キャロリング 公演情報 キャロリング」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    久々に泣いた~
    有川浩があてがきで書き下ろした贅沢な作品。
    キャラメルに限りなく近いけどキャラメルとは違うテイスト。
    役名は自分で決めたらしいけど、ももこさんの役名も自分で考えたのかな(笑) 
    有川先生はよく観てるなぁという印象。
    畑中くんは悪役っぽい方が格好いいし、あつをさんは天然な役のほうが魅力的。
    成井さんとは違うファン寄りな視線でキャラ設定してくれているのが良かった。
    しかし、菅野さんはあれでいいのか(笑)
    そしてなんと言っても林貴子ちゃんの少年が秀逸!
    ただ、これだけあてがきだと再演難しくない?

  • 満足度★★★★★

    いろんな感情が
    2時間の間に泣いて笑って、いろんな感情があふれていました。観やすい舞台だと思います。

    ネタバレBOX

    主人公の会社は倒産、預かっていた子供の親は離婚と、ハッピーエンドばかりじゃないのに、観たあとハッピーな気分になれるのはよいと思いました。
    終盤の誘拐はちょっと突飛な展開だと感じましたが、悪い結果にはならないと予想できたので安心して観ていられました。
  • 満足度★★★

    全盛期の雰囲気ふたたび…
    全盛期の作品群はこんな雰囲気だったなぁ、な感じ。
    「悪役」も私利私欲のためでなく、誰かのためあるいは止むを得ずにそうするあたりとか。
    が、冒頭の「もったいない」に関する良い台詞のすぐ後の主人公には今一つ共感できず、違和感が…。

  • 満足度★★

    うーん
    この話、演劇で観なくてもいいかなぁと思ってしまった。小説やドラマ的なストーリーでした。
    観た後、確かに元気になったしそこそこ楽しめたけど。

    余りに現実的じゃなさすぎて、話についていけなかったのとか。
    たぶん好みの問題も大いにあると思います。

  • 満足度★★★★★

    今、旬!原作は『図書館戦争』有川浩のキャラメル劇団員当て書き新作小説!
    原作は『図書館戦争』有川浩のキャラメル劇団員当て書き新作小説!

    倒産により閉鎖寸前の学童保育・子供服会社に勤める元婚約者同士の二人と
    離婚寸前の夫婦と息子を中心に、やはり倒産寸前の整骨院、闇金融など
    周囲の人々のクリスマスまでの物語。

    SFでもない、ファンタジーでもない、現実社会の身近な話で、
    しかも、安易なハッピーエンドに落とさない。

    一見してキャラメルっぽくないような話でありながら、
    笑って泣けるクリスマスの青年と少年の成長物語は、
    まぎれもなくキャラメルらしい感動の一編になっている。

    これまではコメディレリーフ担当の脇役が多かった前田綾を 純粋なヒロインに据えて、
    また、ヒールやクールな役が多い大内厚雄を、ひ弱なダメ夫を、
    主役級で好青年役の多い畑中智行、多田直人を闇金のやくざを 演じるなど、
    これまでにない配役が新鮮でとても良かった!

    劇団の良いカラーを伸ばしつつ、新たな挑戦を続ける(特に震災以降)劇団の姿勢に感心しきりです。

  • 満足度★★★

    劇団と作家の素敵な出会い
    有川浩さんが劇団員と話しをして
    宛書された人物による作品だけに阿部さん前田さんがピッタリ
    恥ずかしい位の真っ直ぐな台詞も飛び出しますがそれもOK
    クリスマスに相応しい、優しいラブストーリと家族愛のマチッチング
    劇団と作家さんの相性がいいんでしょう。
    キャラメルさんは原作は他作家の舞台化が非常に良いと思います。
    終演後に読む「あの人からの手紙」を頂きました、
    3通の手紙が封入されていて、面白い試みだと思います。
    いいお話し好きには☆×5つなお話しです。
    悪人の設定はアレアレって感じですが(笑)許されるんでしょ

  • 満足度★★★★

    相変わらずレベル高い劇団。
    ちょっとネタばれ

    ネタバレBOX

    キャラメルボックスの【キャロリング】を観劇。

    言わずと知れた老舗の劇団。何度見ても外れなしのレベルの高い劇団。涙、笑い、感動、そして最も演劇らしい芝居を観たい方にはお勧め。

    経営悪化の為に、クリスマスに会社をたたむ社員達の話。
    その会社では児童を預かっていて、その児童の両親が離婚して、父親に会う事が出来ない為に、女性社員が母親に内緒でこっそりと児童を父親に合わせてあげるのだが、その事でとんでもない事件に巻き込まれてしまう・・・・。

    簡単なあらすじはこのような感じで、起承転結に富んだ、誰が観ても分かりやすいドラマ展開で安心して見ていられる。
    今作の面白い処は、主要な登場人物の殆んどの女性が自立していて、多大な借金を背負っている点だ。それは景気悪化の為に、父や夫が失業し、自堕落な生活の為に、借金を重ねた事が原因だ。現代の父権制度の崩壊を裏のテーマとして描いていて、その負の連鎖が原因で、とんでもない事件が起きてしまうのだ。ただ今作の見どころは、その事件が起きた原因は何か?という事を声高に描いてない事だ。あくまでもその事件によって登場人物達はどのような行動を取るか?という展開で、笑いや涙を誘っていく。あくまでも裏テーマを気が付くか?付かないか?は観客の視点次第だ。
    もう流石としか言いようのない戯曲である。

    演劇の本当の楽しみ方は、観客自身である!と作・演出の成井豊のメッセージを感じる。
  • 満足度★★★★

    すばらしい
    ライティング、役者の動き、簡素で合理的な舞台美術などよくできた芝居だ。もちろん内容もよく練ってあり、楽しい2時間だった。すべてがスマートな演出であった。

  • 満足度★★★★★

    少年
    小学校6年生の男の子に本当にみえました。
    楽しいクリスマスがむかえられますね。

  • これは反則でしょう
    結果から言います。素晴らしい。その一言です。これだから観劇はやめられない。

    今回のキャラメルボックスは、映画「阪急電車」やドラマ「フリーター家を買う」等の原作を書かれており、今や現代小説界のヒットメーカーであられます、有川浩先生とのコラボ作品。

    ストーリーは色々なところで紹介されている通りなのですが、人と人とが強い絆でつながっていくその様子に涙が自然と流れました。それは、僕だけではなく他のお客さんもそうだったみたいで、客席のいたるところからすすり泣きが聞こえていました。観劇してこれだけ泣いたのは初めてです。

    関西は本日で千秋楽だったため、あとは東京公演のみなのですが、もう一度観たいと思わせる素敵な作品でした。

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