満足度★
退屈でした
冒頭の病院らしきシーンで「腰の曲がった老人」の演技などで人が行きかうところでどうも白けてしまい、その後最後までその印象がくつがえされることはなく、お芝居に全然引き込まれないまま傍観的な観劇となりました。
効果音を声でやるのはおもしろいと思いましたが、雑踏・ばたん・ぽち、ばっかりですぐに飽きました。
あと、暗転→音楽→蛍光灯の演出が唐突にまぶしく、環境的に過酷でした。
満足度★★★★
驚くほど真摯な作り込み
アングラっぽい劇団名の印象に反してとても真摯な姿勢で芝居を作っていると感じられた。コメディエンヌな印象が強かったピンク地底人2号が堂々たる女優ぶりを示していて、ああこの人実はすごいんだと感心した。効果音をすべて役者たちが声で出す手法は、最初はちょっとうっとおしく感じたものの、慣れてくるとだんだん心地よくなった。あの舞台の真ん中に座って目を閉じて空間を感じたい気分だった。
満足度★★★★
「作り物の音」に囲まれた「作り物の物語」
「虚構」と「虚構」、「虚構」と「現実」、「現実」と「現実」の境目が曖昧になっていく世界を見せていく。
満足度★★★★★
面白かった!
現実か妄想なのか分からないまま、過去にさかのぼり物語は進行するが、徐々に明らかになる真相の見せ方がお見事。
凄く練られた脚本と効果音の演出が印象的。
素晴らしかった。
満足度★★★★★
変化
自分はわりと日程がうまくあったので、
この作品の前哨戦にも見えた4月の京都公演と、
6月末の大阪公演と、
今回の東京公演を続けてみる機会に恵まれました・・。
(ふつうこんなに日程が上手く合う事って無いんですけどね。
昨年12月の公演は仕事が入っていただけに・・・
自分がいつも思うのは、
特に若手の劇団について思うのは、
単純にひとつの作品を一度みただけで
判断するのは賢明ではない、ということで(当たり前といえばそうですが
例え何かの大作に比べ
多少現時点では劣っていたにしても、
変化、というか、一つ一つの作品に対して、
どれだけの愛情を持って接する事が出来たか、
というか、
どれだけ悩み、考え、一歩ずつ踏みしめてきたのか、
というのが重要なのだと
今回の作品を観て改めて感じました。
自分は、どちらかというと、
作品の『質』というよりかは
むしろ、
作品とその劇団が過ごしてきたであろう『時間』をより(というかそれしか頭にないのかも・
評価の基準として考えたいといつも思っています・・
たとえどれだけ美しくても、
心の無い美に魂が宿らないように
(あとでもう少し書き足します・・
満足度★★★★
グルグル
先日観たハイバイで「観客の察する力を育てる芝居」という台詞があったのですが、その言葉が頭をよぎりました。
何が本当でどこから妄想なのか、グルグル考えながら観ていました。
そのグルグルがおもしろかったです。
観てよかったと思います。
冷房の真下に座ってしまったのか、ものすごく寒くて、手足の感覚がなくなり、途中から頭痛もしたので、アフタートークをあきらめ、アンケートも書けずに出てしまいました。それだけは残念です。
満足度★★★★
チラシの文言と実際の作品とは
結構話の軸が違っていたので、念のため。
「音」によって紡がれるポリフォニックな世界に、一つの「物語」が鮮明に浮かび上がってくる、不思議な作品。
「演劇」の構造に踏み込んでいながら、そこで溺れていない姿勢には好印象。
終盤で置いて行かれたものの、そこも含めて面白かった。
(ただ、隣の客がずっと独り言ブツブツ言ってたせいで、舞台に全然集中できなかったのが残念・・・!><)
満足度★★★
乗客を乗せずに走り始めた
感がありました、あとで乗っときゃよかったかもと思いましたが時すでに遅し。
後説の2号?さんが健気な感じで、地球侵略を応援したくなりました。
満足度★★★★★
【オススメただし合わない方は多いと思います】明日を落としても
役者が語る台詞だけが物語ではありません。静寂とノイズ。ある一瞬一瞬がきっかけとなり意味が与えられ存在が変わります。そこに物語が浮かび上がってきます。大阪版ではスピードが一定でしたが、東京版では解決、素晴らしい作品になりました。一言で言えば『キュッ』としました。
合わない方が多くいらっしゃると思いますが、ぜひご覧になってください。地底人は観客の想像力を信用してくれています。
オススメです。
満足度★★★★
許し、か~
開演前に舞台上に置かれた機材を見ても、イメージがわかず。どういう公演になるんだろうと思っていましたが。静かでシリアスで不思議。演劇が好きだから、こういう方法を取るんだなぁと思うような、演劇だから出来る独特なパフォーマンス。ただ、緊張するシーンが続いて、なおかつ非常に繊細な空間になっているので集中力を維持するのが大変でした。好き嫌いが分かれるのかなぁ、僕は好きでした。地底人は非常にマジメだなぁ。劇場で配られた公演案内に「生きていることを人に許してもらいたい」という言葉が引用されていますが、その言葉を観劇後に噛み締めるような味わい深い作品でした。
満足度★★★
新しい魅せ方!さすが地底人!
表現が独特的なのでいい意味で
好き嫌いのハッキリ分かれるお芝居
それは新しい魅せ方!
東京の公演が控えてるので多くは語りません
満足度★★★★★
明日を落としても
こんな静かな作品は関西ではまずないでしょう。確かに起伏なく退屈。だけどその時間が一瞬にして変わる瞬間に震えます。ピンク地底人を観たことがない方にはぜひお勧めします。