【INAGO-DX 短編演劇作品集vol.1】
【INAGO-DX 短編演劇作品集vol.1】
実演鑑賞
山小屋シアター(広島県)
2024/06/21 (金) ~ 2024/06/23 (日) 公演終了
上演時間: 約1時間15分(休憩なし)を予定
公式サイト:
https://twitter.com/dx_inago
期間 | 2024/06/21 (金) ~ 2024/06/23 (日) |
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劇場 | 山小屋シアター |
出演 | 武田宜裕、山田健太、有田賢生 |
脚本 | 武田宜裕、天野順一朗 (劇団「放電家族」舞創集團「綺兵隊」) |
演出 | 武田宜裕 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,000円 【発売日】2024/04/20 日時指定・全席自由 ◎一般 前売2,500円(当日3,000円) ◎学生・U18・シニア・県外割 前売2,000円(当日2,500円) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 6月21日(金) 19:30 開演 sold out❗️ 6月22日(土) 15:00 開演/ 19:00 開演 6月23日(日) 11:00 開演/ 15:00 開演 |
説明 | 《上演作品》 第九回中国ブロック劇王優勝作品! 『死の後の言わせて』 作:天野順一朗 (劇団「放電家族」舞創集團「綺兵隊」) 演出:武田宜裕 出演:山田健太 有田賢生 イナゴゾンビ演劇の原点! 『ゾンビになった劇作家』 作・演出:武田宜裕 助っ人:山川愛美 出演:武田宜裕 書き下ろし完全新作! 『いきようよう』 作・演出:武田宜裕 出演:有田賢生 山田健太 武田宜裕 ★★★★★★★★ 「死の後の言わせて」 基本的にこの居酒屋チェーンは賑やかで、僕たちのテーブルだけ異様なシリアスさに包まれていた。店員を呼ぶのはボタン式ではなく、タンバリンを鳴らすという陽気なシステムで、僕は真顔でシャランランとそれを振り上げた。「やめろって」と相方が言う。僕らは芸人だ。でも今はシリアスだ。僕はシリアスにタンバリンを鳴らす。別に解散の話し合いをしているわけではない。僕が死んだ後のことを、話し合っているのだ。シャランラン。 「ゾンビになった劇作家」 劇作家のタケダケさん。ゾンビになったのに自意識過剰だけは変わらない。子煩悩でメンバー想いなところも。死が全ての終わりだとして、一般的に死者と言われているゾンビになったくせに、ロックのリズムで体を揺らし、台本の締切を気にしながら全裸で川面を見つめているタケダケさんを見ていると、「終わる」って何だろうと思う。演劇は、人生は、僕らの今はいつまで続くのだろう。 「いきようよう」 雲はタバコの煙でできてるって、先生は真顔で言った。全然真に受けなかったし立ち入り禁止の屋上で隠れて吸ってたのがバレた照れ隠しだろう。けれど。意気揚々と校庭でサッカーに興じる豆粒のような生徒たちを見下ろす僕が意気消沈して垂直落下するように空に昇っていった先が副流煙だらけの雲なら嫌だ。受動喫煙だし未成年だ。そう思うと行くのはまだ早い気がして、僕は先生が残したタバコの吸い殻を拾った。 ★代表・武田の独り言★ 「どの作品も「死」を扱ったものばかり」 先日のとある演劇イベントでそんな言葉を聞きました。 「人の生死を安易に描くな」 作家をやってるとそんな言葉を耳にします。 例えば「性」について正面から学びの場を一向に与えない日本の学校教育を目の当たりにして、生まれてから死ぬまで一生向き合うテーマなのになぁと溜め息をもらしたくなるように、どうしたって僕らは生まれて死ぬのだから(安易に扱っていいという意味じゃなく)、「今」を描こうものならみんな生き死に関することになるわけで。生まれてきた時を思い返して生き方を改めたり、死んだ時のことを想像し逆算して今を考えたり,ヒトの生き死にを語るのはいつだって「今」を話すことで、「今」を描くのが演劇の役目ならそりゃ生き死にを語らざるを得ないな、、、なんて書き始めたばかりの作家のようなことを呟いてしまうのは歳取っただけかもしれなくて、生き死にが身近になった時代、なんて言い方は好きじゃないくせに、元々一番身近で毎日向き合うものをうっかり遠ざけたり見ないフリしてるだけの自分は、それが身近になるにつれて、慌てて創作という都合の良い言い訳をしているのかもしれません。 そういうわけで、今回そんな作品をあえて集めたつもりはないのに結局どうしたっていつか触れざるを得ないものとして気がつけば選んだ作品たちが、皆さんの「今」に何かしら響いたら幸いです。 そう言い訳しておきます。 |
その他注意事項 | ※会場に駐輪場、駐車場はございません。 横川駅南口・北口の駐輪場、近隣の有料駐車場をご利用いただくか、(北口駐輪場はバイクも可)公共交通機関でお越しください。 ※会場にはエレベーターがございません。あらかじめご了承ください。 ※ お手洗いは会場に一つしかございません。あらかじめご用はお済ませの上、お越しください。 ※上演時間は約75分を予定しております。 ※学生・18歳未満・シニア(65歳以上)チケットをお求めの方は、学生証や年齢の分かるものの提示をお願いいたします。 ※中学生以下のお客様は、原則保護者または成人者の引率が必要です。 ※前売券完売の場合は、当日券は販売いたしません。 ※未就学児の入場はご遠慮ください。 ※やむを得ず出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 【観劇あんしんシート】 INAGO-DX短編演劇作品集Vol.1 ゾンビになっても死の後の言わずにいきようよう 演目別「観劇あんしんシート」をご用意いたしました。 ご観劇にあたり不安のある方は、ご参照ください。 ⚠️ネタバレを含みますので、ご了承の上でご覧ください⚠️ ※直下の画像は記入前のサンプルです。本シートは演目別に記載しております。 ご提供:さよならキャンプ様 ご不明な点、気になる事はmail、DMにてお気軽にお問合せください。inagodx.info@gmail.com 本シートはこちら👉 https://drive.google.com/file/d/1TrGfyy4P75OMjrFkFCUv7Qui63oEVMCe/view?usp=drivesdk |
スタッフ | 舞台美術:奈地田愛 照明:松村将嗣 照明アドバイザー:佐々木隆良(株式会社 篠本照明) 音響:岸本夏芽 舞台監督:池田典弘 衣裳:中川綾子 三浦有美 小道具:武田美由紀 江角昌美 宣伝美術:奈地田愛 宣伝動画:下前田碧 制作:宮川愉可 主催:INAGO-DX 制作協力:舞台芸術制作室無色透明 |
第九回中国ブロック劇王優勝作品!
『死の後の言わせて』
作:天野順一朗 (劇団「放電家族」舞創集團「綺兵隊」)
演出:武田宜裕
出演:山田健太 有田賢生
イナゴゾンビ演劇の原点!
『ゾンビになった劇作家』
作・演出:武田宜裕
助っ人:山川愛美
出演:武...
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