うりんこ「モモ」観ました
馴染みのの劇団が地元にやってくるという、このヘンな緊張感(汗)。開演前から100人近い行列が(7割は子供)。
軽妙な掛け合いで話を転がす、語り手の二人(外交員と亀)が名コンビ。世の中に疑いを挟まない大人たちのふところに飛び込んで、次々疑問を突きつけ、世界を見直させる、いろんな意味で純粋な存在の主人公。
実力高い役者陣と作・演出の提供する、演劇慣れしていない観客を飽きさせない仕掛けが、実はクライマックスに直結する衝撃。笑い、怒り、絶望、希望、現代、古典、いろんなものが舞台上の円形劇場に詰め込まれている(お伽草紙/戯曲かいっ!というシーンも)。
こどもと大人に揃って観てほしい舞台。