群盗=滅罪 公演情報 群盗=滅罪」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★

    世界観の作り方が見事な演出で楽しい。
    制作陣はじめ客席案内の役者さんたちも、観客を楽しませる思いが伝わる心使い。
    作品はクラシックであり演出脚色で受け取り方は様々あれど、ものすごく楽しめたエッセンスの効いた作品でした。ただ美馬さんの共通認識なのか、見た目はやっぱり若かったかなともおもう。

  • 満足度★★★

    宝塚の群盗のイメージで見に行ったら・・・ あんな711初めての経験。座席までこんなに歩いたっけ?こんなに広かった? ゴスロリ風な世界へ誘われて行くようだった。

  • 満足度★★★★

    入場して席に着くまでの演出が見事だった!
    劇場全体を使って、時には自分の横で役者が演じる臨場感はなかなか味わえない楽しさだった。

    しかし、現代的な衣装もあってか、暗い舞台では父親役が一見して父親に見えず…
    ただ、盗賊団がセクシー盗賊団になってたのは良かったですね

  • 満足度★★★★

    1年ほど前に別の劇団さんの公演でこのお芝居を観ていたのでストリーはー覚えていたのですが色々アレンジされていたのではじめは面食らってしまいました。面白い演出で楽しませていただきました。

  • 満足度★★★★

    客席に着くまでの案内に始まり、舞台最後まで、その雰囲気を楽しめました。ストーリーは、海外の戯曲で台詞量が多く、正直難しくも感じましたが、役者さん達の熱演と、客席を使っての演出に惹き込まれました。その世界を感じられる観応えのある舞台でした!

  • 満足度★★★

    自由・解放、復讐・報復といった人の心にある善悪のような表現。しかし、そのような2項区分はあまりに表層すぎて、この物語の伝えたいテーマが暈ける。主人公カールの放蕩ぶりは、ある意味「自由への希望」であり「社会秩序」への挑戦だったようだ。「群盗」のリーダになり心の葛藤を呼び起こされる。自分が願った権力への復讐は、同時に法を傷つける。自由は秩序と相容れない不条理、理想と現実のせめぎ合い、そこから生まれる妥協という産物に絶望感が漂うようだ。
    この公演、冒頭は取材シーンという現代劇であり、本編になると原作当時(18世紀)のような情景になり時代設定が判然としない。敢えて曖昧にしているのか、気になるところ。また原作と異なり重要な役所を男から女へ変えているが…それであればもう少し男女にした意味があるような展開があってもよかった。
    (上演時間1時間50分)

  • 満足度★★★★

    劇場全体を使った演出が、戯曲の時代に誘い、小さなスペースでもダイナミックさを感じさせるものだった。ストーリーは原作に従いながらも、登場人物の設定は現代だからこそで、入り込みやすかった。

  • 満足度★★★★

    受付から席までの演出はとても良いですね。期待感が増します。
    なるほど!の古典ですね。
    兎に角 長台詞 それをあまり感じさせなかったのは、観客席まで巻き込んだ演出のせいでしょうか? 上手く行っていたと思います。
    面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    シアター711の入口から別世界だった
    実に凝った会場演出、時空間を飛び越えて「群盗」ワールドへようこそ
    席までたどり着けるか不安だった
    久し振りに超弩級の台風に長台詞の豪雨を叩きつけられた
    センター通路脇に座ったのでシュピーゲルベルヒには絡まれるし・・・
    途中で盗賊団のキャラがこんがらがった
    「群盗」読んどけばよかったかな
    やっぱり2回観なきゃだめか
    ソファでの2度の「死」に引き寄せられる

  • 満足度★★★

    鑑賞日2019/07/26 (金) 19:00

    山田亮くん主演
    クリム=カルムは初見
    亮くんが「12人の怒れる男たち」の8号以来のものまね・ギャグ一切無し
    すげえ早口で膨大な台詞量、これは亮くんだけでなく主要キャラクター全員だけどね

    ・・・でもところどころ若本さんだったwww

    ネタバレBOX

    711の階段を上るとそこからぐるっと通路を通される
    そう、高校の文化祭のお化け屋敷のような色々飾りこまれた
    狭い暗い通路を抜けるうち物語の世界観に徐々に引き込まれる

    亮くんと部下である4人の美女がスタイリッシュ
    特にリーゼロッテの脚が綺麗w

    ただ父親役が見た目若すぎてどうも違和感
    なんだか出演者で一番若く見えたぞw
    記号としての老人感がないと説得力がない

    照明さん、あの電球の明滅、指が辛かっただろうなあwww
  • 満足度★★★★

     小屋の使い方が凄い。兎に角、楽屋迄様々に楽しめる。(華4つ☆)

    ネタバレBOX

     原作は言わずと知れたシラー。然しシェイクスピアにしろこのシラーにしろ、人間を描く為に実に多くの言葉を連ねていることに改めて驚かされる。この膨大な科白の量に今更ながら驚かされるのは、現在書かれる多くの作品は世の中が余りにギスギスして総てを金銭に換算して計量する結果からか兎に角、干からび人間に対する信頼を既に失って長いせいかも知れぬ。少なくともシラーの時代までは人間はどうしようもなく矛盾に満ちた存在であり、救いようのない生き物ではあるが、それでもそのことを出来るだけ精緻に描くことによって、つまり人間の醜い部分もあからさまに観、意識化することで未来に繋がる何らかの可能性を見出そうとすることができる、との念が作家の心の奥底に未だ残っていたのではないか? と思うのである。
  • 満足度★★

    二月に宝塚が上演していたとか・・・どんな出来上がりだったか、気になる所。
    今作は設定が一部男女変わっていたようで、それがニュアンスの違うものになっていたかもしれない。みなみさんがおっしゃる通り「パパ」はあまりに若過ぎてどうにもしっくりこないし、勢いのあるお姉さん方(実はなかなかできる方たちではないかと思う)が本来の作品とニュアンスとは違う物を匂わせてしまっていたし、今時ではない情緒的な説明台詞、しかも熱が入っているにもかかわらず、リズムを踏んで単調になってしまっている。いくら大声でも同じリズムでは話が盛り上がらない。話の流れに緩急が感じられない。ベースを完全に現代にするなり、セリフをもっと砕いて作るなり、もう少し手を入れてベースを作るべきではなかったかと思うのだが・・・。
    出演者の実力が良い意味で活かされなかったように思えた舞台だった。

  • 満足度★★★

    この舞台の雰囲気を微塵も表現していないチラシが残念。こりっちページのトップにあるチラシでなく、マカロンに剣が刺さったようなチラシのことですが。
    シアター711がいつもと違う使い方をしていて、青いトンネルとか楽しかったですが、暗くて足元が不安でした。

    ネタバレBOX

    舞台なので誰が何の役をやっても構わないとは思いますが、その年齢をちゃんと表現した方が良いと思う。フランが「パパ」と呼んだ相手は、別の意味の「パパ」なんじゃないかと思ってしまった。父親をやるにふさわしい年齢の役者がやるか、父親を表現できる人がやるとか。原作とは違う「群盗」なのだろうと思い帰ってきてから調べたら、やはり色々違っていました。

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