満足度★★★★★
人間の愚かしさ
観終わった後、とても空しい気持ちになってしまった。人とはいったい何だったのだろうと、暫し放心状態になってしまった。そこにあるものに始めは満足しても、次第にもう少しもう少し、それがもっともっとになり、人間の欲は膨張して、やがて破裂していく 。唄ありダンスあり、遊びもいろいろありの楽しい舞台だったが、あっさり衝撃的なラストがそれらを消し飛ばしてしまった。現実にそんな日は来るのだろうか?完全に否定は出来ない。人間の欲には際限がないから。それでも、この舞台を観た全ての人が、面白いだけでなく、この“愚かしさ”を考えて欲しいと
切に思う。
満足度★★★★★
観てきた!
作品自体の感想は凱旋公演終了後に。
あかがねミュージアム、とても素晴らしい劇場でした。
駅から近いし綺麗だし、休憩できるカフェもあって至れり尽くせり。
是非、また訪れたいと思いました。
東京公演の座・高円寺と比べると舞台は若干コンパクト?なのかな。
セットのサイズ感はこちらの方がぴったりに感じました。
(座・高円寺は高さがある分広々と感じてしまう)
今回で5公演目の観劇。
演者さんはさすが皆さん役にぴったりで、観れば観るほどこの人しか考えられないな、と感じます。
中でも一番ぴったりに感じたのはマリを演じる鉢嶺さん。
役を演じているという感じが全くしないほど。
あと、声がもの凄く良く通るので、かなりの高音にも関わらずセリフが聞きとりやすいのが良いですね。