宮崎の苦悩を思った
ギンギラは何回も見ているのですが、一段と客席が暖かったように感じました。
現在と過去、夢と現実の世界で、それぞれのキャラが生きているのですが、見ている側もスムーズに、それぞれの世界に気持ちがいったり来たりできるので、楽しいです。
キャラクターを記号化しているのは、強みだとあらためて思いました。
満足度★★★★★
観ました
相変わらずのサービス精神に脱帽です。行ったこともない遊園地のことが、なんであれほど楽しく嬉しく悲しく観られるのでしょう。〝歴史〟を描いてくれるので、必ずと言っていいほど〝先の戦〟がいっしょに描かれます。それがとても貴重な経験なのだと思います。
安心して誰にでもおすすめできる
会場の雰囲気はまさにライブ。開演前からの盛り上げとか
お客さんに対する心配りとかはみんな慣れたものだ。
東京地方公演を経て余裕さえ感じられるのがすごい。
遊園地3兄弟の話はよくできていた。(というか事実だけど)
動物を殺すくだりは上野動物園のハナコの話を思い出し、涙腺崩壊。
その前段に以前みた話が出るのがあれっと思うけど、
ギンギラの作品はほとんど全部繋がってるからしょうがないのかも。
泣いて笑って
初演から見ていますが、時代の流れに応じてちょっとづつ変化しているように思います。特に今回は、東京公演が一度延期になったうえでの福岡公演ということで、大塚ムネトさんの心情がちょっぴり折り込まれているように感じました。おまけの「男ビルの一生」も然り。
毎回ちょっぴりブラックな視点に笑わされますが、同時に街やモノへの温かい視線には泣かされます。
満足度★★★★★
なぜこういう劇団が東京にはないのか?
いや、自分の無知だと思います。「あそこがあるじゃないか!」というお叱りを是非頂きたいです。それを知ることができれば、わざわざ飛行機に乗って福岡まで行ってしまったりしなくてもよいわけですから。ストレート勝負!涙と笑いと深い味わい・・・そして、ここが重要なところですが、誰を誘って行ってもOK!
満足度★★★★★
「ごめんなさい企画」
今日予定されていた公演が、作・演出・出演・主宰の大塚ムネトさんの健康上の問題で
7月に延期になったので、それに対する「ごめんね企画」。
公演チケットに関係なく、入場料無料!
内容は秘蔵映像公開とあったが
商品化されてない過去公演「チョコレーツ・オブ・チロリアン」の上映会。
ここの劇団、物などを擬人化した舞台を作るが
タイトルどおり「チロルチョコ」のお話。
被りモノしている関係で
パッと見ふざけているようにも感じるが
大いに笑わせ最後はホロリとさせる、とてもしっかりした良い物語を作る。
個人的には、劇団☆新感線と被るところもあり、新感線以上に好きかも。
でも本拠地福岡なので、そんなに東京には来ない。
「チョコレーツ・オブ・チロリアン」
2時間強たっぷり観れ、帰りにはステッカーと缶バッチのおみやげまで
もらって大満足→無料のイベントなのに!
この観客に楽しんで帰ってもらおうという姿勢
地元で人気あるはずだ!
7月に順延した公演も楽しみ。
それにしても
Gロッソ、普段は戦隊ショーやってる劇場だけど
後ろZ列まであって、普通に大きい。都内でもでかい方に入るんじゃないかな?