満足度★★★★
満喫
「劇団どくんご」という、テント芝居で全国を巡る劇団を去年初めて見て、珍しい上演形態だと思ったんだけど、考えてみたらテント小屋での上演というのは演劇よりもむしろサーカスのほうが本家かもしれない。
原宿の特設会場で上演されるシルク・ドゥ・ソレイユの公演も、テントとは思えない立派なつくりではあるが、公演が終わると跡形もなく消えてしまうという意味ではサーカスの伝統?を守っている。
過去に「キダム」「アレグリア2」「ドラリオン」と見てきてこれが4度目。座席はなるべく前で見るようにしている。ピエロは出ないが、それに近いコミカルなキャラターは毎回いて、彼らにいじられる危険があるのが難点といえないこともないが、やはり超人的なパフォーマンスを味わうにはなるべく距離は近いほうがいい。
満足度★★★★
よかった。
こういったサーカス?的なものは、実は初めて。
見る価値はあると思いました。
男性の方の背中の筋肉に見惚れた。
自分もあれくらいの盛り上がりが欲しい。
満足度★★★★
夢幻
サーカスって、夢で、幻であるべきだと思う。
サーカスほど、現実を離れたところに浮遊しているショーはない。
その理想のサーカスを完璧なまでに体現するシルクの存在は稀有。
確かに今回は、大技という意味での見所は少なかった。
単純に見ていて面白い技は、あればあるほど楽しいので、もっと期待したい。
けれど、世界観は完璧だった。演出素晴らしい。
満足度★★★
シルク初心者にはいい作品だと思うが・・・
「コルテオ」はイタリア語で「行列」を意味する言葉。
ひとりの男性が自分の死に際し、過去を振り返りながら旅立っていく。
まぁだいたいそんな話。
シルク作品においてストーリー自体にさして意味はない。
ノンバーバルを基本に、独特の幻想的な世界観の中で、
人間離れした数々の技が至極当然のように繰り出されていく。
転換の間すらも自然に、自然に。それがシルク演出の基本だと思う。
上記を基本と考えると、少し異質な作品。
シルク初心者の入り口としては問題ない作品だが、
10作品以上観ている自分にとってはいくつか気になる点が。
気になった点はネタバレにて。