満足度★★★★
娯楽伝奇アクションコメディ時代劇
現代劇だが、信長、秀吉、家康を中心として、そこに「鬼龍軍」という悪役チームが絡む内容は確かに「娯楽伝奇アクションコメディ時代劇」。
おバカネタやしょーもないショートコント、さらには邪道あるいは反則と言えなくもない(笑)客いじり、劇団員いじりまであるので、ウッカリするとそちらに気をとられて忘れてしまいそうだが、毎回新たな楽しませ方(中にはかなりの技術を要するものまで)を編み出しているのはスゴい。
今回は刀を持たずに動きと効果音だけで表現するのにちゃんと刀が見える「エアーチャンバラ」が白眉。
満足度★
TVより軽薄な、笑い。
話題のヤンスタを初めて観劇。
俺にとっては苦行のような3時間15分。
4000円支払って、苦行。
本当に応援してやりたい教え子が出演していたので
途中で帰るわけにはいかない。意地になって最後まで観る。
かなりの忍耐が必要だった。
原因の一つは構成にある。
10分ほどのベタなショートコント、ダンス、アクションが
物語上に計15個くらい配置されていて
休憩一回を挟んで延々見せつけられるのである。
ダンス・アクション・コント・芝居と
どれが一番やりたいのか不明瞭であった。
おそらく全部やりたいのであろう。
でも、この演出力じゃ不可能だと思った。
「織田信長が爽やかに暴れて、謎の悪鬼集団と対決する」
というよく分からない安易なストーリーだったが、信長を演じた
座長の独裁っぷりを想像すると、この劇団自体が織田軍団
のような狂った偏りをもって見え、怖かった。
何故かロビーの壁に(トイレの中にも!)座長や劇団員自作の川柳が
いくつも貼ってあり、こりゃヤバイと感じる。
構成に加え、「笑いの感覚」が合わなかったことも
観ていて苦しくなってしまった一因である。
昭和のセンスだ。ドリフみたいなのである。
そのため、子どもからお年寄りまで楽しめるメジャー感が
あったが、ちょっとあまりにも安っぽ過ぎる。
小中学生向け(=ヒーローショー寄り)といった感じだった。
(※注…別につまらないわけじゃないし、笑えないわけじゃない。
たとえば、休日の浅草花やしきで15分観るだけなら
充分楽しめるものであった。)
首謀者のセンスに疑問を感じたが、
出演者の皆さんは皆チャーミングでキラキラとしており
観ていて愛着の湧くキャラクターばかりであった。
特に加藤清正役の山崎タカヤスさん、
濃姫役の田島実奈子さんの二人が素敵だった。
また、オーディエンスのテンションも高かった。
お客さんが舞台に上げられたり、コールアンドレスポンス
があったり、ダンスシーンでは皆起立して踊ったり(笑)。
そうだ。皆、この劇団をTVでスマップを観て楽しむ感覚で
応援しているのだ。劇団員一人一人を愛してる感じがした。
ううう。俺はTVを観ないけど、TVの笑いのほうがだいぶハイレベルで
視聴に4000円もかからないし、マシだと思った。
これと同じ感覚を過去に二度味わったことがある。
とある筋との付き合いで、渋谷公会堂に第14帝國の公演を
観に行った時。99%が女性客でかなりアウェイであった。
途中でお客さんにプレンゼントが振舞われたりする。
二度目は仕事の付き合いで前進座劇場に声優の関俊彦さん
が出演する舞台を観に行ったとき。
劇中で関さんが出てくるとすごい拍手が起こったりする。
こういった公演は動員・興行成績共にかなりの業績を
上げていそうで複雑な気持ちになる。
俺の中でますますポツドール支持を固めた観劇でした。
「ポツドール、こいつら全員、ぶっつぶせ。」
今の気持ちを川柳にしてレポを終わります。
満足度★★★
サービス精神旺盛はイイことだけど・・・
休憩時間を入れて上演時間が3時間15分は、ちと長いよな・・・
オポンチな小ネタは嫌いではないし、中には、殺陣のシーンで灰皿などを駆使して、昔ながらの音響効果を作り上げていた処などは素晴らしかったんだけど、全体的に小ネタがグダグダな感じがしてしまった。
疲労が溜まってきたかもしれないが、公演5回目としては、ちと作品のクオリティが低いかな・・・って感じてしまったし・・・
クライマックスシーンもイイ感じに流れていたのに、それの流れをブチ壊してしまう小ネタを入れていたのにも疑問がのこるんだけど・・・
満足度★★★
えんたーていめんとやぁ!
やっぱり長いよぉ~。でも長時間やってくれなきゃYANKEE じゃない!!
歌あり、ダンスあり、もちろんショートコントに…盛りだくさん。会場内にも工夫があって、、、面白いです。