Potluck Theater 新作公演
Osamu Dazai Remix
実演鑑賞
スタジオ犀(石川県)
2024/08/01 (木) ~ 2024/08/03 (土) 公演終了
上演時間: 約1時間15分(休憩なし)を予定
公式サイト:
https://potlucktheater.com/osamu-anthem/
期間 | 2024/08/01 (木) ~ 2024/08/03 (土) |
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劇場 | スタジオ犀 |
出演 | 梨瑳子、時田光洋 |
脚本 | 原作 太宰治、Potluck Theater |
演出 | 島貴之 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 5,000円 【発売日】2024/07/01 料金:(全席自由席) 一般前売 3,000円(一般当日 3,500円) 高校生以下前売 1,000円(高校生当日 1,500円) オサム割 1,000円(お名前が“オサム”の方、漢字は問いません。※ご来場時、お名前のわかるものをご提示ください。) 応援チケット 5,000円 小学生 無料 ※未就学児入場不可 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 8月1日(木) 19時 8月2日(金) 19時 8月3日(土) 13時/18時 |
説明 | 太宰治の様々な文芸作品を構成して舞台化します。 待つ|秋風記|猿ヶ島|かすかな声|葉|きりぎりす|ヴィヨンの妻|美男子と煙草|女生徒|悶々日記|燈籠|一つの約束|走れメロス|チャンス|など 読者に共感と慰めをもたらす登場人物たちの姿を、彼らが生きたひとりひとりの”その日”を集めて、OSAMU ANTHEM(応援歌)として綴ります。悩みや困難に直面する”いま”の私達の為に。 ++++++++++ やさしくて、かなしくて、おかしくて、気高くて、他に何が要るのでしょう。(『晩年』に就いて) * 人間は、みな、同じものだ。なんという卑屈な言葉であろう。(「斜陽」) * 人間三百六十五日、何の心配も無い日が、一日、いや半日あったら、それは仕合せな人間です。(「 ヴィヨンの妻」) * 文化と書いて、それに文化(ハニカミ)というルビを振ること、大賛成。私は優という字を考えます。これは優(すぐ)れるという字で、優良可なんていうし、優勝なんていうけど、でももう1つ読み方があるでしょう?優(やさ)しいとも讀みます。そうしてこの字をよく見ると、人偏(にんべん)に、憂ふと書いています。人を憂へる。ひとの寂しさ侘しさ、つらさに敏感な事、これが優しさであり、また人間として一番優れている事ぢゃないかしら、さうして、そんな、やさしい人の表情は、いつでも含羞(はにかみ)であります。私は含羞で、われとわが身を食つてゐます。酒でも飲まなけや、ものも言へません。そんなところに「文化」の本質があると私は思ひます。「文化」が、もしそれだとしたなら、それは弱くて、敗けるものです、それでよいと思ひます。私は自身を「滅亡の民」だと思つてゐます。まけてほろびて、その呟きが、私たちの文学ぢやないのかしらん。(手紙・河盛好造 宛) * 愛は、この世に存在する。きっと、在る。見つからぬのは、愛の表現である。その作法である。(「思案の敗北」) |
その他注意事項 | |
スタッフ | 構成・演出:島 貴之 出演:時田 光洋、梨瑳子 美術:島 貴之 舞台監督:本庄亮 協力:劇団アンゲルス、西よしお 助成:アーツカウンシル金沢 主催:Potluck Theater |
待つ|秋風記|猿ヶ島|かすかな声|葉|きりぎりす|ヴィヨンの妻|美男子と煙草|女生徒|悶々日記|燈籠|一つの約束|走れメロス|チャンス|など
読者に共感と慰めをもたらす登場人物たちの姿を、彼らが生きたひとりひとりの”その日”を集めて、...
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