満足度★★★
少なからぬ観客が、あまりの単調さ?に、ついウトウトとしてしまっていた舞台です。
まっ、確かに、劇伴・効果音は古いレコードに針を落としたような、静かなノイズ混じりの音を想起させ、照明も主だったシーンでは、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』的な一点スポット。自分も前夜、充分に睡眠を取ってなければ、あるいは?な雰囲気でした(苦笑)
ただ、あえて、そうした環境を設定し、セットは椅子4脚のみ。セリフの大半は、2ウェイコミュニケーションも覚束ない独り語り。各場面間のつなぎとして、傘をさしているので、互いの顔さえ分からない見知らぬヒト同士が行き交う、雨降る、渋谷スクランブル交差点のシーンを挿入…作者の意図、自分なりに察せられました。
まるで田舎の旅館の一室で、隣りの部屋から漏れ聞こえてくる、相手がいるのかどうかも定かではない、ピロートークに耳を傾ける…そんな感じの2時間20分でした。
あっ!あと大塚由祈子さんの演技、じっくり観れたのは収穫でしたよ♪
満足度★★★
つややかに焦げてゆく
自分の体調がよくなかったのが原因と思いますが。
すごいセリフの量、細かいところまで表現されていてすごいなあという感じでしたが、ただ長いセリフをひたすらしゃっべっている感じがしました。
もう少しセリフの量を減らして演技をもっともっと観てみたかったです。
満足度★★★
普通の人々(女性)の心情を...
作・演出の吉田康一氏の思いが溢れるような言葉...その伝え方が詩的な長台詞になって表現されている。少し観念的と思えるが、普通の人々、特に女性の心情の断片を切り取るかのように思えた。
物語はオムニバスから緩く繋がるような展開であるが、その詩的で朗々とした台詞回しが冗長に感じる。脚本は面白いが、演出によって物語の機微、面白さを失わせているかのようで勿体無かった。
(上演時間2時間20分)
満足度★★
後ろ向きな人、
停滞している人が、淡々と愚痴のような独白や会話をしているシーンの連続なんで、単調で眠くなる。ウトウトして目を覚ますと、また同じようなシーン。あれで140分は厳しいなぁ。
満足度★★
理解できず
前日の寝不足のせいか、椅子から視線が下に落ちる舞台の造りとすぐ寝転ぶ登場人物のせいか(下を向いていると上瞼が重くなる)、それとも動きがあまりにも少ない演出のせいか(動きが単調)、舞台上の会話というより日常の会話のような台詞のせいか(ボソボソ感有り)、何度かうつうつした!(どんなに寝不足でも面白いと感じれば寝ることはない)特にこれと言って心が引張られる台詞もなく・・・・・理解できずに終わったのはいうまでもない。演じていた方たちには申し訳ないです。