満足度★★★★
内野聖陽氏×栗山民也氏
「イリアス」は世界最古の物語で、
長く「声と言葉」で語り継がれてきた口承文学なんだとか。
神のいたずらで戦いがおこる。人間の戦いに神が介入する。
神々と人間がいっしょにいたころの壮大なお話。
日本では木内宏昌氏脚本と栗山民也氏演出によって初舞台化。
一年前に観た、内野聖陽氏×栗山民也氏演出のBLACKBIRDが
すごく良かったので、今回「イリアス」も観に行った。
内野聖陽氏は力強く、そして苦悩に満ちた
女神から生まれた英雄・アキレウスを演じていた。
今回の舞台、新妻聖子さんの歌がすばらしい。
なんていい声なんだろう。天に突き抜けるような神々しい歌声。
そして生オケのバイオリンがものすごく良かった。
馬渕英俚可さん、チョウソンハ氏も良かった。
ただ途中、かなり眠くなってしまった。
満足度★★★★
重厚長大にたっぷり浸る
この人数で、壮大なスケールの物語を演じる凄さ。
このメンバーだからこそできる。
この人数だから熱いというか、熱っ苦しい(笑)のが丁度いい具合になっているのかも。
満足度★★★★★
馬渕英俚可めあて,新妻聖子も。3000年前から語り継がれた壮大な最古の叙事詩の初舞台化!
3000年前、神々と人間が共存していたころの話。
やがて、「トロイの木馬」によって、神をも欺くようになってから
神とも決別し、共に生きることができなくなっていく…。
何千人の合戦を十数名で演じるというイメージの壮大さ。
(なんか「銀河英雄伝説」を連想してしまった^^;)
神と人間の関係。
基本的には、人間は今も変わっていないという驚き。
壮大な物語と、それに挑戦する俳優さんたちとスタッフにも感動しました。
堂々と凛として演じる馬渕英俚可さん、すごいです。観て良かった!
歌う巫女のような新妻聖子さんも。
内野聖陽さんのパワーも、殺陣も圧巻。(二幕で一転する性格も。)
満足度★★★
期待し過ぎていたのかも
いい俳優さんばかりなのでその点では見ごたえがあるものの、舞台としてはいまひとつ。もととなった叙情詩は有名なのでしょうけども、台本に起こし構成された結果があれでは勿体無いです。期待が過ぎたのかも。
満足度★★★★
骨太でした
骨太だった。声もそうだし、身体の説得力も必要で、どちらの点においてもみなさんさすが。終ると呼吸を持ってかれてたことに気付く、そんなパワーのあるお芝居。ただ、ちょっと長く感じたかな。