満足度★★
同人サークルをテーマにした舞台、ということで期待していました。
劇場に入ると、テーブルやポスター・机に置いているフィギュア隅々まで丁寧に事務所を再現していて(友人のエロゲー作家の机もあんな感じです)、大道具・小道具担当の丁寧さを感じました。
暗闇や暗転シーンの照明も美しく、好印象。そしてこんなに喫煙シーンがある舞台も珍しい。タバコの煙は大丈夫なタイプですが、終盤やっぱりにおいが気になりました。
満足度★★★
同人サークル、エロゲーを作っている集団における人間関係や運営を巡る思惑などが歪んで描かれる。チラシの冒頭に「あらすじなんかありません」という卑下か挑発か分からない刺激的な文が記してある。それでも一生懸命制作したと続けている。
テーマは、オタクカルチャー、サブカルチャーという”文化”の創り手、その若者たちが苦悩する様が描かれる。
(上演時間1時間20分)
満足度★★
鑑賞日2017/03/11 (土) 19:00
すみません。消化不良です。関根さん以外は、誰が誰なのかがよく解りませんでした(紅一点だから当然と言えば当然なんだけれど)し、それぞれが背負っているものが判らなかった。
(理解不足ですみませんが)そもそも、エロゲーをコミケで売る程度で、同人とはいえ組織として成り立っていくのかな。
役者の方々のご親族の方らしき方が来ておられましたけれど、どういう感想もたれたのかな、そちらに興味がわきました。劇団の感じはとてもよかったのだけれど。
満足度★★★★
大学時代なぜかアニメ研の部室に入る機会があり、何とか話を合わせようと当時のある人気アニメを面白いと発言した途端、猛然と抗議され、あちこちで論議が勃発し始めたので、這う這うの体で退出した記憶が蘇りました。
どうやらアニメ界の腐敗に加担した作品を褒めてしまった様です。
「しっ知らんがなっ!」
本作はこの時の、別の空間を生きているようにも感じてしまった人達を彷彿させ、興味深かったです。
エロゲー制作事務所の、とある時間をそのまま切り取った形での進行で、説明的な台詞は特にない為、何とかその日常風景から内情を探り出そうと集中力が高まります。
エロゲ―新作がヒットしたのに、誰もさほど盛り上がることもなく、事件が起こっても不思議な収拾力をみせますが・・・
共感性ゼロ、心情不明・・・識別不可能ッ レーダーマ~ン♪(古く且つマニアックですいませんがピッタリきた曲)
只々リアルなひとつの世界を目の当たりにした残像が後に漂います。
1名だけでも普通?な登場人物を投入してもらえれば良きナビゲーターになってよかったかも。
満足度★★★
鑑賞日2017/03/12 (日)
座席1階1列
劇団 背傳館『快楽の谷』 於:花まる学習会王子小劇場
生々しい舞台セットと演技・役作りが良かったです。
個人的には同人サークルとして活動している場面をもっと観てみたかったかな。
最初から最後までギスギスした重苦しい雰囲気で進むので、徐々に気が滅入って来ます。
最初くらいはコミカルなエピソードがあっても良かったのではないでしょうか。
同人をはじめ、オタクコンテンツに対する知識がある程度無いと厳しいかもしれません。
セリフによってはチンプンカンプンな場面もあると思います。
満足度★★★★
感じさせるために、フォローの不安に負けず滴らせた異次元の再現性。エロの裏のゲーとの格闘は、理解云々を凌駕して病的な焦げ跡を残した。救いの ★ が見つからぬほど谷は深い。
満足度★
私には何とも理解不能な内容でした。声も聞き取りにくい役者さんもいるし、演技力も伴っていません。「同人サークル 芝居を作っている素人集団」という感じでした。せめてもう少し発声の練習をしてほしいと思いました。次に期待したいです。