詞回しが硬くて作品の世界観に溶け込んでいないよう感じました。
満足度★★★★
浮揚感
なぜかふわっと浮いているような感じだった。松本氏の術中に身も心も取り込まれ、心地いい気分の2時間であった。役者も八嶋智人さん、片桐仁さん、常盤貴子さん、みな素晴らしく、特に松重豊さんが当たり役であったように思われた。
寺山修司さん没後30年だそうだが、生前のことは名前だけしか知らないが、今でも時代のずれはまったく感じさせられることはなかった。