あたらしいエクスプロージョン 公演情報 あたらしいエクスプロージョン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/03/19 (日)

    新しくオープンした劇場で観劇。
    階段上がった劇場ロビーは狭く、劇場通路は傾斜あり。通路に2人並んで歩くと余計に狭く、終演後は混雑する。通路正面には男女共通使用のトイレあり。出入り口誘導は一箇所。下北沢あたりの小劇場を参考に作ったんだろうか。
    土地柄を考えれば、ご年配の方が見にきたりする可能性もなきにしもあらず。今後の観劇層を考えればバリアフリー化は当たり前と思うのだが、自力で階段上がれるうちはいいけど、せっかくの新しい劇場なんだから、それに対応しているのなら、そこらへんはもっとアピールしても良いのでは、と、ふと思ったりして。

    劇そのものは映画版の蒲田行進曲の流れをやりたかったのか、と思わせるような忙しいというか目まぐるしい展開。終戦直後の占領下日本の映画人の映画にかける気骨がほんのりと伝わる昭和下町っ子気質な展開というのか。映画は撮りたいが機材はない、フィルムもない、主力スタッフは戦死してしまったが、街で偶然見つけた女をきっかけに映画への熱が蘇り、闇市から機材やら人材やらいろいろ調達したけど、GHQが欧米では当たり前であるシーンを入れろと横槍通達があったりして。
    男性陣が本当に元気で面白かったけど、GHQのデビットが話の軸にきてくれてれば、もっと面白さも違う印象を持ったかもしれない。
    エクスプロージョン=爆発、とまではいかなかったけど、日本の演芸が盛んだった土地での劇場こけら落とし公演にふさわしい舞台でもあった。
    でもちょっと長めだったかな。

  • 満足度★★★★

    120分。

    ネタバレBOX

    杵山(八嶋智人)…映画とりたい人。国策映画をとっていたが、影響力なしとして無罪判決を受けた。
    富美子(川島海荷)…美人局。においで判断する人。自称町の男たちの希望。
    石王?柚木?(町田マリー)…闇市の行商。カメラを杵山らに貸す。実は女で子を亡くしていた。
    貞野?坊やの哲?(大鶴佐助)…月島の付き人的な人。
    今岡(富岡晃一郎)…杵山の相棒的な人。月島にヘッドハンティングされる。
    月島(山本亨)…チャンバラ映画の俳優。GHQと時代の流れによりキスシーンのあるチャンバラ映画を撮ろうとする。

    戦後、機材もない役者もない中、映画をとりたい杵山が右往左往しつつ、月島の撮影所に乱入していく話。
    序盤の水物に始まり、エンタメ色の強い舞台。笑えるとこも多々あっていい雰囲気だった。他の作品に比べ、哲学色は薄い気もするけど。
    キャラも濃く、役者の色も濃かった。川島海荷はかわいいし、町田マリーの裁判長姿は美しかった。
  • 満足度★★

    前列でお尻が痛かった。
    でも川島海荷がめっちゃ近かった。

    ネタバレBOX

    うーん、ちょっと……。
    役者は良かったがホンが。

    メインとサブがごっちゃになってて、しかも全部が薄い。
    というか葛藤になってない。
    大した追い込まれてもいないのに、全部自分で吐露しちゃうって、それじゃ何のドラマにもならないだろ。
    ただのドタバタが続くだけだし、それも別にGHQに邪魔される訳でもないし。
    ただただギャグを見せられてただけ。
    一人何役もやってすごいでしょとか、そんなのどうでもいい。

    5000円だとさすがに愚痴も言いたくなるよ(*_*)

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