満足度★★★★
ペロッペロッ
モモ…そうか…私の中にもいるのかな?いるんだ!いろんな物語が交差しながら大人の社会を見せつける子供用の芝居だったような。外交員BLW/553/Cにスポットあてた、っていうのが佃さんの作風らしかったです。ちょっとブラック的な風刺的な。会場に響き渡る子供の笑い声っていいですよね。こっちまで笑ってしまいました。
うりんこ「モモ」観ました
馴染みのの劇団が地元にやってくるという、このヘンな緊張感(汗)。開演前から100人近い行列が(7割は子供)。
軽妙な掛け合いで話を転がす、語り手の二人(外交員と亀)が名コンビ。世の中に疑いを挟まない大人たちのふところに飛び込んで、次々疑問を突きつけ、世界を見直させる、いろんな意味で純粋な存在の主人公。
実力高い役者陣と作・演出の提供する、演劇慣れしていない観客を飽きさせない仕掛けが、実はクライマックスに直結する衝撃。笑い、怒り、絶望、希望、現代、古典、いろんなものが舞台上の円形劇場に詰め込まれている(お伽草紙/戯曲かいっ!というシーンも)。
こどもと大人に揃って観てほしい舞台。