蒙古が襲来 公演情報 蒙古が襲来」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-6件 / 6件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/03/15 (土) 18:00

    かっての東京サンシャインボーイズがやってくる。当時の華々しい活躍を知っているので期待が大きかった。懐かしい俳優たち。対馬に蒙古が襲来してくるといいながらやってこず、島民は日常の生活に戻る。

    ネタバレBOX

    俳優たちも年をとった。かっての躍動感溢れる動きを感じることは少なかった。ただ楽しく演技をされ伝わるものがある。最後、突然蒙古が襲来して一瞬に日常の生活をしている全島民があっけなく死んでいく。今、日本が置かれいる状況が暗示されている気がした。三谷幸喜作品では珍しく、メッセージが重く伝わる。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     良質なシチュエーション・コメディ。梶原善と宮地雅子カメの夫婦が住む苫屋に、遠くに行っていた兄トラジ・相島一之がひょっこり帰って来る。が、兄は家には遠慮してはいらない。兄の幼馴染の小林隆は村の仕切り屋で、「これから鎌倉の偉い人が来て話をする」と、庭に集会の準備をする。うさんくさい占い師のおばば・吉田羊がうろうろ。

     そこへ村長の西村まさ彦。さらにカメの元恋人の甲本雅裕が20年ぶり?に帰ってきて、小林隆は「カメには言わないように」と自分で言っておいて、あっさりカメに教える。つまり、最初っから三角関係のトラブルを起こしたいのである。この三角関係、梶原と甲本のいじましい再会が見どころ。

    鎌倉の武士・小原雅人は「浜に外国人の死体があったはず、誰が隠した」と詮議する。それは蒙古が襲ってくる前触れだと。死体があったのかなかったのか、誰が知っているのかで、またひともめ。(ここらへんは2か月後に記憶で書いているので怪しい)

    傀儡氏の二人組阿南健治と西田薫がやってきて、怪しげな見世物をし、小屋の中からは大宰府から来た貴族の客人の声(亡くなった伊藤俊人)「本当にすいませんでした」しか言わず、「ほかのことが言えないのか」と突っ込まれても「本当にすいませんでした」と。笑える。

    ネタバレBOX

    外国「ムクリ」の言葉というのは、実は「土佐弁」。朝鮮に流されたのではなく、土佐に流されただけとは笑えた。また、旅芸人も、大宰府からの偉い人も、実は島の防衛に駆り出された囚人たち。船が難破して漂着したのをいいことに、脱走を図っていた。

    「いくさの火種を作っておいて、自分勝手に使いのものを追い返しておいて(それでいくさのそなえをしろ、ぎせいになってもしかたがないは)あまりに無責任ではないですか」
    人はいつ死ぬかわからない、戦はいつ起きるか「いつかとはいまなのでございます」
    みんな死んでしまった後に、吉田羊だけが残されて呟く「いくさとは、成し遂げたかもしれない可能性を絶ってしまうこと」。こうしたセリフに三谷幸喜の良識が見えた。敵の攻撃に備えて準備が大事、という軍拡擁護論に陥らないでよかった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    東京サンシャインボーイズの歴史を知らない分、
    フラットな気持ちで観劇できた。

    最初から最後までフフッという小笑いばかり。
    動きや顔芸で笑わせるのがやはり合わない。
    ニール・サイモン作、三谷幸喜演出『23階の笑い』と同じ状態になっていた。

    ネタバレBOX

    最後は。これで終わり?という驚きだった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    三谷さんの舞台をたくさん見ているわけではありませんが、今回はラストのおババの言葉に想いが集約されているのかなと思えました。
    他の舞台でもああ言うシーンはありましたが、どうやってああなっているのか未だに分からない私です。
    チケットが当日引き換えになってしまい(それでも取れただけマシかも)双眼鏡を持参しましたが、交換したチケットが思いがけず通路より前だったので良かったです。座席ってどうやって決まるんだろうと思ってしまったことでした。

    ネタバレBOX

    三谷さんの舞台だから、蒙古が襲来しても笑ってなんとかなってしまうのだろうと思っていましたが、なんとかならなくていささかショックではありました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/02/19 (水) 18:00

    いろいろと話題の公演だが、ベテランが集まって味のある舞台。(3分押し)109分。
     鎌倉時代の対馬の村で(と劇中で分かる)、蒙古が攻めてくるのでは、と騒ぎになってる顛末…、の物語。笑いを目指したというより、同窓会の要素が大きく、役者陣を活かそうとする脚本だが、終盤がビックリ。優秀な反戦劇になっていると思うが、予想してたものとは一寸違った。三谷幸喜って動きで笑わせる人だったかな、の気持が残る。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/02/16 (日) 13:00

    当日券を求めて電話をかけて、結局キャンセル待ち。
    それでも12人は当日券が回って来て、観劇出来た。
    当時の生活を想像しながら、面白おかしく楽しめました。

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