満足度★★★★
題名通り、さまざまな“所有”について考えを巡らせられる刺激的なお芝居でした。脚本・演出の山本健介さんは“所有”について広く、深く研究・考察されたのではないでしょうか。セリフにはカール・マルクス著「資本論」の言及もあり、土地、家、物、ヒトといった目で見て手で触れられるものだけでなく、いつの間にか姿を変えている心や、私たちを取り巻く世界そのものについても果敢に探求されていました。
登場人物らは木々に囲まれた庭のテーブルで会話をします。舞台の周囲は財産なのかゴミなのか判別できない物たちであふれており、客席を分断する通路の先(会場の出入り口方面)には森がある設定です。倉庫のような広い会場の柱を生かし、舞台中央奥には鳥居のような出入り口がありました。文明と自然が混ざり合う空間は、結界が貼られた神妙な聖域、もしくは決して立ち入ってはいけない禁忌の異界のようにも受け取れました。“所有”という概念を問うためにあらゆる境界を曖昧にし、定義不能な間(あわい)において出来事を起こしていく、戯曲の仕掛けが見事だと思います。
感情を動かさないようにする演技は東京の現代口語の会話劇によく見られるもので、この作品もそのうちの1つに数えられるのではないでしょうか。慈善団体のリーダー仁王役を演じた寺内淳志さんは、感情の変化込みでその場、その瞬間を生きるタイプの演技をされており、澄んだ声もまっすぐに届いて、個人的に好印象でした。
当日配布のパンフレットの文章が面白く、開場時間が楽しかったです。終演後に戯曲本を購入しました。
満足度★★★★
ジエン社の特徴の一つに複数の時空間が重なり合い、その中で複数の会話が混線しながら展開する過剰な同時多発会話がある。これまでの作品の多くでは、あり得た別の可能性を描き、あるいは過去/現在/未来を並置して見せるために同時多発会話は用いられてきた。今作ではそこに「所有」というテーマが重ねられ、領有や居住、共存の可能性に関する思索を誘うものになっていた点にジエン社の進化を見た。土地と人をめぐる思考は震災後の日本を描き続けるジエン社がたどり着いた必然であり、排外主義の蔓延する現在の世界に生きる私たちにとっても避けては通れないものだろう。
満足度★★★
庭の中を散歩するように〈所有〉の境界線を見つけていく気分を味わいながら、登場人物たちと一緒に “物の所有を学ぶ”という趣向は大変面白く感じました。妖精への教育、人物たちのいわくありげな関係、この独特の劇世界のルールと、いろいろな概念が台詞の中で示され続けるので、全部に付いていくのに必死で、それに同時多発の発話も加わり、後半、こちら側の思考を重ねる集中力が少し散漫になりました(答えを一つにしないという狙いかもしれませんが……)。個人的には〈人の所有〉をめぐるくだりが一番面白い主題だと感じました。
満足度★★★★★
思考の楽しみとその過程で体感した気持ち悪さが後を引いています。
人間社会を埋め尽くす<概念>を扱う作品は、それほど珍しくはないでしょう。ただ、その多くは、そうしたテーマを取り上げ検証すること自体の新鮮さや性善説的な人間性の肯定に終始していた気がします。この作品が差し出す眺めは、それとは違う刺激に満ちていました。
舞台は近未来。危険な胞子が飛ぶ魔の森の侵食が徐々に進むなか、人間の居住地域との緩衝地帯となる「庭」では、森からさまよい出てきた「妖精さん」への教育が進められています。教えているのは、人間社会の概念、とりわけ「所有」について。記名は所有を表すのか、無記名で置かれているものは誰のものか、そこからどのくらい距離をとると所有権は消滅するのか……次々と提示される疑問は、やがて「物体」だけでなく「身体」にも及び、さらには(人間関係やコミュニティにまつわる)「帰属/アイデンティティ」といった問題にまで広がっていきます。
北から侵食してくる森、死に至る胞子といったイメージは、否が応にも、東北と放射能の問題を思い起こさせます。おそらくはもう、人間の居住地の方が狭まっているというのに、人は妖精さんに教育を施そうとしている。そんな不安定な構造は、この作品を単なる思考の実験、シミュレーションではない、「問い」へと深めてもいました。
同時多発の会話も、(そこにも含意はあるのかもしれませんが)メリハリが効いて聴きやすく、エンターテインメント的。思いのほか間口が広い作品になっていることにも好感を持ちました。
満足度★★★
劇場の使い方がよかった。テーマ性もよかったが、その分もう少しエンタメ要素で引っ張った方がいい気もした。賑やかすという意味ではなく、最後まで食いつかせるものが最初にあるといい気がした。
満足度★★★★★
なんか論理回路が舞台上に散らばっているかのようで、台詞や役者の動きが入力信号となり演算された思考が舞台上に表現されていくような感覚
観ているこっちも思索して、それはまるで数式の解法を求めている時のような楽しさで、心の同期がたまらなかった
考えて見るとこれは「知っている」を無くしてみる舞台
名前や命の意味を知らなくてもそれ自体を認識するのと同じで、繋がっているのかわからない言葉や場面を、観客は認識として無理やり頭の中で繋げようとする
演劇は触れないから結局この作品を知らずに帰って、心の中で認識として結合し作品として咀嚼する。そんな作品
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/08 (木) 14:00
価格3,000円
観ながら頭に浮かんだのは「アリマス、アリマセン、ソレワナンデスカ」という沙翁「ハムレット」の名台詞の初期の翻訳。
所有に限らず「存在する」とは何か?ということまで問うて考えさせる……と言うか観ながらこちらも考えている、な内容はいかにもジエン社。(笑)
なので劇中人物にとってはタイトル通りだが、観客にとっては「物の所有をきっかけに存在などについて「考えてみよう」な芝居」ではないか? 知的好奇心を刺激されまくり。
序盤で出てきたペンの所有に関する疑問が終わり近くで再び出てくるので落ち着いた終わり方に感じられるのもイイ。「思索の散歩」でひと巡りして元の場所に戻った、的な?
以前話題になった哲学書(という表現は適切?)「ソフィーの世界」(未読)もこんな感じなのではないかと、あるいはEテレでたまに放映する「難しそうなことを判りやすく見せる番組」風?などとも思った。
しかしこの会場、3度目になるが、アムリタ、sons wo:、ジエン社といずれも単にストーリーを語るのではなく、観客の心にナニカを生じさせる、あるいは観客を取り込んで共犯者にするような作品の団体。さて、次にこのじゃじゃ馬会場を使いこなす団体はどこだ?(笑)
鑑賞日2018/03/10 (土)
全員がある種の「弱者」である中で、「所有」が語られることの痛ましさが胸を衝く。異なる時間軸の二つの会話が、同じ単語の響きをたよりに同時に発話されることのリズム感の中で、所有と喪失のあわいは曖昧に溶ける。そのうら寂しさをBUoYの会場全体を駆使したセットが表現する。中央に荒んだ庭、左はもっと荒んだドアのはずれてものが散乱した部屋、右側には柱がいくつもたてられ、客席の椅子にはツタが絡まる。本当は何も所有したことはないかもしれないのに、なんで喪失感だけがくっきり残るのだろう。そんなどうしようもない感情のツボをおされて泣きそうになっていた。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/10 (土)
BUoYって読めない。このバブル感。前に毛皮族の公演を見た時はひどくてこんなところで演劇?見にくいし、なにこの無理矢理感というのが残っていた。
しかしジエン社はこの空間を十分に活かしきっていた。
すばらしい。気が向いたらネタバレものちほど書きます。
満足度★★★★★
ジエン社は初めて観たときから好きになったカンパニーだ。
刺激的でワクワクさせてくれるし、帰り道にいろいろ考える題材をいつもかならず与えてくれる。
今回も面白かった!
(以下、かなりの長文になりましたが、ネタバレBOXヘ)
満足度★★★★
タイトルで語られている主題と格闘し続ける時間。
配慮と優しさと残酷な事実が溢れる時間。
堪らなく愛おしく見える人々の一生懸命な時間。
とてつもなく好みな作品でした。素敵な時間をありがとう。
この公演に関するtwitter
初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)
観ながら頭に浮かんだのは「アリマス、アリマセン、ソレワナンデスカ」という沙翁「ハムレット」の名台詞の初期の翻訳。 所有に限らず「存在する」とは… https://t.co/4anMYcdcEn end of company ジエン社 #The #物の所有を学ぶ庭 #舞台 #演劇
6年以上前
ジエン社の「物の所有の学ぶ庭」、いろんな所有のカタチがあって最後いなくなってもそばにいて消えないこと、あなたに幸せになってほしいことが書かれていて泣いてしまったな…
6年以上前
身体は出来事を担えない。にもかかわらず、演劇は、どいうわけか出来事を感情という重さにして上演空間で分有させたがる。そうではない、別の演劇表現への信頼が生まれつつあると思えた最近の観劇体験がある。「流刑地エウロパ」がそうだったし「物の所有を学ぶ庭」がそうだったし、
6年以上前
ジエン社の所有をめぐる上演を見ながら考えていたのは、ある重みの分担・共有からの離別だった。リアルさという既存の価値を担うことからの解放の契機を準備する演劇の可能性。
6年以上前
つい先日までは、ジエン社の「物の所有を学ぶ庭」推しだった俺。 現在はキ上の空論の「おかえりのないまち。色のない」推しの俺← ジエン社も評判が評判を呼び後半客入りが伸びたとのこと、キ上の空論も間違いないよ、今ならまだチケット獲れるとのこと18日まで吉祥寺シアターにて是非に!!
6年以上前
ジエン社、範宙遊泳と見て、やはりここにもある共通する身体性があって、見ながらふと「インターフェイス」という言葉が浮かんだ。特に前半。俳優の感覚に入っていけそうなギリギリのラインで、いつもそこをかわされるような感じがする。
6年以上前
ジエン社「物の所有を学ぶ庭」 無事に幕を下ろす事が出来ました。会場まで足を運び、観に来て下さった皆様、関係者の皆様、有難うございました。お芝居は終わったけれど、あの庭は、まだ何処かに存在して、登場人物達は、あの庭で必死になって生き… https://t.co/SF2ePgFM0j
6年以上前
数年前、仙台で、地元の人たちと芝居を作った。職業も年齢も様々だった。その時に小学生だった男の子がジエン社を見にきてくれた。終演後、声かけてくれて。僕よりも大きくなって、かわいい彼女を連れて。東京に出てきて、お芝居やっているとのこと。演劇続けててよかったなと思いました。
6年以上前
ジエン社『物の所有を学ぶ庭』 無事に全日程終了しました。 お客様、共演者の方、スタッフさん達、BUoYの皆様、そして主催の山本さん本当にありがとうございました。 https://t.co/9nBq0How1I
6年以上前
(75) https://t.co/js8eEwnpOc ビルヒリオ・ピニェーラ圧力とダイヤモンド花田菜々子出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと山野井泰史垂直の記憶ボブ・… https://t.co/ndGmvbMRTM #読書日記
6年以上前
ジエン社『物の所有を学ぶ庭』おかげさまで満員御礼の中(お立ち見のお客さまも!)無事全日程を終えました。ご来場の皆さま、ありがとうございました! そして出演者、スタッフの皆さま、BUoYチームの皆さまにも感謝を。のびのびとやらせてい… https://t.co/XXdGI46zUn
6年以上前
昨日はジエン社「物の所有を学ぶ庭」も見た。会場の北千住BoUYが廃虚みたいないい空間。客席と舞台もあいまいで、物語にぴったり。タイトル通りのストーリーなんだけど、考えれるほどにわからなくなる所有というもの。大学の頃コタツやカフェを… https://t.co/ZUifyE7dkt
6年以上前
答えは出ないけど出したいな〜と思って延々考えてしまう。とても充実した公演でした。長いようであっという間だった〜〜 ジエン社「物の所有を学ぶ庭」 みなさま、どうもありがとうございました🌱
6年以上前
BASEを更新しました。 ジエン社「物の所有を学ぶ庭」提供楽曲"「 」の作文" CD-Rが買えるようになりました。インスト入り、歌詞カード付きで500円です、是非ご利用ください。 他にも物販にはない商品があります。 https://t.co/Og51gHa2Ng
6年以上前
【ジエン社第13回公演『ボードゲームと種の起源』への道・16】……というわけで、もし次に作品を作れる機会があれば、こんな話を現時点では考えているが、今は「作品を作れる機会」が、物理的に存在できるのかどうかが、とても大変。お金がなく… https://t.co/unEnOTOwdj
6年以上前
ジエン社『物の所有を学ぶ庭』無事終演致しました。共演者、スタッフはじめ関わって下さった全ての方、そして御来場して下さったお客様に感謝します。千秋楽は立見が出る程の満席で感無量です。稽古も含め本当に楽しくて幸せな時間でした。 ありがとうございました!
6年以上前
ジエン社「物の所有を学ぶ庭」全日程終了致しました。みなみなさま、本当にありがとうございました。BUoYとスタッフのみなさんと足を運んでくださったお客様のおかげで毎日きちんと庭でした。 https://t.co/KzP4BEBiZf
6年以上前
●お手伝いさん募集● ジエン社では、今後制作をお手伝いいただける方を緩く募集しております。ジエン社の活動に興味のある方、演劇制作の仕事に興味のある方などいらっしゃいましたら「jiensya★… https://t.co/xGBYxNFK1P
6年以上前
●ジエン社『物の所有を学ぶ庭』● 昨日、全ステージを無事終演いたしました。ご来場のみなさま、お気遣いいただいた多くのみなさまに、心より感謝申し上げます。ご感想はこちらにまとめております。ぜひ、思ったことを、そのままお聞かせください… https://t.co/Sja3yZtoIS
6年以上前
ジエン社『物の所有を学ぶ庭』観てきました。 会話が交錯する等の各地で音が発生するという技法は、初めて演劇を観た人間にとっては正直難解でした。 しかしながら、それぞれの役・シチュエーションに違いはあれ、全ての音がしっかりと届いてくるのは本当にすごいことだと思います。
6年以上前
ジエン社「物の所有を学ぶ庭」終演しました。この作品に関われてよかったとしみじみ噛みしめる穏やかな朝です。山本さん、共演したみなさま、スタッフさま、お疲れさまでした。ありがとうございました。観に来てくれた方の、記憶の隅っこも隅っこのほうにでもそっと居座り続けられたらいいなぁ🌱
6年以上前
ジエン社「物の所有を学ぶ庭」公演終了しました。ご来場いただき誠にありがとうございました。そして、この公演に関わったすべてのみなさま、おつかれさまでした。大変お世話になりました。みなさんとまたご一緒できるようがんばります。また会いま… https://t.co/ocOd3f7V7h
6年以上前
ジエン社『物の所有を学ぶ庭』コミュニケーションにおける他者の収奪まで射程に捉えた、逍遥する所有論。ひんやりとした世界に生々しい官能性が浮かぶ瞬間がいい。大きな物語を語ってもジエン社は弱いものにいつも優しい。BUoYの地下を活かした美術装置が良かった(懐事情が心配になるほどに)。
6年以上前
北千住で、ジエン社「物の所有を学ぶ庭」。春の夜の夢。物も土地もパートナーも、所有っていうと何か上から目線だけど、時間と距離が解決してくれるものもあれば、失うものもあるよね。
6年以上前
ジエン社『物の所有を学ぶ庭』観劇。BUoY北千住の特長を生かした舞台美術と音響の効果で、海岸近くの豪邸の庭がそこに出現。そんな舞台で演じられた妖精さんと元教師の、物の所有についての会話が面白く、その言葉が他の人達の会話に飛んで行くところはとても新鮮で大いに楽しめた。
6年以上前
物の所有を学ぶ庭 どうせラジカセから劇中歌なるんでしょとか思ってたら、暗転からの大音量。マジで痺れて泣いたよね。 批判もあるけど、僕の中では最高に良かった◎ありがとう◎ありがとう◎
6年以上前
ジエン社『物の所有を学ぶ庭』@ BUoY
6年以上前
ジエン社「物の所有を学ぶ庭」@BUoY北千住アートセンター “価値””所有””教える”と言ったテーマの本作。ビットコインに張り付く大学生とシェアハウスに住んでいた自分には親近感のある問いだった。 あの庭全体を取り巻いていた、危うさ… https://t.co/e3tNnf8pJY
6年以上前
BUoYでジエン社『物の所有を学ぶ庭』、「妖精さん」がしんどくて頭に入ってこなかった
6年以上前
それにしてもENBUゼミの地味な研究生公演(だったのかな今日のは?)が大評判のジエン社よりずっと好感持って見られたとか、舞台はホンマ、見てみないと分からんわ。
6年以上前
ジエン社『物の所有を学ぶ庭』、一番興奮したのはペンの所有権の所在をめぐるエピソードで、どれくらい所有者の手を離れたら所有権が移転するのかについて素朴な議論が交わされ、占有による取得時効が妖精さんの手にかかれば時間操作系の魔法にも思えてくるという。
6年以上前
ジエン社見た。没落する庭という設定だけではなくて深い部分でチェーホフだと思った。善積くんがとてもいい働きをしていた。
6年以上前
同時発話を劇団の「武器」として使っていくつもりなのかしらね。それは時間を手っ取り早くワープさせるんだけど、一定の場所に張り付いてないと、なかなか人間の強度が弱いんだよな。まそれも狙いかもね。ふわふわ幽霊みたいだもんねいつもジエン社の人物は。でも結構今回声の強い感じがあったような。
6年以上前
「所有」という概念がわからない「妖精」が2人いて、これが、やや最近発見されたマレーシアの民族やイトー計劃好きにはチェチェンの民族とかも想起させる。興味を誘う概念にややソフトなファンタジーが導入され、ジエン社独特の同時多発発話さえクリア(許す?)すれば、人物の持つ悩みまで肉薄する。
6年以上前
ジエン社「物の所有を学ぶ庭」、本日までということでもう宣伝にもなりませんが、面白かったっす。作者本介こと(まだその名義で言う俺)山本健介も、「わかりやすいといわれる」と話した時言ってたが、その通りでわかりやすい。そもそもタイトルからしてまんまで、そこがいい。
6年以上前
ジエン社、おもろかったやんけ!
6年以上前
つまりBUoYの可塑性が「スタイルをもつ劇団の借景」として使われてたことが不満なんだな多分僕は。可塑性があるとはいえ空間には空間の息づきというもんがあるのであって、都合よく切り取ったら毀損になると思うんだ。ましてジエン社の主題は「… https://t.co/8ZyfAVekUI
6年以上前
ジエン社「物の所有を学ぶ庭」前に見た時より、演出や台本が分かりやすくなってて、そういう変化も含めて面白かったが、分からないものに対する対話がよかったので扱っている問題についてはもっと突っ込んでもよかったのに、と思った。妖精さん、というので「人類は衰退しました」を思い出した。
6年以上前
物の所有を学ぶ庭、とても綺麗で印象に残る佳作だった。ジブリ映画を観てるような。もっとたくさんの方に観てほしいな。はるばる北千住まで来た甲斐があった。
6年以上前
②ジエン社『物の所有を学ぶ庭』/ (計算の内かもしれないけど)流れが速いからズルいと思った。理解しようとすると蹴落とされる感じ。字幕をつけるか、演劇ではなく漫画でやって欲しい内容。
6年以上前
ジエン社。所有に関する議論が尽くせない原因が所有なるものの本質にかかわることなのか、あるいはある一定階級の人しか出てこないために客観性を欠いてるためなのかが、最後まで整理されなかった。おそらく後者だろうと思うんだが(でないと辻褄が… https://t.co/jtZc1PX2bH
6年以上前
①ジエン社『物の所有を学ぶ庭』 (@ BUoY北千住アートセンター)を観劇してきました。「所有するってどういうこと?」というテーマで哲学対話しているような演劇。 https://t.co/pomernbBjO
6年以上前
BUoYでジエン社。気持ちは分かるが、不徹底な議論と必然に乏しいロハス感が一緒になるとめっちゃ鬱陶しいという印象が強すぎて、ちゃんと鑑賞・読解する気持ちになれませんでした。うちも3度にわたってチロルの秋やってきて知らずにこういうモ… https://t.co/0GtsZ2Z6mq
6年以上前
ジエン社、序盤中盤概念を教えるのが下手だなと思ってて、でも出てくる人が教えるの下手なんだと納得できてもやもやが消えた よかったです、儚くて
6年以上前
ジエン社と小田尚稔を観る3.11。
6年以上前
ではジエン社へ。
6年以上前