神様プロデュース Vol.13
Week End/World's End with No Name
実演鑑賞
アドリブ小劇場(東京都)
2006/11/02 (木) ~ 2006/11/05 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www1.chironoworks.com/kamisama-produce/
期間 | 2006/11/02 (木) ~ 2006/11/05 (日) |
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劇場 | アドリブ小劇場 |
出演 | |
脚本 | |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 2,800円 【発売日】 前売2500円 当日2800円 日時指定 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 『終末』はとても唐突にやって来た。 海と空の境界から透き通るように赤く大きな朝日が昇ると、それを合図に最初のカタルシスが訪れた。 地面が揺れ、彼方の山々は火炎を吹き、津波が街を覆い、目の前でたくさんの人が死んだ。 僕はあの人のことを考えていた。 正確には、あの人と僕の間に起こった様々な事象について考えていた。 またこれから起こり得たかもしれない希望的な(或いは悲観的な)未来について考えていた。 僕とあの人の物語について考えていた。 あの人との関係は失われてしまって、もう二度と元に戻ることは出来ない。 今なら認めてもいい。 二人の関係は、終わってしまったのだ。 僕はまだこうして存在し続けているというのに。 多分あの人もどこかで存在し続けているというのに。 二人の物語の終わり。関係の終わり。 僕の終わり。世界の終わり。 全体の終わりと、個の終わり。 これらは繋がっていないようで、繋がっているようで、やっぱり繋がっていない。 世界は一つなんかじゃない。 孤立した自我の寄せ集めでしかない。 一度に終わっていくようで、本当は一つずつそっと終わっていくのだ。 それは(孤独であるという一点を除けば)始まりになんか、ちっとも似ていない。 僕はここで僕の終わりを待とうと思う。 僕はひとりだ。僕はひとりだ。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
海と空の境界から透き通るように赤く大きな朝日が昇ると、それを合図に最初のカタルシスが訪れた。
地面が揺れ、彼方の山々は火炎を吹き、津波が街を覆い、目の前でたくさんの人が死んだ。
僕はあの人のことを考えていた。
正確には、あの人と僕の間に起こった様々な...
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