劇団キンダースペースレパートリーシアターVol.31
-落語 夢の酒、天狗裁き、芝浜より-
実演鑑賞
劇団キンダースペース アトリエ(埼玉県)
2012/10/10 (水) ~ 2012/10/14 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.kinder-space.com/
秀逸な演技力 物語も面白く、役者さん達の素晴らしい演技力に酔いしれました。好みは芝浜。夫婦の心の機微が絶妙に二人の表情に映し出され心温まるお芝居でした。
満足度★★★★★
0 2012/10/14 18:18
期間 | 2012/10/10 (水) ~ 2012/10/14 (日) |
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劇場 | 劇団キンダースペース アトリエ |
出演 | 瀬田ひろ美、深町麻子、大桑茜、森下高志、朝日望、桝谷裕、西村剛市 |
脚本 | 坂上朋彦 |
演出 | 坂上朋彦 |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 3,300円 【発売日】 チケット/ 前売券 3,000円 ペア券 5,700円 養成所割引券 2500円 学生割引券 1500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 10月10日(水)19:30 10月11日(木)19:30 10月12日(金)15:00/19:30 10月13日(土)15:00/19:30 10月14日(日)15:00 |
説明 | 劇団キンダースペース新進若手演出家 坂上朋彦が、新作「夢のあとさき」を発表・上演! 今回は落語三題をモチーフに、「夢」をめぐる夫婦の在り方を面白く描きます。 坂上は過去に「とある出来事」でロシアの短編を題材に人間の存在を乾いた笑いにして演劇化し、また「明け暮れ狂騒曲」では貧困のどん底にいる者たちのねじれた愛情を描きました。 今回、原作には「夢の酒」「天狗裁き」「芝浜」といずれも有名な落語の題材を選び、演劇として立ち上げ、三作品に共通するテーマである「夢」と「夫婦」の存在を、小さな西川口のアトリエ空間に浮き彫りにして参ります。 世の中、いろいろありますが 何事も縁というものに尽きますようで…… 縁と言えば、夫婦 出雲の神の縁結び、なんて言いますが 不思議な縁で結ばれた、男と女 長き旅路の間には、もつれ合い、化かし合い、神様の了見をも上回る これもみな縁の為せる業ですから、致し方ないことで…… 落語3題をベースにした新作です! 【あらすじ】 ・「夢の酒」 夫が居間で、ニタニタ笑いながら転寝をしている。それを見た女房がどんな夢を見ているのか気になり、夫を起こす。夫が言うには、ひどいにわか雨に遭い、軒下で雨宿りをしていたら。中からこの世の者とは思えない程の美しい女性が現れ、家に上がって休んでいって下さいと言われた……と。それを聞いた女房は……。 ・「天狗裁き」 不精な夫が女房に言われる。「ゴロゴロばかりしてないで、何か商売のことでも考えたら! 隣の主人はいい夢を見て、商売大繁盛だよ。だから、あんたも何かいい夢をお見よ!」強引に寝かされた夫は、ウトウトとまどろむ。そこで女房が、夫を起こしどんな夢を見たんだいと聞く。夫は見てないと言い、女房は見たに決まってるという。夫婦喧嘩になり、近所のものや、大家、果ては奉行や天狗までが仲裁に入るが……。 ・「芝浜」 酒ばかり飲んで怠けている夫に女房は、仕事に行ってくれと泣きつく。しぶしぶ夫は、仕事に出かけるが、その道中で皮の財布を拾う。その中には五十両という大金が入っていた。夫は仕事に行くのを止め、また家で酒を飲みだす。翌朝、再び女房に仕事に行ってくれと言われる。夫は、昨日拾った五十両があるんだからもう働く必要はないと言うと、夢でもみたんだろうと女房……。夫は現実の生活を突きつけられる。 |
その他注意事項 | 未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。ご了承ください。 |
スタッフ | 美術 西村有加 照明 篠木一吉 音響 三枝竜 照明操作 中村智也 音響操作 林修司 チラシデザイン 古木杏子 |
今回は落語三題をモチーフに、「夢」をめぐる夫婦の在り方を面白く描きます。
坂上は過去に「とある出来事」でロシアの短編を題材に人間の存在を乾いた笑いにして演劇化し、また「明け暮れ狂騒曲」では貧困のどん底に...
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