ミームの心臓プロデュース演劇企画公演
ハイブリットハイジ座(早稲田)×ミームの心臓(慶應)×四次元ボックス(日藝)
実演鑑賞
王子小劇場(東京都)
2013/05/02 (木) ~ 2013/05/08 (水) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.heart-meme.com/focus/
期間 | 2013/05/02 (木) ~ 2013/05/08 (水) |
---|---|
劇場 | 王子小劇場 |
出演 | |
脚本 | 天野峻(ハイブリットハイジ座)、酒井一途(ミームの心臓)、菊地史恩(四次元ボックス) |
演出 | 天野峻(同上)、岩渕幸弘(思出横丁/ミームの心臓演出)、菊地史恩(同上) |
料金(1枚あたり) |
1,700円 ~ 2,800円 【発売日】2013/03/02 一般 2,500円 / U24 1,700円 ※三作品すべてを鑑賞できるチケットです。一作品のみでの販売はありません。 ※U24は24歳以下どなたでも対象となります。 ※当日券の料金は各300円増。開演二時間前までのご予約は前売料金にてご案内します。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2013年5月 2日(木) 19:00 3日(祝) 15:00/19:00 4日(祝) 11:00/15:00 5日(日) 11:00/15:00/19:00 6日(祝) 11:00/15:00 7日(火) 15:00/19:00 8日(水) 11:00/15:00 ※受付は開演の30分前、開場は開演の15分前に変更となりました。ご了承ください。 |
説明 | 【【 売行大好調につき、5月5日(日)11時開演の回、追加公演が決定しました! 】】 学生演劇の枠を早々に飛び越え、大学外の劇場で活躍し実力を振るう三劇団の競演! 【神話】をテーマとして、各団体一時間の作品を三本立てにて一挙上演します! ハイブリットハイジ座 (早稲田) × ミームの心臓 (慶應) × 四次元ボックス (日藝) 大人しくなった昨今の演劇界、祝祭的かつ混沌とした空間を生み出す刺戟的作品を引っ提げ、ゆとりに叛逆した平成世代が新たにいま時代を築き上げるべく旗を掲げます。 弱冠二十一歳、主宰たちの描く鮮烈な世界をお見逃しなく! 酒井一途(プロデューサー/ミームの心臓主宰) -------------------------------------------------- ◆各団体作品紹介(上演順) 【ハイブリットハイジ座 早稲田大学】 『皮にパンク』(作・演出:天野峻) 一億総ミーハー化、このツルツルテンな超混沌時代のさなか 「深みのある人生を送りたい」という浅く薄く切実な願いを叶えるべく薄皮数枚重ねて深みを偽装してみるのはどうだろう。積まれた薄皮数枚にミーハーが見るのは犬か、人生か、はたまた犬の人生か。愛と運命と皮とが渦巻く物語。皮に関する物語ではなく皮を重ねた物語。 【ミームの心臓 慶應義塾大学】 『東の地で』(作:酒井一途 演出:岩渕幸弘) 人間は結局、その罪から自由になることはなく、世界は分裂と対立に終わる。それが祝福に満ちた天地創造にはじまる原初物語の結論である。ならば何故われわれはこうも苦しみ足掻きながらも、生まれてくることをやめないのだろう。何故われわれは心の奥底では愛を欲しながらも、真実から目を背けてしまうのだろう。ほんとうに守らなければならないものは、何だったんだろう。ミームの心臓、初の二人芝居。性差を超えた恋、死者へと向かう愛、そして、死の欲動との対面。 【四次元ボックス 日本大学藝術学部】 『cicada』(作・演出:菊地史恩) 世界70億人の人間が居て、みんなそれぞれの人生を歩んでいる。その70億人には70億通りの人生があって、金持ちもいれば、貧乏人もいて、サラリーマンやってる人もいれば、テロリストやってる人もいる。誰しもが半ば強制的にこの世に生を受けてから死という最終地点に至るまでの間でしか人生を描くことが出来ないのだから、男も女も、ゲイもレズもバイも誰も彼も、もっとけたたましく求めても良いのではないかな。7日間しか生きることが出来ない、蝉のように。 -------------------------------------------------- ◆推薦コメント(敬称略/五十音順) 【坂手洋二(劇作家・演出家/燐光群主宰/日本劇作家協会会長)】 酒井一途さんは、私の数少ない大学の後輩である。とはいっても私の息子と一歳違いだから、親子の年代差なのだが。慶應義塾大学出身の演劇人は劇団四季や新劇の時代とは違って、小劇場時代からは、少ない。つかこうへいさんも早稲田で演劇をしていたし、私も大学二年からは学外で演劇をしていた。酒井さんは、もともとから大学や世代の枠に囚われず活動しているようだ。そうした視野の広がり、柔軟さと真摯な頑固さが、酒井さんの身の上である。今回は「神話」だそうだ。なぜ「神話」なのか、私にはさっぱりわからない。大切なことは、「神話」には、「神話一般」はないということだ。「神話的」と「神話」も、まったく違うことだ。演劇が描くものは「具体」でしかない。その辺りの手続きを間違うと、大いなる矛盾、自家撞着の罠が待っている。おおいに悩んで、激しく苦しんでくれ。 【滝内泉(プロデューサー/劇団四季『ライオンキング』日本公演立ち上げ、So-netブロードバンドシアタープロデュース等)】 こんな小さな劇場で、こんな古い手法に真正面から体当たりし、 こんなにも真っすぐにメッセージを伝えてくる若者がまだいたのか! 青臭くも鋭く、熱く伝える酒井氏の才能に強い嫉妬を覚える。 物語の根源である神話を、どう切り取りぶつけてくるのか? その挑戦を目撃せずにはいられない。 【仲村和生(ネビュラプロジェクト/キャラメルボックス チーフ・プロデューサー)】 「ミームの心臓」の名は随分前から知っていた。もう何年も噂を聞いていたような気がするのに、まだ結成して2年で、酒井一途は二十歳になったばかりというから驚かされた。ここ数年、二十代の才気溢れる演劇人に注目していたが、その中で最も若いひとり。作家としての彼は品があり、演出家としての彼は懐が深い。そればかりか、プロデューサーとしての彼の企画には、胆力のような強さがある。願わくば野外で観てみたい大胆企画なのだが、王子小劇場も懐の深い劇場だから、きっとトンデモナイことになるだろう。大いに暴れて欲しいものだ。 -------------------------------------------------- ◆企画公演【focus.】とは? ミームの心臓主宰の酒井一途が新たに旗揚げしたプロジェクト。 気鋭の若手団体を募り、与えられた特定のテーマから自由に創作、合同で上演を行う。参加団体が複数あることによって、多面的な視点で世界を眺めることができ、より幅の広い作品を観客に提示できる。 また参加した団体同士が切磋琢磨することで企画そのものの熱量が上がり、単独公演では生み出せないような祝祭的なイベント性を伴った空間を作り出すことを企画のコンセプトとする。 第一回である本公演は「神話」をテーマに掲げ、現代社会へと切り込む。綺羅星のごとく現れシアターグリーン学生芸術祭にて最優秀賞を受賞した早稲田大学の「ハイブリットハイジ座」、同じくシアターグリーン学生芸術祭にて500名を越える動員を叩き出して劇団主宰が特設賞であるプロデューサー賞を受賞した慶應義塾大学の「ミームの心臓」、企画公演『学生版日本の問題』において観客の圧倒的支持を得てその名を知らしめた日本大学藝術学部の「四次元ボックス」、以上三団体でお送りする。 |
その他注意事項 | ※受付・開場は、初回団体の開演30分前です。上演時間は各団体1時間前後、作品間に休憩を挟みます。休憩中の劇場への入退場は自由です。 ※公演はハイブリットハイジ座→ミームの心臓→四次元ボックスの順番で上演します。 ※ご都合にあわせて二団体目、三団体目からご入場いただいても構いませんが、各回入替制のため、引き続いて次の回の一団体目を鑑賞することはできません。 各団体の上演開始時間は以下を予定しております。当日の状況により開演時刻が多少前後する可能性がございますのでご了承ください。 朝公演:11:00~ハイジ座、12:10~ミーム、13:20~四次元 昼公演:15:00~ハイジ座、16:10~ミーム、17:20~四次元 夜公演:19:00~ハイジ座、20:10~ミーム、21:20~四次元 |
スタッフ | 照明 山﨑佳代 / 音響 中村光彩(思出横丁) /音響操作 江田健太郎/ 舞台美術 村上薫 / 宣伝美術 サノアヤコ 舞台監督 小川陽子 / 舞台監督補佐 臼田典生 / 当日運営 永田フネ / 広報 一ノ瀬貴志/制作協力 里見真梨乃 企画・製作 ミームの心臓 / プロデューサー 酒井一途 |
学生演劇の枠を早々に飛び越え、大学外の劇場で活躍し実力を振るう三劇団の競演!
【神話】をテーマとして、各団体一時間の作品を三本立てにて一挙上演します!
ハイブリットハイジ座 (早稲田) × ミ...
もっと読む