せかいのはじめ 公演情報 せかいのはじめ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★

    【B】観劇

    ネタバレBOX

    『せかいのはじめ』という一人芝居を、原作者の演出と三人の演出家の潤色、四人の役者によって演じる企画。

    自分が死んだらこの世界の存在価値は全くないと考えていますが、それでも遺産をどのように残そうか悩んでいる私です。

    原作自体色々なバージョンがあるみたいでした。王子でみたことがありましたが、その時の感想は二の句が継げないというものでした。

    このような企画を一週間以上かけてやる必要があるのかはなはだ疑問でした。新しい作品が作れないのかもしれませんが、新しい作品を作る努力をしなさい、他人を巻き込むなと言いたくなります。
  • 満足度★★★★★

    AB両方観劇。合計4公演観た。元の脚本を自由に改編して4人の作演出家が競演する企画。とても興味深い試みで、今後も続けて欲しいと思う。

  • 満足度★★★★

    ■A鑑賞/90分弱(舞台転換休憩込み■
    中村奏太作の一人芝居を、作者含む4人がそれぞれ別キャストを使って演出。とても面白い試み。脚本改変自由というのがミソで、Aで観られる2バージョンもまったく異なる味わいを持ち、観比べる楽しさを満喫。
    当パンに【脚本改編度:50%】とある作者演出版が、タイトル通り「せかいのはじめ」を扱いながら、同時に「はじめ」という名の人物の「個人のはじめ」を物語るのに対し、【改編度0~100%】の筑駒演劇部顧問・平田知之版ではとある実在人物の「個人のはじめ」が語られるばかりなのだが、演じ手の山田舜也という人のキャラクターが味わい深く、これはこれで楽しめた。
    総じて中村版は「はじめ」の描写で惹きつけ、平田版は「おわり」の描写で惹きつける。
    しかし何よりも讃えるべきは原戯曲。作者演出版も【改編度:50%】とあって、原作そのままではないのだろうが、世界開闢と個人の開闢を結びつけた脚本は普遍性に富んで力強く、4人と言わず、もっと多くの演出家による舞台化が期待される。
    Bプログラムも楽しみ。

  • 満足度★★★

    A。90分(休10分込み)。

    ネタバレBOX

    中村奏太+井上みなみ。
    宇宙とかはじまりと終わり的な。平易な言葉だけど掴むのムズイ。40分満たない時間で興味を持ってみていられたけど、面白味はあんまり感じなかったかな。

    平田知之+山田舜也。
    元脚本はバックスクリーンに映して、山田はじめをいろんな人は語るという形式。ラストの粗忽長屋(の改変)はちょい長い気もしたが、より等身大な作品でこじんまりとした印象。中村の元脚本からインスピレーションを得て作られたようなところかなと思うけど、こじんまりとしすぎたのかも。

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