夏の夜の夢 公演情報 夏の夜の夢」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    元が喜劇なので笑えるポイントが満載ではあるのだが、塚越健一のそのバックボーンを利用した飛び道具的な使われ方と井上みなみの素晴らしいキレ芸に爆笑してしまった。随所に客席との一体感が出てて楽しめた。1人複数役の部分がもっと整理されてれば更に…

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/20 (月)

    価格3,500円

    無題2029(17-032)

    14:00の回(晴、暖)。13:30受付(整理番号がありますがどんな順番なのでしょう、少なくとも整列順ではない)。

    初日は、L字、入って左奥でしたが本日は正面、最前列のミニ椅子は追加?

    今日も舞台上には役者さん、でもとてもリラックスしているように見えます。

    14:02前説(山田さん、日替わりとのこと 150分)、14:07開演~16:40終演。

    楽しさ倍増、よく笑いました。客席との一体感、劇中劇のハチャメチャさ、歌声の華麗さ、振付の神々しさ、とても楽しく、キャラクターが輝いている。

    当パンをみていたら石渡さん立教の映身出身、ということは新座キャンパス(一度ダンスを観に行きました)でしょうか。ttu山田さんが第2期なので7~8期かな?

  • 満足度★★★★

    印象的だった前回の「十二夜」を朧ろに思い起しつつ、期待しつつ。これまた、新鮮な「夏の夜の夢」であった。
    四角い石板の上に一本の樹という簡素な装置、入場すると仄かな赤色灯がそこここに吊られ、客席上にも。登退場は下手手前と、客席上手側の通路を通って背後中央の会場入口で、退場しながらの(またその逆の)科白と芝居がたっぷりやれる。衣裳は現代のものを独特にコーディネート、人物は皆端麗。
    発語が独特である。「十二夜」で驚かされた、戯曲を変えず現代の日常感覚での発語に落し込んだ流れるような台詞回しが今回も健在、各場面は剥きたての果物みたく新鮮で飽きない。しかも物語を壊していない、どころか蘇らせている。
    役者に大きな負荷を課してもいるが即ち役を楽しむ演技に通じ、俳優の魅力が香っている。ガッツリ最後のシーンまで演じきり、静かな大団円に終る。
    恋騒動の男女二組の一人ライサンダーを美形の(男性的な訳でない)女性が演じ、相思相愛の様子が女性同士に見える事もある。親に反対される場面は現代のそのシチュエーションに見えて面白い。場面や役に施された趣向を吟味し出すと切りがないが、ただこの舞台全体をどう受け止めるか、までは思いが到らない。「現代」が舞台に「寄与」している、が、作品を現代に引きずり出す、までではない。その意志を私はみたいと潜在的に願っているのかも。(結論に至らず。)

  • 満足度★★★

    150分。

    ネタバレBOX

    なんとなくキレが足りない気がした。舞台にノれないというか。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/18 (土) 14:00

    舞台上に客席があるかのような空間の使い方と観客に語りかけるような演技で引き込まれる。長めの上演もあっという間に過ぎた。これもまた、夢の中だったか。

  • シンプルな空間での古典上演。現実と地続きの昔話であり、ファンタジーなのだと思いました。

  • 満足度★★★★

    2時間30分、休憩なし。通路をよく使うので脇席が見やすい。質素でも飽きが来ないのは役者さんの実力も大きい。

  • 満足度★★★

    いい芝居でした。

    ネタバレBOX

    それぞれの役に深さがありました。ストーリの展開が長いのにその長さを感じませんでした。
  • 満足度★★★

    悪くはない。いや、面白いのだが・・・、今さら(などというと沙翁に失礼だが)「夏夢」をあえて上演するのなら、どう見せるかという、ある意味の観客サービスが必要になるのではないだろうか?
    こちらも少々、ひねりを期待しすぎたのかもしれない。

  • 満足度★★★★

    多分、原作に忠実なんでしょうね。

    ネタバレBOX

    妖精の親分が花から抽出した惚れ薬を振りまくことを子分に指図したことから巻き起こる騒動を描いた話。

    たわいもない内容で私が一番嫌いなシェイクスピア作品。ただ、2時間30分もやればさすが本格的で、今まで大団円だと思われたシーンの後に、公爵夫妻とさらに二組のカップルが加わった祝祭で素人芝居が演じられたことを初めて知りました。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/10 (金) 19:00

    無題2027(17-030)

    19:00の回(晴)。

    18:30受付(整理券あり)、18:40開場、L字の客席、奥の一番入り口側に座ります。役者さんたち数人がラフな格好で舞台上に、中央に枯れたような木が一本、天井にターンテーブルが逆さまに吊ってあります。

    18:55前説(150分)、18:57全員ハケて、風の音、虫の声、19:04開演~21:37終演。

    本作...野外劇「水神の森 眞夏の夜の夢(2016/9@東白髭公園)」で怪作を観ただけ、原作は読んだことなし。

    L字の奥のほうが役者さんに近いし、壁沿いを行き来する役者さんがみえる。

    お客さんに語りかけるような演技が「一座」の芝居を観ているような感じでとても楽しい。始まりはいつものようにセリフ回しに違和感があったものの、役者さんたちをひとりひとり追って行くうちに気にならなくなりました。

    対面の客席だと気になったりするものですが...(観客を排した)リアルな情景を観るより、自分が観客と一緒にこの物語を観ているという雰囲気がよかったと思いました。

    小林さんのダンスは過去の作品とも重なって神聖な感じを受け、どちらかというとパフォーマンス色の強い作品にでていらした中野さんは粒のそろった声で初めての長セリフを聴きました。

    井上幸太郎さん「この世の楽園(2013/10@雑遊)」「丘の上、ただひとつの家(2015/2)」。
    井上みなみさんは「バナ学eyes★芸劇大大大大大作戦(2011/6@水天宮)にお名前がありますがもちろん誰が誰だか??状態でした。
    亀山浩史さん「空っぽの騎士2011/10@d)」。山田宏平さん「宇宙船(2014/9@王子)」。
    小瀧万梨子さん「デジタル(2014/9@アゴラ)」他。
    小林真梨恵さん「わたしたちのからだは星でできている(2016/7@青少年センター)」他。
    中野志保実さん「わたしたちのことを知っているものはいない(2016/11@桜台)」他。

  • 満足度★★

    ■約155分■
    夏夢という作品と、RoMT流の華美を抑える質素な演出傾向とが折り合っていない印象。
    幻想味の強い夏夢は、これでもかとショーアップして妖しくきらびやかに仕上げたほうが見応えは増すはず。

    ネタバレBOX

    L字型の客席も考えもの。舞台と一緒にもう一方の客席が否でも応でも目に入って、劇への没入を妨げる。
    間に段差がなく、舞台が客席と同一平面にあるのも、舞台上から聖域感、異世界感を奪い去って頂けない。
    キャスティングにも一言するなら、井上みなみは可愛いけれど、ハーミア役はハマらない。素朴なムードの中野志保実のヘレナ役は良かったです。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/10 (金) 19:00

    価格3,500円

    ルドルフ・ジョーウォ演出でヤン・ペシェクがポーランド語で(!)パックを演じた1999年のものから東京芸術劇場の小1・小2・中の3つの劇場でそれぞれ観た(劇団BOOGIE★WOOGIE、空間ゼリーなど)2008年、悲劇版・喜劇版の2バージョンだった2010年の笑劇ヤマト魂(現・天幕旅団)、現代の設定・若者言葉でありながら実は原典にかなり忠実な上に独自の設定を加えてアッパレと思ったレティクル座(2014年)など、今まで観て来た10本は多かれ少なかれアレンジが加えられていたが、きちんと演るとこうなるんだぁ(上演時間含む)な印象。
    よく存じている方々が適材適所だったり、イジーアスとハーミア父娘が「この父にしてこの娘あり」な雰囲気で納得だったり、オーベロンに某キャラを想起したりで楽しく、150分余の長さはさほど感じず。
    また、こういうのがシェイクスピア時代のスラップスティックだったんだろうとか、職人たちの劇中劇は演出家/演者の腕のふるいどころなんだろうなとか改めて思ったりも。
    個人的注目ポイントは小林さんのダンスの他、永井さんの○○(カワイイ)、塚越さんの○○○かな……(爆)
    あと、本作(原典)についてはティム・ライス作詞、アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲でコンセプト・アルバムを作った後にそれをノーマン・ジュイソン監督が映画化なんてのがあったら面白かったかもなぁ……などとも(笑)

    【追記】
    ライサンダーを女優が演じたことで女優が男役を演じたのか、同性で愛し合っていたのか観客の解釈も2つに分かれている。
    元の戯曲に忠実なので同性愛をにおわせる台詞など出てこないワケだが、逆に考えればライサンダーが男であるという確証もなく、演出の妙と言えよう。

    「ライサンダーは男性である」という戯曲にとらわれる派(σ(^-^) はこちら)と「女優が演ずるのは女性の役である」という芝居のお約束にとらわれる派(CoRich舞台芸術!やツイッターで目にした範囲内ではこちらが多数派)……なのか?

    既成の、しかも有名な戯曲だから「男役を女優が演じている」あるいは「本来は男性の役を女性とした演出」と思うのであって、これがもしも書下ろし(かつ台詞などにヒントがない)だったら「女優が演ずるのは女性である」と受け取るんだろうな。この違いも面白い。

    「男優が演じるのは男性の役、女優が演じるのは女性の役」という固定観念だけでなく「女性が愛する相手は男性」という(従来の)固定観念もこの頃は崩れてきているのだなぁ。
    あ、いや、演劇の世界では前者は昔から崩れている…ってか固定観念と言うより「お約束」あるいはそれより緩いものだな。
    今後は「従来の常識を疑え!」かもね。(笑)

    ネタバレBOX

    永井さんのオーベロンは前髪が可愛く(横山ノック風とも言える(爆))、そのせいもあってか「サリーちゃんのパパ」を想起。
    塚越さんのフルートは劇中劇で白塗りで日本の古典芸能風台詞回しでティスペを演ずるのが圧巻。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/11 (土) 14:00

    価格3,500円

    RoMT流で魅せた150分。長時間、海外戯曲専門の劇団を見るのは初めてでしたが、どれも時間だけ過ぎていくこういうファンタジーな気分で見えたすばらしい内容でしたね。

  • 満足度★★★★★

    井上みなみさん目当てで観に行ったけど、とてもカジュアルな仕上がりで楽しかった。中野志保実さん他、皆さんもめっちゃ良いです。
    仕事帰りにつき、途中で眠りに落ちそうになったので、もう少しコンパクトだった方が働き盛りには助かるが、お勧めです。

    ネタバレBOX

    ダンス・振付、歌唱、塚越さんの突拍子も無い演技(笑)-等、ある意味演劇らしい可愛らしさが在る作品。
  • 満足度★★★★★

    不思議な世界に連れて行ってもらいました。
    今は、春の夜の夢でしょうか?(笑)
    今日が初日なので、これからもっと磨かれていくんでしょうね。
    また、終盤に観てみたいと感じた世界でした。

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