朗読劇『罠 Piège pour un homme seul』 公演情報 朗読劇『罠 Piège pour un homme seul』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    これは見事なアクションリーディング。なんともスリリングな展開で、どんでん返しにはビックリしましたね。ヴァイオリンの生演奏もいいアクセント。

  • 満足度★★★★

    音を大事にしていた朗読劇であったなぁ と感想
    マイク使用ながら
    それを感じさせないのは上手だなぁと思えたっす

    舞台はアンティークな椅子とかサイドテーブルを配し
    ヴァイオリンの生演奏も付けた
    中央に石の門みたいなオブジェが作られた
    面白いセットであり
    熱演と合わせて楽しめた舞台でありました(^-^)

    ネタバレBOX

    山荘に男が一人
    新婚ほやほやで旅行中であったが
    花嫁=妻が突然出て行って行方不明になり
    地元の警察に捜索などを依頼していたのだが・・
    そこへ神父が一人で帰れないと言っていた
    行方不明の妻を連れてきてくれたのだが
    男は その女は自分が結婚した妻ではないと言い出します
    はたして男の妄言か
    妻の言う男の病気のせいでの錯乱か・・・
    主人公である男の主観では
    妻と神父は
    大きな組織の一員で
    グルになって妻が受け継ぐはずの親戚の遺産狙いでは・・と
    いろいろと追い詰められてゆく主人公であった
    最後の砦と思っていた地元警察の警部もグルらしいと気づき
    ついに自分の身を守るために牢屋に入ると言い出し
    行方不明の妻は死んでいてと自白を続け
    お前らの罠を見破って脱してやったと言うのですが
    実は主人公が妻を遺産狙って殺しており
    警部は男を見て
    そうそう尻尾は掴ませられないと感じ
    死んだ妻の代役をたてて
    神父などの周囲の罠固めをしていたと暴露して終演です



    見所暴露すると
    ラストの男の自白で
    激流に妻を・・というトコで
    実際にセット中央の門みたいなとこの
    入り口上部より水を滝のごとく落としたのには
    生演奏以上に驚かされました
    (結構多いと自負する自分の観劇数の中でも
    水を舞台上でドンっと使った公演は数える程しか無いのですわ)

    警部さん渋かったが
    科白のカミカミがちょいあって残念っした

    偽妻さんは電磁能力をだしたりしなったし
    看護婦さんも「次回・・」とかは言わなかったなー(^-^)
  • 満足度★★★★





    パンフレット読み返したら演者で多いのが声優よ。うなづけるぜ。


    大どんでん返しで、これ、脚本知らずに的中させた御仁は 100万円貰ったって いいんじゃないの?


    老役が また渋くてさ、またまたパンフレット読んだら全タイムスケジュールに出ずっぱりよ、これが。


  • 満足度★★★★★

    プロの声はとても耳に心地よくて、ストーリーもすばらしい!初の朗読劇が「罠」で、本当によかったー。

  • 満足度★★★★

     原作はフランス語で書かれた作品と見える。(気懸りを少しばかり追記)

    ネタバレBOX

    恐らく表現にも様々な引っ掛けや罠が仕掛けられた本なのだと思う。フランスの作品らしいエスプリの効いた洒落たものなのではあるまいか。原題を見てそう思う。いつか原作を入手したらゆっくり読んでみたい。当パンには朗読劇となっているのだが、結構動きや出捌けもあり動的な作品に仕上がっている。唯残念なのは、テキストを持って演じているのに噛むシーンが何か所もあったことである。このような点については改善を求めたい。舞台美術も中々お洒落で、音響は弦楽器の生演奏というのも良い。ストーリーは観てのお楽しみだ。と言うのも、推理物だからにゃ。
     おっと、これはもう少し調べなければならないのだろうが、原作者は、今作で本当は何について書いているのだろうか? グローバリゼーションだの、治安と言えば何でもアリの極めて危険な国家の在り様をこそ、問題にしているのなら極めて刺激的なのだが。
  • 満足度★★★★★

    声のプロの方達出演の朗読劇なので声量もあり聞き取りやすい舞台だった。
    生のバイオリン演奏や水音、照明の色などセットも音響も凝っていて良かった。
    席の近くにずっとカサカサ動く人さえいなければもっと集中できたのになぁ。

  • 満足度★★★★★

    沢山張り巡らされた罠にどれが真実か見分けがつかない。途中少し中だるみし集中できなくなるが、役者さんの演技力に驚きです。朗読劇といってもバイオリン演奏が効果として使われ役者さんの多少の動きもありとても面白かったです。ラストで謎が解けると「ァ―そうか」とほっとします。満足のいくお芝居でした。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2019/02/06 (水) 19:00

    オリジナルのミステリー舞台を観ると、初回はストーリーの構成や謎解きに関心が行き、ミステリー本来の楽しみに耽溺できるのだけれど、2回目以降の観劇となると、読書と同じようにその伏線を丁寧に拾う楽しみに変わる。特に舞台の場合は、本と違って前のページを読み直すことができないだけに、それを求めて再観劇という方も多いだろう。
    そしてそれ以上に、ミステリー再観劇の楽しみには、役者の演技、演出のオリジナリティー、舞台美術・装置の工夫の違いを楽しむこともある。この点は、読書と大きく異なる点である。

    さて、今回の舞台で気付いたこと。→ネタバレ

    ネタバレBOX

    全体的なトーンについて
    ダニエル、そして偽エリザベートと神父が冒頭からテンション高すぎではないか。
    ダニエルは、エリザベートの家出にかなり神経をすり減らし、失踪捜査をする警部に当たり散らすことから舞台は始まる。しかし、彼女の失踪の理由を一番理解しているはずの彼が、家出後もう何日も経っているのに、あれほど怒声や罵声を揚げ続ける必要があるのか。その後の混乱と猜疑、恐怖によって次第に精神を疲弊させ、衰弱しながらもテンションが上がって自身を失っていく様がこれでは描き切れない。
    偽エリザベートと神父は、早くから悪役丸出し過ぎないか、ダニエルを落とし込めるには、むしろ優しく穏便な言動こそが効果的で、そのトーンが警部を騙し、そして何より観客を騙せると思うのだけれど、警部が来た時点で、もうすでに悪役全開だもの。騙されるも何もあったものではない。

    舞台装置について、
    ラストの水を降らせる演出はよかった。
    最後の謎解きと場面では、役者の立ち位置や言葉遣い、照明の転換などがなされることが多いのだけれど、まさに物理的な転換。エリザーべートの運命をも垣間見せるような
    情景だった。

    朗読劇と日替わり配役について
    朗読劇にしたのは、日替わり配役によるセリフ覚えの軽減なのかな。
    確かに、ミステリーの場合、先の書いたように謎解きの面白さは初回を超えられないのだから、こうした日替わり配役で、楽しみのバリェーションを作るのはよいアイデアかもしれない。ただ、舞台の狭さをそれほど気にする必要もなく、舞台美術にそれほど手間をかけなくてもよいことを考えれば、朗読劇にしない可能性も十分あるのではないだろうか。
    というのも、朗読劇と言いながら、かなり動きが(それも格闘シーンあり)あるので、本が邪魔に見えてしょうがない。初日ということもあろうが、セリフのかみも、セリフを覚えていないということではなく、朗読劇ということで、本に目をやることでセリフのリズムを失していることが原因のように思えてならない。
    特に、全公演、カンタン警部を演じる田中正彦さんにとっては邪魔そのものでしかないだろう。(でも、今回のメンバーで、この役を演じられるのは彼しかいない)

    最後に、メルルーシュ役の利根健太朗さんには拍手。チェンジオブペースに大貢献!
  • 満足度★★★★★

    とにかく驚きの連続で、たくさん罠が張り巡らされていました。
    誰を信じたら良いのか、観ていながら一緒に疑心暗鬼になっていくような、ハラハラするストーリーでした。
    朗読劇は初めてですが、詰め寄る演技などを個々が正面を向きながら一人芝居のように進めていくことに慣れなかった部分もありますが、声だけで感情が見えるのは、流石声優さんだなと思いました。

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