満足度★★★★★
変な歌なのに、何故か泣けてきて。笑い。
2幕の奥様の演技は本当にすばらしかったです。最後の心中はそれまでふわふわとしていて、なんだか冗談みたいな明るいテンションだったのが一転、生々しくて。そのギャップもすごく記憶に残りました。
満足度★★★★
心中物をベースに現代的な風景の中で描かれる男女の情としがらみが、糸井さんらしい演出でたっぷりの音楽に乗せた愛と死の物語となっていた。
キャストも粒ぞろいで見ごたえのある舞台だった。
木ノ下歌舞伎、初めて拝見したが、うわーーー圧倒!!!
エネルギー、迫力、笑いのツボ、しっかりとしたドラマに喜怒哀楽。笑ったり涙目なったり、胸熱でした。
俳優さんたち皆さん芸達者も芸達者。サンプルの『ブリッジ』に出ててすごい好きだった伊東沙保さんと武谷公雄さん、やっぱいいっ!青年団の山内健司さんも味!もちろんほかの役者さんもど迫力&放出するのみならずぐっと芝居、すっと芝居。
舞台美術もユニーク!
今回はFUKAIPRODUCEの糸井さん演出だったが、今後も作品観たい!
満足度★★★★
横浜の野毛シャーレと言う新しい劇場での公演。劇場案内図を見ると桜木町からとなっているのだが、これが旧東横線の終点と勘違いした当方の時代遅れ。今の桜木町は殆ど日ノ出町。黒沢の「天国と地獄」に出てくる細民街だ。今はすっかりおしゃれになっているが、どことなく前の時代の暗さもある。そういえばこの辺の運河の河舟で遠藤琢郎の「マハバラータ」を観たっけ。心中天網島にはうってつけの場所でもある。
だが、せっかくここまで来たのだから、東京でもやって欲しかった。これから、さいたま芸術は苦戦すると思うがそれは一に交通の便である。SPAC(静岡)ももっと楽に東京で見たい。観客の怠惰、贅沢と思うかもしれないが、東京を抜け出すだけでも大変で、さらに駅から近い観客ばかりではないから、帰りの夜道も気になる。
さて、中身。木下歌舞伎の十周年大歌舞伎の最後の作品である。タイミングよく(と言っては語弊があるが)現実に自殺願望からの殺人事件が起きて、つい舞台と重なってしまう。こういうところが演劇の怖いところでもある。今回は演出が糸井幸之助。作曲もやり、歌入りの紙屋治兵衛、おさんと小春である。冒頭、小春が、舞台の穴から身を乗り出し、元気いっぱい「小春でーす」とあらわれ、治兵衛も「紙屋の治兵衛です」と応じる。ここから物語は歌も歌える三人の男とバイオリンも演じる一人の女性が、歌も演技も受け持って、ほぼ歌舞伎通りに進むのだが、四人の歌があり、めまぐるしく舞台転換があり、かなりめまぐるしい。演出は細かく行き届いていて、隙がない。一幕、河庄で最初に自殺の話が出るところのセリフの積み方等うまいもので、以後、二人の恋の進行は小劇場離れの手際の良さで、タイミングのいい歌と台詞で陽気にどんどん進む。後半は時雨の炬燵。ここで幼時の回想など(歌舞伎にあったかしらん?)織り交ぜながら(ここが唯一だれると感じた)おさんが軸になっていく。時に入る浄瑠璃の原詞の使い方、歌舞伎からの台詞の引き方もうまいものだ。三味線の代わりにヴァイオリンが勤めるところがあるがこういう効果があるとは。
いつも通り、意欲的でなおかつ面白く古典を現代風に砕いた木下歌舞伎なのである。
だが・・・一つの舞台作品としてはこれで十分楽しめるのだが、これが心中天網島の現代版と言われるといささか首をかしげる。この原作の面白さ、テーマと言おうか、は、どうにも切れない男女の縁の不思議な深さで、今回のように陽気に整理が行き届くと、人間の性の不思議さが消えてしまう。
満足度★★★★
木ノ下歌舞伎を久々に観ることが出来た。正直わくわく感を隠せなかったが、糸井氏演出という部分に一抹の不安も。
が、糸井幸之助を初めて評価した。相変わらずエッチ話を返しで無害化する「遅えよ!」と突っ込みたくなるやり取りは相変わらずだが(正直ウザい・・最近我慢が利かなくなった。失礼)、楽曲のクオリティが高い。今まで妙ーじかる楽曲を幾つも聴いたが、最もよく、劇にも絡んでおり、突出していたように思う。
心中話だけに、情念を切なく歌い上げる歌が似つかわしく、真顔でバタ臭く扇情的に、まるで苦界へ誘う客引きのように物語へと観客を誘う4名の脇役たちのカタチも申し分ない。心中に至るのに必要なテンション、エネルギー、モチベーションは、この演出の持つエロ力(ぢから)と、よく見れば精力あり気な人選も納得な4人のエロオーラが支えていた、と言えるか。道ならぬ恋であるのに応援したくなる主役二人の佇まいも、備えており。
裏切られた格好の女房の愛情・献身、治兵衛の嫉妬、太兵衛、侍の登場の一幕等を経て、久しぶりの再会を遂げた二人が手を取り合う死地への道行きは、何故か純粋で美しいものに見えている。これはどういうドラマ上の仕掛けだろうか・・。
余談だが、のげシャーレがあんなに広いとは知らなかった。うまく使えばそれなりの公演は打てるのでは・・と。地元でもっとやってもらえると私としては嬉しいのだが。
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木ノ下歌舞伎『心中 天の網島』 小春は「死に顔ならべて晒したら、おさんさんに申し訳ないわ、別々に死にましょう」とわきまえているのに、治兵衛は小春のストールで首を吊るから、本当にそういうところですよ、となる(原作準拠)
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中 天の網島』 おさんが父親に手を引かれ、実家に連れ戻される場面。 バラバラと涙を零して嘆願するおさん。 「どうぞこのまま添わせてくださりませ」 所作、照明、台詞…美しくて、切なくて、哀しくて…声を殺して泣きまし… https://t.co/SvHSJzqfXr
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島』5都市公演が先日すべて終了しました。遅ればせながら、ありがとうございます! 劇場でみなさまと向き合うのが、ただただありがたくうれしい日々でした。一方で僕の身体は滅びても、網島という作品はのこる、そんな歴史感覚を中から強く感じた上演でした。古典、すげー。
7年弱前
2017年11月19日 | ヨーロッパ日記 https://t.co/EfxTTBxPcf 13日、木ノ下歌舞伎で共演した箱田暁史君のてがみ座を観劇。この方もとても良い役者さんだなと思う。すげえ文学的な作品なのにふざけてる感じが伝わってきて。面白かった... #ヨーロッパ企画
7年弱前
はてなブログに投稿しました 木ノ下歌舞伎「心中天の網島ー2017リクリエーション版ー」@ 横浜にぎわい座 のげシャーレ - 中西理の下北沢通信 https://t.co/vM7DhdpxkK #はてなブログ
7年弱前
先月アクセス数 TOP 劇団 7位 木ノ下歌舞伎 @KINOSHITAkabuki https://t.co/KUmhvo97Uy https://t.co/SraOWq19sO #演劇 #舞台 #劇評
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島』、幸せな大千穐楽、作品も座組も愛いっぱいでした。 5都市を巡った思い出は、たくさんの方の笑顔に彩られています。ありがとうございました!! https://t.co/dguAGFHMPL
7年弱前
木ノ下歌舞伎「心中天の網島」リクリエーション版、無事終了いたしました。全ての土地の、関わってくださった方々、見てくださった方々のおかげで、作品がこんなにも豊かになったんだと思います。本当にお疲れ様でした。ご来場ありがとうございまし… https://t.co/WsObIRQXNP
7年弱前
今年の寒空で〜会は木ノ下歌舞伎『勧進帳』の上映+プレトークなので、とても貴重ですよ……
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島-2017リクリエーション版-』11/18に大千秋楽を迎えることが出来ました。積み重ね、探し続け、あきらめず、信じ、メンバー全員とお客様と劇場と土地土地の力と江戸時代から平成、全てが反応しあってこうなった… https://t.co/DjNreribaS
7年弱前
木ノ下歌舞伎「心中天の網島」千穐楽、そして木ノ下"大"歌舞伎の大千穐。関わられた方々、そしてご覧いただいた方々ありがとうございました。まだまだキノカブはやりたいことも力も余ってることを肌で感じました。これからの木ノ下歌舞伎にますま… https://t.co/4zNBRJlfqn
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島ー2017リクリエーション版ー』18日無事に千穐楽を迎える事が出来ました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました!夏場から始り、もうすっかり冬の景色になりました。京都、三重、香川、宮崎、横浜。沢山の貴重… https://t.co/6bEybLPcjp
7年弱前
木ノ下歌舞伎「心中天の網島」全て公演が終了しました。ロームシアター京都での木ノ下歌舞伎との“レパートリーの創造”は、2年にわたるプロジェクトですので、来シーズンにもご期待ください! https://t.co/iZ7E0t3zMe
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島ー2017リクリエーション版ー』遅ればせながら閉幕しました。たくさんのご来場ありがとうございました!いろんな場所でお会いしたいろんなお顔を思い出します。2015年の初演含め、貴重な、幸せな体験でした。木ノ… https://t.co/quCYzmX9Mm
7年弱前
振り返ってみると、本当に文句無しに声を大にして絶賛出来る芝居は『アンネの日』だけだったな。FUKAIPRODUCE羽衣『愛死に』と木ノ下歌舞伎『心中天の網島』は再演だし、iaku『粛々と運針』は戯曲は最高だが、上演はまだまだ磨ける余地があるし。
7年弱前
今年のベストプレイは風琴工房の『アンネの日』。ベストアクトは…意外と思い浮かばない。圧倒的存在感でギリヤーク尼ヶ崎。しかしあれはアクトではなく、生き様ではないかという気もするので、再演だが木ノ下歌舞伎『心中天の網島』の伊東沙保。ベ… https://t.co/gT7GdLfhec
7年弱前
一昨日の木ノ下歌舞伎『心中天の網島』は、初演より引き締まりつつ見せ場は膨らんだ感じで、庭劇団ペニノの『地獄谷温泉 無明ノ宿』の再演を思い出した。座組も結構変わっていて、初演の島田桃子がマームとジプシーとかに出てる伊東茄那になってかなり印象が違う。どことなく藤谷理子と似てませんか?
7年弱前
古典が観たいTLなので便乗して、今観(てみ)たい古典の演目は心中天網島です なんでかっていうと先日木ノ下歌舞伎で観て引くほど号泣したから
7年弱前
色々やり残して帰松、仕事行かなきゃ。 頻繁にリフレインする木ノ下歌舞伎心中天の網島のCDが"箪笥の思い出"と"愛と死"の時がある、その深層は希望への道筋かでデスマーチか…
7年弱前
【次々回演出作品!!!!!】 木ノ下歌舞伎 『勧進帳』 監修・補綴: 演出・美術: 2018年3月1日(木)~ 4日(日) KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ ▶︎詳細… https://t.co/epV9uCRfDB #木ノ下裕一 #杉原邦生
7年弱前
東海道四谷怪談と心中天の網島を見ておもったことは、木ノ下歌舞伎は2回はみるべしということだなあ
7年弱前
芸術の秋ということで(もう冬だけど)演劇や映画をたくさんみています。木ノ下歌舞伎『心中天の網島』も観にいきました。なかなか思い切れない心中シーンは、たしかにこんな感じかもと、現実味あって怖かった。江戸時代の自殺防止演劇なのかな...伊東沙保さんの演技がおそろしく巧くもはや畏怖。
7年弱前
木ノ下歌舞伎っていうのも面白そう。 調べよう。
7年弱前
木ノ下歌舞伎「心中天網島」観劇しました。現代劇と歌舞伎とミュージカルのぐるぐるした移り変わりと混ざり合いに巻き込まれました。昔の話でしょと思っていたのに急に現代劇になって身近に座ってきて、歌って心に響いて離れなくなってしまった。すごい体験。歌舞伎にも興味出てきた。
7年弱前
昨日は木ノ下歌舞伎でどうかと思うほど泣いてしまった。ていうか一曲目からもう泣いちゃって、糸井さんの作る曲って詞ってなんなのとしか
7年弱前
【心中天の網島】昨日、全30ステージが終了いたしました!沢山のご来場、誠にありがとうございました。足をお運びくださったお客様、各地でお世話になった皆様、座組の皆様、また必ずお会い出来ますように。木ノ下“大”歌舞伎もこれにて幕!今後… https://t.co/1bUM1Vhr4d
7年弱前
木ノ下歌舞伎の「心中天の網島」観たあとに アンパンマンミュージアムに思わず出会いまして。 そこのジャムおじさんのパン工場でドキンちゃんのパンを見かけたので と購入させていただきました。 色々と生きる… https://t.co/4lX1S8w1Da #ご冥福をお祈りいたします
7年弱前
@hongomai 本郷さん、長い間お疲れ様でした。そして本日は申し訳ありませんでした。カーテンコールでの拍手、本郷さんはじめ制作チームの皆様へも向けて送ったつもりです。大阪の旧知の演劇人が今回初めて木ノ下歌舞伎に行き「制作が本当に素晴らしかった」と言ってました。
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島』木ノ下‘大’歌舞伎の大千秋楽にもあたります。今日はカーテンコールに木ノ下さんと糸井さんも登場して三本じめやら、エコバックを撒いて下さったり特別感があり、やはり木ノ下裕一さんに拍手を送れた事がとても嬉しく、制作の本郷さん、加藤さん、心よりお疲れ様でした!
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島』京都→横浜より、先週→今週の変化が鮮烈すぎました。テンポがかなり詰まってる!好みもあるでしょうし、以前のゆっくりめも魅力的でしたが、初演と合わせて9回観て、今日の回が一番、大好きで「糸井さーん!」と絶叫したい。
7年弱前
昨日見た木ノ下歌舞伎の澤田慎司の髪型どこかで見たことあると思っていたけれど、アシガールの唯之助だ。
7年弱前
そして元てがみ座の今泉舞が今日は青☆組に出ていて、しかも彼女がそこにいる必然性が嫌と言うほど理解できた。木ノ下歌舞伎の日高啓介は、青☆組に出たことがあるし、次はてがみ座。てがみ座の石村みかは、以前糸井作品に出ていて…と、もはや誰がどれに出ているのか混乱するような状況(笑)。
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島』 ハンカチを持っていたのに涙を拭くのが追い付かなくてデコルテがびしょびしょになった
7年弱前
それにしても、金曜に てがみ座『風紋』、土曜に木ノ下歌舞伎『心中天の網島』と青☆組『グランパと赤い塔』って、メチャクチャ贅沢な時間だな。3本とも素晴らしく、しかも互いの印象を殺すこと無く、全体として演劇を見ることの喜びで心を満たしてくれる、絶妙な組み合わせ。
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の網島』 あらすじは知っている(歌舞伎を観たことがある)ので覚悟はしていましたが、美しい義太夫節の詞章と耳馴染みがいい現代語とが、物語を力強く浸透させ胸を叩いてくる、素晴らしい補綴でした。
7年弱前
今日の木ノ下歌舞伎の余韻ぶり返し。伊東茄那さんがホント素晴らしかったなぁ。。ぐるりと実力舞台役者たちに囲まれたからこそ際立つ、健気で純粋で愛おしい存在感。歌が当時の安田成美並にヘタなのがたまらない。絶妙。彼女の小春ゆえにやるせなさが怒涛にこみ上げる後半にウットリしながらも号泣。
7年弱前
木ノ下歌舞伎『心中天の綱島』①こまばアゴラ劇場で上演され、各地を回ってきたこの作品は、兄の視点を追加されることで、遊女との愛、夫婦愛に家族愛が追加。そのことにより、治兵衛は愛されていたからこそ、その愛を裏切れないと死んでいく。その課程がとても切なくて悲しくて。
7年弱前
糸井幸之介演出の木ノ下歌舞伎『心中天の網島』リクリエーション、ああ、もう、もう1個! 心中のシーンをちゃんと、じたばたと、痛みと共に描いていて、ファンタジーに逃げてない点が糸井幸之介演出の誠実さだとおもう。やむをえず水や風な女が優… https://t.co/63x9xhawHK
7年弱前
糸井幸之介演出の木ノ下歌舞伎『心中天の網島』リクリエーション、あ! あともう1個! 初演時は舞台を見慣れてなかったし、キノカブ初体験、そして「愛と死」の衝撃が記憶のほとんどを占めてたんやけど、今回はやはりおさん! おさんで〆る采配がすごく良かった。生きてる者の生活は、続くのです。
7年弱前
今回の木ノ下歌舞伎、芝居の内容とはまったく関係のない話だが、15時開演、17時半前には芝居がはねて、桜木町から横浜に直行、18時前にはスカイスパに入っていられる。休日の利用時間5時間をサウナで目いっぱい過ごして、その日のうちに都心に帰れる。絶妙な時間設定だ。
7年弱前
糸井幸之介演出の木ノ下歌舞伎『心中天の網島』リクリエーション、……などと、いっしょにダダ泣きしてた友人と野毛の飲み屋で2時間以上話してたんやけど、その店に入った途端流れてたのがglobe『Wanderin' Destiny』やし、… https://t.co/pSO6UMZUNQ
7年弱前
糸井幸之介演出の木ノ下歌舞伎『心中天の網島』リクリエーション、良かったのは、追い詰められていく小春と治兵衛の切迫の背景より、繰り返されるいつものやりとりや、世界中の「橋」への空想にこそ描写が割かれていて、だからこそ悲壮感が際立っていたところ。歌もどこか牧歌的だからよけいに痛切。
7年弱前
糸井幸之介演出の木ノ下歌舞伎『心中天の網島』リクリエーション、おさんも小春も男に従属的で貧困で、どう転んでも「苦界」。だからすがれるのは「愛と死」だったのかな。治兵衛さ調子いいやつ、クズ男にも見えるけど、たぶんおさん、小春それぞれと相対したときの気持ちは本当なんやろなとおもった。
7年弱前
糸井幸之介演出の木ノ下歌舞伎『心中天の網島』リクリエーション、今回は、心中が見えている側としては、調子いい治兵衛にイラっとしつつ、それでも無邪気に惹かれる小春にはじめから胸がつかまれた。それに、おさんのエピソードもだけど、今回は女性キャラの置かれている「苦界」がたまらなかった。
7年弱前
糸井幸之介演出の木ノ下歌舞伎『心中天の網島』リクリエーション、初演を超える衝撃で終始泣きっぱなし。前は、冒頭からの治兵衛と小春のダッサい乳繰り合いや野暮ったく聞こえる歌にはじめは乗り切れなかったのに、おさんと治兵衛のくだりからその愚鈍さががんがん響いてきて最後号泣というかんじ。
7年弱前
「木ノ下歌舞伎 心中天の綱島」@nigiwaiza ふとした事から、2年に渡る、木ノ下大歌舞伎最後の公演、しかも大千秋楽に滑り込んだ。 第一弾、義経千本桜の光景も記憶に新しく、図らずも、この一大プロジェクトの始まりと終わりに立ち会う事となったのには何かの運命を感じた。 つづく
7年弱前
横浜にぎわい座にて木ノ下歌舞伎の『心中天の網島ー2017リクリエーション版ー』大千穐楽。2初演も観ましたが、本当に素晴らしい作品。 きっと優しい男なのだろうが…家庭を顧みない浮気男に尽くすおさんに涙で舞台がかすむほど…。演出の糸井… https://t.co/EBZkQiNAu8
7年弱前
木ノ下歌舞伎の楽日を見終え、青☆組の初日にひた走る。
7年弱前