満足度★★★★
ど前デど堪能
良いなぁ。
いつまでも、いつ行っても、おんなじことしてて欲しいなぁ。
という贅沢さ。
ベテラン劇団員が2名程出ていないのが、寂しいっちゃ寂しい。
良く知らない俳優さんがいっぱい出ているのが、「出ている」だけなのは切ない。
けど、電気のベテラン陣並の働きをされても、きっと「むっ」としてしまう。
初めてA列なんて、前の方で観たもんだから小林さんが「おもしろいこと」を
やりに来るんじゃないかとひやひやわくわくしてしまった。
山田伊久磨氏とコバケンさんが
並んでる姿を見ると胸が熱くなるのは、90年代に小劇場に傾倒したせいでございます。さらに松浦羽伽子さんとなれば・・・ぐぐぐ。熱いっす。
満足度★★★★★
ほっぺの筋肉が痛くなるほど
ずっと笑いっぱなしでした。予測どおりになっても笑うし、予想外の展開になっても笑うし。ベタな笑いはそう好きなわけでもないのに、どこまでも笑ってしまう。公演ごと、ステージごと、形式や型は変わらない。落語などの古典の笑いにも通じる作りなのかな。だからそこにいる俳優さんの力が生きてくるんでしょうね。15周年と言うことでの息の合い方も含めて。
満足度★★★★★
笑いの四十八手で責め立てられた
席のお隣さんやご近所さんとは違うタイミングで笑いが起こっていたところもあった、ということは、それぞれに違う笑いのツボまでも刺激されていたということで、ワンパターンの笑いの責めではないことがわかる。
役者さんたちの息もぴったり合い、それも気持ち良いし、さらに笑いにも結びついているのだが、「しょーもないことや」「お下品なこと」も含めて、なんでもアリアリな姿勢は、サービス精神以上の何かを感じる。その一生懸命と汗が見事に爆笑をもたらす。
これでもかというぐらいの波状攻撃に遭い、にやにや顔のまま劇場を後にした。
ああ楽しかった。
命がけ!
小林健一さんが流血しながらも芝居を続ける。名うての役者さんが見事な演技を繰り広げる。本当にお客を楽しませることに徹している動物電気は今日も健在。気取らず丁寧、どこまでも徹底する。そんな動物電気でありました。ブラボー!