猴vol.9
猴vol.9
実演鑑賞
【閉館】カラビンカ(大阪府)
2002/06/08 (土) ~ 2002/06/09 (日) 公演終了
休演日:なし
上演時間:
公式サイト:
http://masira.cool.ne.jp/works/09savan.htm
期間 | 2002/06/08 (土) ~ 2002/06/09 (日) |
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劇場 | 【閉館】カラビンカ |
出演 | 玉川某、難波屍、友枝呪々、トビーホフ・ボルシチーノ、ザ☆愚麗斗多夢、二代目上岡龍太郎、与党マン、新田臣 |
脚本 | 新田臣 |
演出 | 新田臣 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 【発売日】2002/03/01 前売り、当日共 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ブラリレと並び第2期の代表作。 トイレ共同の安アパートの住人とサヴァン症候群の弟を持つ管理人の一夏を情緒たっぷりに紡いだ猴では珍しい作風。 茹だるような猛暑、リピートし続ける蝉の声、赤裸々になっていく人間のエゴ…。 拭いても拭いても滴り落ちる夏の汗の様に止め処なく溢れる生き難さを貴方も感じていませんか? ☆ごあいさつ☆(当日パンフより) 「世の中、バカが多くて疲れません?」てな感じのCMが昔あった。 ・・・疲れるよ。疲れるに決まってるじゃん? だって一党独裁で政治やってるバカな国に住んでるんだもん。 そんな年間3万人が自殺するキチガイ国家日本では 新生児の2%が先天的に障害を持って産まれてくるそうです。 更にその内の1%にも満たない確率でサヴァンは誕生するらしいのな。 もうさ、ほとんどフィクションに近くねぇ? 河童とか天狗と位置付け的には同じ存在。 だから超レア?即ゲット?みたいな? ・・・バーカ。 他人の不幸面白がってよぉ、見世物にして何様のつもりだよ? 珍しいモン見つけたからって別にテメェがスゲェって事じゃねぇだろ? サヴァンだってよ、どんな優れた能力持ってても結局役には立たねえじゃんよ? だって産まれつきバカじゃん?考える能力0じゃん? だからさ、そっとしといてやれや。な?テメェの為に利用すんな。 ・・・とまぁ、ある大学教授の論文読んで腹立ったんでサヴァンを題材にしてみました やってること一緒って?違う違う。 だって興味無ぇもん。サヴァンなんて。 阪神百貨店の美味しい稲荷寿司の方が俺には全然ドラマチック。 笑って許せや。お互いバカ国家のバカ国民じゃん? 本日はご来場頂き、誠に有難う御座います。 KING of FUCK 新田 臣 『だけど、夏はそうめん』(販売用ビデオ添付コラム) サヴァン。 ブラリレと共に人気のある作品。 特にメンバーからの評価が高い。 もっと他の作品にも愛情持とうよ皆。な? 個人的には実在するものを題材にするのはちょっと苦手。 読んだり調べたり大変。 どうしても矛盾も出てくるし。 現実と虚構のギャップ。 それにギャグが入れにくい。 …とかいいながらラスサパで死刑制度とかやってるけど。 それはまた別の話。 事実は時として虚構より面白い。 ならば事実の隙を突いた虚構は更に面白いのではと。 「覚える=忘れる能力が欠如してる」。 これが猴的見解。 記憶力が異常に発達してるってのはそういうこと。 他の能力が著しく低いのがいい証拠。 全国の駅の名前なんか知らなくていい。 歴代の首相の名前も必要無い。 極端にいえば九九だっていらない。 一つ一つ足せばいいじゃん時間かかってもさ。 それより大切なのは真実を見極めること。 自分の目で、自分の手足で、自分の脳で 見て、感じて、知ったことこそ真実。 それこそが、否それのみが真実。 虚構に生きる我々にとっては、板の上で起こることが全て。 あの日確かに感じた。 自分達は間違ってはいないと。 だから今まで続けてきた。 そしてこれからも。 暑い夏だった。 忘れたくても忘れられない夏。 曲の編集中、無限に続くセミの鳴き声に発狂しそうになったり。 ダンスの稽古場から芝居の稽古場に移動する毎日だったり。 その移動中並んで歩く2代目上岡龍太郎と一言も口を聞かなかったり。 チャイナドレスの領収書切る時恥ずかしかったり。 ニッカポッカを買いに行った店でガテン系の店員に怒られたり。 とにかく暑い夏だった。 暑くて熱い夏だった。 毎年自分に言い聞かす。 そりゃ色んなことがあるし。 だけど、夏はそうめん。 それでいいじゃない。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 照明 猴 音響 キシ トオル 舞台・小道具 友枝 呪々 衣装 難波 屍 宣美 トビーホフ・ボルシチーノ 作詞 新田 臣 作曲 トビーホフ・ボルシチーノ 制作 OFFICE MASIRA |
トイレ共同の安アパートの住人とサヴァン症候群の弟を持つ管理人の一夏を情緒たっぷりに紡いだ猴では珍しい作風。
茹だるような猛暑、リピートし続ける蝉の声、赤裸々になっていく人間のエゴ…。
拭いても拭いても滴り落ちる夏の汗の様に止め処なく溢れる生き難さを貴方も感...
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