満足度★★★★★
観劇「びんぼう君」 ふたりの押し引きするパワーバランス、場の、ピースが欠けた部分に第三者が収まって、流動的に安定した関係が生まれた。 人間性がむき出しになる遊びの場面は、集団での箱庭療法にも見える。じかに向き合うよりも、相手のことがたくさん分かる(自分のことはよく見えないけど)。 みじめな境遇がまず笑えて、それから切なく見える。笑えて切なくて身に覚えのある、何重にも質の高い芝居でした。
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2012/02/13 05:42
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