「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」 公演情報 「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
21-39件 / 39件中
  • 満足度★★★★★

    後半戦が始まった!
    なんかギュッと締まった感じで、引き込まれてしまいました。
    まだ進化するのかな、見ていて飽きないです。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/23 (木)

    座席1階3列

    毎年2月、8月に浅草東洋館で公演されている劇団様。
    開場、前説から楽しませて頂いてます。
    元禄時代の江戸吉原独特の世界観や人々の感覚表現が繊細に表現されている作品。歌、ダンスが盛りだくさんで、色々な角度から何回も観たくなる舞台です。
    今回再演となりますが、初演観た方も初めてな方も楽しんでいただけます。



  • 満足度★★★★★

    4公演目の観劇
    脚本も素敵。
    幾つものストーリーが、絡みながら、エンディングへと繋がり、
    素敵なラストへ。
    明と暗、本音と建前、相手を思うが故に、恋と愛、
    そんな心の表裏が表現されている。


  • 満足度★★★★

    歌あり、ダンスありの盛りだくさん。華やかで格好いい衣装も印象的。「ロミジュリ」の名前をつけるだけあり、切ない人間模様が描かれた脚本はとても素敵でした。
    出演者さんで知り合いがいなかったのですが、そういうお客に対して少しだけ配慮してもらえればうれしかったかな。

  • 満足度★★★★★

    初日にフラ語友人と観劇。ドガドガもさすが23回目となるとなんか風格が出てきたなぁ。再演だけど役者も微妙に変わり新鮮な感じが伝わってくる。ヒロインのあきぽんにはチャレンジな役回りかと失礼ながら心配していたがなんのその。堂々とジュリエッタを演じていました。殺陣もバシッと。大変失礼しました^_^
    年に2度の望月ワールド、後半戦も楽しみです。

  • 満足度★★★★★

    前半の楽日、3日目を観て、改めて自分の芝居の楽しみ方に気づかされました。
    以下、ネタばれです。

    ネタバレBOX

    田舎侍2人にまじムカついた。黙れ!と言いたくなった。
    亥乃三の怒り、酉松の嘆き、羊吉の悲しみ、吉原で生きる人たちの憤りとそれでも逞しく生きる誇りを感じた。
    そして、そこから猛スピードで始まる群衆のシーン。岡っ引きコンビが待った!をかけ、主役、顔役の登場。勢いに飲み込まれながら、恋に落ちる瞬間を目撃する。
    そのすべてが、あの憎たらしい若造の田舎侍が怒りを煽るところから始まる。
    怒りが強いほど、みんなが輝くんだと思った。

    で、
    私は、そういう起点を見つけてワクワクするのが好きなんだと。そういえば、そうだと気づかされました。

    素人が知ったかぶりで長々と呟いてごめんなさいm(__)m‼
    後半戦が楽しみです。お好みは人それぞれですが、ぜひ沢山の人に見てほしいです。

  • 満足度★★★★★

    タイトルからシェイクスピア「ロミオとジュリエット」(邦題)を連想するのは容易い。原作ではジュリエットは13歳、ロミオは18歳で、国た時代は違うがティーンエイジの恋愛は拙いようで、ラストは死ぬところまで振り切っていく。永遠のテーマ”愛と死”にしっぽりと浸れる公演である。
    この「シン・浅草ロミオとジュリエッタ」は、舞台を日本・江戸時代(元禄14年頃」の浅草界隈、吉原遊郭へ案内される。こちらはシェイクスピア劇と違って大人の妖艶な変容が観てとれる。
    (上演時間2時間20分 途中休憩10分)

    ネタバレBOX

    舞台セットは、日本の伝統的建築様式・唐破風(からはふ)が中央にある館出入り口、横塀はこの劇団の定番造作。掲げられた提灯が風情を醸し出す。

    『ロミオとジュリエット』は恋愛悲劇であるが、若い恋人たちが社会によって課された障壁をはねのけて愛を成就させようとする話は、むしろ伝統的な恋愛喜劇に近いものである。しかし全体的に悲劇と言うよりは、敢えて喜劇的に見える表現、ジャンルの境界を曖昧にするようにして、別の魅力付けをしていたように思う。

    原作の家同士の確執(憎悪)に対し、吉原の亡八者、六道の外れ、川原者に一目置かれている犬神弾左衛門の一人娘・樹里恵(古野あきほサン)と武士、それも当時最も注目されていた赤穂浪士の一人・毛利小平太(丸山正吾サン)という身分違いの悲恋。死出の旅路が運命(さだめ)の男との添い遂げられない仲。そう思えば思うほど短くも儚い恋に燃える男女の仲がよく表現されていた。内なる情念と外の肢体・姿態を見事に演出し体現させていた。そのダイナミックかつ壮麗な演出が見事であった。

    物語の底流には武家社会における理不尽、不条理、さらには階級社会という大きな問題が横たわっているが、それでも中心は男女の恋物語。時代劇にすることで情緒が漂う。現代劇にすると価値観が多様化していることもあり、共有の倫理観を持ちにくいし、無言により深く伝わるという関係性が成りたたないような気がする。しかし時代劇は、顔を合わせただけで情感が漂う。その男女の機微が激しい動きの中にもしっかり観てとれる。この劇団ならではの少しエロチックな場面さえ叙情に浸れる秀作。

    この公演は、恋愛という普遍的なテーマ、その人間ドラマを固くならず観て楽しむ。そんな演技・ダンスパフォーマンスが魅力の一つ。外見的には異様な化粧、威容な衣装などビジュアル面も見事で、観客を楽しませることに長けている。和と洋、時代を固有しないような混在した衣装を通して明色が見えてくる。登場人物の個性が身に付けたものによって一段と強調されてくる。
    大勢のキャストが登場するが、それぞれ役割がありキャラクターも立ち上げていた。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/20 (月)

    座席1階3列

    「ロミオとジュリエット」の翻案ではありません。歌舞伎ですね。「ロミオとジュリェット」のハイブリッドでキッチュでハイパーな「傾奇」。もしかしたら、タイトルにある「ロミオとジュリエッタ」は、個人名と恋愛悲劇との掛詞に過ぎないのかもしれない。それくらい、本来の話との共通性はない。

    世話物でありながら、まさに荒事。歌う躍る、殺陣あり艶事あり、駈けづり回る飛び跳ねる、修羅場もあれば見得も切る。目に焼き付くのは、胸の谷間と網タイツ、粋な漢の着崩し姿。セリフのケレン味は抜群。

    舞台で起きるあらゆることが、向島の戯作者(登場人物の1人)の作った戯作のメタ芝居のようにも思えてきます。つまり、舞台で起きることが、彼に芝居を書かせているのだけれど、実は彼自身も戯作に登場する1役に過ぎない、というような、胡蝶の夢みたいな芝居です。

    浅草を根城とする同劇団、この演目を東洋館でやることの意義を深く感じます。
    すぐ手の先にある吉原と隅田川。そして勝手知ったる劇場を隅々まで使いこなす巧緻性。土地柄なのか、贔屓筋(ファンではない、親族や友達でもない)も多そうですし。

    飲食禁止ではないこともよいです(芝居の邪魔にならない範囲ですよ)。大衆娯楽で飲食禁止はないよ。

    樹里恵の服装はナコルルですよね、赤バージョンの。
    客席通路に立つ樹里恵こと古野あきほさん、横で観ていて凛としてカッコよかったな。
    「狼眼男」こと毛利小平太の丸山 正吾の客席を駆け抜ける横の速さと、舞台に飛び乗る時の縦の軽快さにも目を見張った。

    また拝見に伺うと思います。そのせつも宜しくお願い致します。




  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/20 (月)

    座席1階

    3公演目の観劇
    殺陣が迫力、単なる殺陣ではなく、
    木刀と木刀、刀と刀、
    そして、心と心のぶつかり合い、それを役者が巧みに演じている。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/19 (日)

    価格4,000円

    劇団ドガドガプラスさん第23回公演『シン・浅草ロミオとジュリエッタ』(「ぐっち」こと田口夏帆さん出演)。
    2日目に観てきました!
    ドガドガさんの舞台は今回で2回目。
    前回公演『追憶のタキシーダンサー』は田口夏帆さん目当てで行ったのですが、すごく面白かったので今回は田口さん5割・ドガさん5割目的で行きました。(ぐっち、堪忍)
    やっぱ面白かったです!
    これが芝居だ!ってな感じで10分休憩があるものの、約2時間半が短く感じました。
    一段と成長した田口夏帆さんも観れたし、安い木戸賃でした。
    明日21日・明後日22日は休演日ですが、皆様も是非。

  • 満足度★★★★★

    この劇団はとにかく登場人物が多い。メインのロミ・ジュリのストーリーに相まって、色んな人たちの生きざまや思いが描かれている。脚本がいいのでしょうが、役者たちがそれに応えて進化していく。最初はよくわからなかった端役的な人物も息が吹き込まれ生き生きと見える。もはや、浅草とロミ&ジュリの組合せに違和感を全く感じないです。楽し♪

  • 満足度★★★★★

    ドガドガプラス
    『シン・浅草ロミオとジュリエッタ』
    初日と2日目観てきました。
    進化する劇団ドガドガプラス。

    衣装もダンスも歌もステキです。
    殺陣も圧巻です!
    沢山の人に観て欲しいんです。

  • 満足度★★★★

    濃い。台詞の熱とスピード、アクション、歌い舞いを触媒に2時間20分に凝縮された壮大な幕末恋愛譚は、ファンタジー要素が薄めがちな劇の密度を煮詰めて充分濃い仕上がりだった。ドガドガ独自の世界(私の印象)は浅草東洋館という小屋の要素が多分に滲み込んで出来ていた、と今回気づく所あり。もっとデカイ箱で縦横に跳ね回りたい事だろうと、お馴染みの掛け声「浅草公会堂」の夢を洒落でなくまことのそれと聞いた。
    シン・ロミジュリは沙翁の原作に依拠した翻案ではなく、確固とオリジナリティを持つストーリーにその要素が介入する、その案配が絶妙だ。遊廓吉原をある種の治外法権の地と設定し(史実の詳細は知らず)、世間の爪弾き者たちがなけなしの沽券を握りしめ苦悩し行動する、生命力の衝突といった様相に熱気が宿る。全開にエネルギッシュである所が唐十郎の系譜と言えば系譜。底冷えも甚だしい昨今、かくありたいと憧憬するにはあまりにフィクションだが、ドガドガ流ゲリラ戦をしかと見た。

  • 満足度★★★★★

    2日目、さらによかったです♪
    亥のざからの道行きがめっちゃよかった♥
    夏帆ちゃん卯月も弾けてました!

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/19 (日)

    座席1階

    2公演目の観劇
    役者が躍動し、客席にお芝居の風が吹いてくる。
    初日から、更に、パワーアップ。
    初めから、エンディングまで、目が離せない、引き込まれる舞台。
    *ハプニングも、何事もなかったように、演じる役者さんたち、さすが。

  • 満足度★★★★★

    今回も演出・衣装すべて華やかなステージ。舞台が狭く感じられました。もっともっと、思いっきり大きな動きを観てみたい!……ということで、引き続き浅草公会堂公演を楽しみにしております。

  • 満足度★★★★★

    11年目に入ったドガドガ+の新春公演。(ネタバレ追記2017.2.21 )

    ネタバレBOX

    舞台は浅草吉原。時は江戸、五代将軍、綱吉の時代。生類憐みの令をだし、犬公方と呼ばれたことで有名な将軍だ。様々な生き物のうちでも特に犬を大切にしたのは、彼の干支が戌年であったからだという。何れにせよこの吉原に於いては世俗の権力もそのままでは通用しなかった。武士であっても刀を持ち込むことは禁じられていたし、籠に乗って吉原に入ることもご法度であった。この吉原で権勢を揮っていたのが弾左衛門である。弾左衛門とは、亡八者、六道の外れ、河原者など士農工商に属さぬ被差別者を牛耳っていた統領である。この弾左衛門には、女信長と仇名される美しく強い娘、じゅりえが居た。一方、赤穂浪人、毛利 小平太は赤穂家中最強の武士であった。この二人が運命的な出会いをするが、郭の者が武士に懸想することはご法度であった。これを破れば傾城の世界と尋常な世界との黙約が破れる為、弾左衛門は断じてこの恋を許す訳にはゆかないのである。だが、障害があれば恋が増々燃え上がるのは必定。運命は、この二人を見逃さなかった。然し、恋を成就させれば恋人を奈落に着き落とすことになるのも必定。二人は悩みに悩むが、討ち入りまでの間はじゅりえが小平太に技を伝授するという形で夜毎会う。然しながら、いざ討ち入りとなれば、小平太は武士の本懐を遂げ、成就すれば切腹は免れない。闘争の過程で火が付けばその目が狼の目と変じる所から人呼んで狼目男(ロメオ)とは彼の通り名であった。一応、今作でメインストリームを形成する二人の名が、若い恋人の悲恋を描いた「ロミジュリ」に関連付けられているのみならず、今作では多くの登場人物名が、様々な文化的遺産、歴史などと密接に絡んでいる。弾左衛門の姓は、今作では犬神だが、歴史的には浅草である。だが、犬神となっているのは、犬公方との関わりを表していようし、サブストリームで自ら破瓜を為す気の強い女郎を演じる品寅はその気性の気高さを表す品に東洋の猛獣の王、虎を掛け更にフランク・シナトラを掛けている訳だし、品寅の先輩格に当たる看板花魁大鳥居(オオドリイ)はヘップバーン、後輩でライバルでもある花魁は得比寿(エルビス)プレスリーに掛かっていると同時に浅草寺の弁財天の七福神仲間である寿老人や恵比須とも掛かっていよう。大鳥居にした所で、神社の鳥居に掛かっていると読める。更に、この朝日楼の女将は、その名を毬鈴(マリリン)という。無論、モンローだ。朝日楼は名歌に出てくる女郎屋の名である。また深読みすれば、虐げられている女郎たちの名は、日本の宗主国であるアメリカに対する庶民の歯軋りと取れなくもない。まして、ここは吉原である。権力が無暗に手出しできぬエリアでもあるのだ。そこで、最も虐げられた者達が自由の声を挙げることは必然である。
     女の意地や差別・被差別と弱者たちの置かれた立場をさらりと忍び込ませることで作品は、単なるエンターテインメントに終わっていない。先ず、赤穂最強の武士狼目男に剣技の手ほどきをするのが、じゅりえであること。小平太より強いじゅりえが恋の炎故に心中の道行を選ぼうとすることが若く美しい二人の恋に似つかわしく、故にこそ、この愛は実に美しい。この美しい恋が、狼と犬の遠吠えで象徴的に表現され、一幕と二幕の印象的なシーンと交感すると同時に、ファーストシーンと二幕の頭のコレスポンダンス(交感)も歌って踊れる劇団というコンセプトを目指すドガドガ+のコンセプトに見合う所迄若手が成長していることを作・演出が認めたということでもあろう。



  • 満足度★★★★★

    最初から最後まで釘付けでした!
    期待以上です♪
    ロミオ丸山さんのかっこいいこと💕

    初日でみなさん緊張されていたのか、カミカミもあったけど(笑)ご愛敬。
    テンポがよくて本当に面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/18 (土)

    座席1階

    台詞が飛びはね、役者も飛び跳ねる。
    各役者のパワーがすごい、そして、それに歌・ダンス、がそえられる。
    殺陣も迫力。
    照明も綺麗で、素敵にこの舞台を表現してくれている。

このページのQRコードです。

拡大