満足度★★★
ストレスフルな家
人間の動きの演出が良く、光るものがあると思う。動線の設計というのかな? 各シーンの作り方、つなぎ方も良く、面白かった。
主役の女優はいかにも舞台役者という迫力がある。
原作はきっと名高い傑作なのだろうけど、当方は演劇の知識貧しく初見の本であった。
ノーラなる妻にスポットが当たりすぎていて、他の役者の動機が見えない。筋を解するには問題ないが、あれは一体、どういうことだっとのだろう?と後から気になるところはいくつかあった。(特に"家"について、医者と妻の関係など)
演技はあまり気持ちよくなくて役者陣は少々心許ないが、他の劇団と交流したり、様々なチャンスを掴むことで、これからいくらでも伸びると思う。
満足度★★★★
夫婦の関係
舞台に白い仮面を被った役者が4人、登場する。つまり、顔が無いのだ。顔は自己主張の表れであり表情だ。たぶん、この顔ナシ4人は一つの家族と仮定する。テーブルを囲んで座っている4人。模擬家族だ。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
この劇団に注目しよう
「愚者には・・・」は変格といった感じでしたが,「人形の家」は本格で王道でした。いずれも同じ舞台の設定で,ともに舞台を上手に生かした魅せる芝居で,とても素晴らしいと思います。この劇団はお気に入りに登録して注目し,今後も追っかけてみようかと思います。