演劇

猴vol.10 マシライブ

曙町ふれあいフェスタ

実演鑑賞

【閉館】カラビンカ(大阪府)

2003/02/15 (土) ~ 2003/02/16 (日) 公演終了

休演日:なし

上演時間:

公式サイト: http://masira.cool.ne.jp/works/010akebono.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
記念すべき10回目、第2期猴最後の公演。
曙町主催のお祭り。 そのステージに立つはずのガールズバンドのボーカルは控え室に入った途端、他メンバーのドタキャンに気付く。 急遽寄せ集めたメンバーはクセ者ばかり。
果たしてステージは成立するのか?
そして『ふれあいフェスタ』とは…?

毎回事...

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公演詳細

期間 2003/02/15 (土) ~ 2003/02/16 (日)
劇場 【閉館】カラビンカ
出演 玉川某、トビーホフ・ボルシチーノ、ザ☆愚麗斗多夢、与党マン、新田臣
脚本 新田臣
演出 新田臣
料金(1枚あたり) 1,500円 ~
【発売日】2002/12/01
前売り、当日共
公式/劇場サイト

http://masira.cool.ne.jp/works/010akebono.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 記念すべき10回目、第2期猴最後の公演。
曙町主催のお祭り。 そのステージに立つはずのガールズバンドのボーカルは控え室に入った途端、他メンバーのドタキャンに気付く。 急遽寄せ集めたメンバーはクセ者ばかり。
果たしてステージは成立するのか?
そして『ふれあいフェスタ』とは…?

毎回事前にお客さんに書いてもらったお題をランダムに選び、即興で歌詞を作りオリジナル曲を作るアドリブシーン。
作り込み系の猴ではタブーとされてきたアドリブを敢えて採用。


☆ごあいさつ☆(当日パンフより)

ついに10回目の公演ですよ、猴が。
思えば97年の旗揚げ以来、数々の駄作を排出して参りました。
本番1週間前に劇場からクレームがついて貸してもらえず、自宅で敢行した『ACT or DIE!』
照明さんを雇うお金が無くて暗闇で演じた『meism』
全裸になる為だけにストーリーを考えた『bloodrelation』

…いろんなことがありました。その間、述べ18人の社会生活不適合者が
マシラーとして参加し、そして多くの者が猴を見限り去っていきました。


いいよなぁ。他に居場所があるヤツは。

だって他に出来ること無いし。楽しくねぇのよ全然。生きてんのが。
…だったら死ねって?わかってるよそんな事は。
言われなくても死ぬっつうの俺もお前も。絶対に。

それまでどうやってヒマ潰そうが俺の勝手だろうが?あぁ!?

いつか本気で笑えたら、その時死のうと思います。

猴、あと何回出来んのかなぁ?


本日はご来場頂き、誠に有難う御座います。
憐れみの目で観て、優越感に浸って貰えれば幸いです。

…あー、息すんのもめんどくせぇ。

KING of FUCK 新田 臣


『窮鼠我が身を噛む』 (販売用ビデオ添付コラム)
客席から芝居を潰す程簡単な事も無い。
例えば暗転の度に懐中電灯で舞台を照らす。 前説で音は注意しても明かりを禁止することは稀だ。
背中に蓄光塗料で卑猥な文章を書き、最前列を何人かで陣取るのも一興。 客電が落ちればずっと光ったまま。
くだらないギャグにハマった振りをして終演まで笑い続ける。 笑わせておいて笑うなとは言わせない。
過剰な拍手。 合いの手。 発作を起こして倒れる。  些細なハプニングで舞台は止まる。
客席にも敵がいる猴ではそんな不測の事態を想定して様々なシミュレーションを繰り返した。
しかしハプニングは客席からとは限らない。 むしろ舞台上で起こる事のほうが多い。
役者間の意思の送球ミス、あるいは役者個人に降りかかる不幸。
セリフを噛む、飛ばす、捲くる。 その結果引き起こる最悪の事態…素に戻る。

アナーキーでフリーキーな猴の数少ないルールの1つ。 アドリブ厳禁。
過去の公演でセリフを飛ばしたある女優。 機転を利かせてすぐにアドリブでフォローしてあげた。
状況が掴めず呆然とする女優に業を煮やし睨みつけた瞬間発した禁断の一言「…スイマセン」。
それ以来自分の中でタブーとした。 期待した自分が悪い。 
そもそもアドリブが拾える連中なら今までこんなに苦労していない。

では何故にタブーを犯したのか? 正直に言おう。 時間が無かった。

時間もお金もネタも無くて。 何よりモチベーションが低すぎて。
それでも幕は上がる。 こちらのテンションがどうであれ演劇興行に待ったは無い。
幸いにしてマシライブ。 実験的内容と銘打てば大概は許される。
こうなりゃヤケだ。 せめてこの機会を有効に使おう。

身を持って知ろうじゃないか。 アドリブに頼るとどうなるのかを。
窮鼠我が身を噛む。 立てた中指で目を突き悶絶。 リアル猴イズム。

確かにウケた事はウケた。 しかし拭い切れない罪悪感。
心に深く刻み込む。 2度と猴ではやるまいと。
記念すべき第10回公演がこの有様。 苦笑い。

…思えばこの人生こそがアドリブのようなものだ。
その他注意事項
スタッフ 照明 猴
音響 与党マン 新田 臣
制作 OFFICE MASIRA

…thanks to no one.

[情報提供] 2007/07/31 22:27 by KING@猴

[最終更新] 2007/08/17 17:10 by KING@猴

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チケット取扱い

この公演に携わっているメンバー1

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マシライブ。 全体の1/3をアドリブで構成。 それで...

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