満足度★★★★
三人の会話が
前半の友達が来るところまでは正直あんまりだなと思っていましたが、女の子がきてからの展開がとても面白かった。ちょっと見栄を張ったりするのもなんだか端から見ていると面白く、三人でのままごと遊びでの時の暴走っぷりがとても面白かったです。
勉強になりました。ありがとうございます。
満足度★★★★★
観劇「びんぼう君」
ふたりの押し引きするパワーバランス、場の、ピースが欠けた部分に第三者が収まって、流動的に安定した関係が生まれた。
人間性がむき出しになる遊びの場面は、集団での箱庭療法にも見える。じかに向き合うよりも、相手のことがたくさん分かる(自分のことはよく見えないけど)。
みじめな境遇がまず笑えて、それから切なく見える。笑えて切なくて身に覚えのある、何重にも質の高い芝居でした。
満足度★★★
なんでしょうか!このニッチなお芝居は(^_^;)
最初は日常の何気ないびんぼう目線の会話が中心
前半はまったりとした空気が時間が流れる…
終始、演者さんは脱力系の演技♪
友達が遊びに来て、浮き足立つお父さんの幼稚さが面白い(^^)
客席も少しずつ笑いが生まれる♪
三人での遊びがコアな世界へ怒涛の様な畳み掛けに笑い漏れる(^^)
その後の展開も笑いどころ盛り沢山!
なんでしょうか!
このニッチなお芝居は(^_^;)
シンプル舞台に音楽もなく三人だけの分かる人は分かる会話劇♪
その会話がツボにハマったら抜け出せない様な世界観♪
私の隣の人を含め、一部の人はゲラゲラ笑ってました♪
終わり方も脱力感漂う感じ…
なんとなく浮かんだのが好き嫌いがハッキリ分かれる
松ちゃんの変わった視点の独特な世界観の様なコント♪
に雰囲気が似てる様な…
欲を言えば後半たたみ掛けるような笑いが欲しかったかなぁ♪
満足度★★★★★
また京都に来てください。
初めての五反田団。期待が大きすぎたのか、とても面白いのですが、想像の範囲内。ポンと展開があった後のストーリーが予想できてしまう。普遍的といえばそうなのか。でもそれを突き破る3人の役者さんたち。端田さん、やはり馬力あります。彼女が動き出すとぐっと動き出します。他の作品もぜひ観たい。京都にまた来ていただけませんか、と無理なお願い。
満足度★★★★
こんなに。
五反田団は初めて観ました。でも何年か前に「びんぼう君」の戯曲を友達に借りて読んでいました。
自分の頭の中で好き勝手に組み立てたからかもしれないけど、
戯曲だけでこんなに笑えるものかと衝撃を受けました。
その作品がなんと再演。
貴重な機会に恵まれてよかった。
でも好き勝手読みすぎて、実際演じられたものと全然違ったら
(別に演者さんは何にも悪くないのに)楽しめないかもしれない、
なんて思っていたのですが、
きれいなほどにぴったり、いやそれ以上でした。
初めて戯曲を読んだ時の感情がまた戻ってきたみたい。
楽しかったです。
ぜひまた京都に来てください。
満足度★★★★
幸せ?
五反田団、初観劇でした。良かったです。話は3人芝居。ダメなお父さんと、やさしい息子、その同級生の女の子。お父さんは本当ダメで馬鹿だけど、でも明るくて単純で、なんか幸せだなと感じた。頭良くて、お金持ってても、あんな楽しそうにできない人は多い。それより本当に幸せじゃないかって。 映画パンフレット入っていた、「生きてるものはいないのか」、舞台観にいけなかったのが悔やまれます。
満足度★★★★★
五反田団の良さがよく出てる舞台
土日出社の代わりの平日休みにもかかわらず
直前まで休みか分からなかったため前売り券もなく、
その結果、前日から当日券4連続の最後にあたり、かなり疲れてましたが(苦笑
それをすっかり忘れるくらい面白かったです(笑
具体的には・・
前日雨の中当日券に並んでBEIRUTで踊って汗だくで雪の中
ずぶ濡れで家に帰り、翌朝は雪かきしてから日比谷で宝塚の当日券に一時間並んでから
いったん帰って雪かきを済ませ、
再び日比谷に戻り、オーシャンを観劇後に池袋で太陽族、
最後に五反田団・・・(我ながらよくやるなぁ(苦笑
でも、不思議なことにこうしてぎゅうぎゅうで予定をつめた時に限って
全て面白くて(どれかつまらなかったらその時点でへこたれてしまう(苦笑
今朝宝塚の11時の列を見たとき
「観たかった舞台を3つ見逃さずに済むかもしれない」
と感じた予感が、何かの運命に導かれたものだったのかもしれないという
気持ちを確かなものに変えてくれたりもするのです・・・(笑
(以下、感想はネタばれへ・・)
~1/25記入分~
P.S.
ちなみに自分が似てるなと思ったものは・・
「ねこちゃん」(鼻ホームランの森)・・あたり?
・・いや、ただの宣伝です(笑
関係者とかそんなんじゃないですが、素敵すぎなタイトルだったんで・・なんとなく(苦笑
でも、似てるんじゃないかなと・・ほんと何となくですけど。
満足度★★★
久しぶりの五反田団
実は私、役者・前田司郎があまり好きではないんです…。(ファンの方々、申し訳ございません。)
でも、作・演出の前田さんや作品は好きなんです。
そういった訳で五反田団本公演はしばらく避けておりました。
大好きな劇団The Shampoo Hatの黒田さんが演じられるということなので観にいきました。
満足度★★★★
シュールな話し
2畳間が舞台。登場人物は3人、しょうもない会話なのだけど、にやりとさせてくれる。
『じみへん』という漫画のシニカルさに似ているような気がした。
満足度★★★
ふざけているようで真面目
冴えない父と小学生の息子のところにクラスメイトの女の子がやって来る話で、3人の関係が色々と入れ替わる様子がユーモラスに描かれていて、楽しかったです。
テレビも買えない程に貧乏なのに妙にポジティブな父、学校でクラスメイトと仲良くなれず心の揺れ動く息子、ませた部分と幼さとの対比が可笑しい女の子、というそれぞれのキャラクターの造形がしっかりしていて、台詞回しや間合いの取り方も絶妙で、シュールな状況にもリアリティが感じられました。
畳2枚と窓枠だけの簡素なセットの中で音響や照明の効果も使わず、また劇的な展開や凝った構成もなく、役者の演技だけで中だるみなしに何度も笑わせながら90分間を持続させていて、表面的にはグダグダでありながらも脚本と演技が良く練られていると思いました。
アフタートークでは、演技における「コントラスト」、「情報量」をキーワードにして前田さんの演技論が語られ、興味深かったです。作品の脱力的な雰囲気とは裏腹に、とても丁寧に作品を作っているのが伝わって来ました。