4x1h Play #0 公演情報 4x1h Play #0」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★★

    みた。
    おもしろい。おもしろかった。

  • 20080927
    (○´ω`○)ノ「ひとさまに~」たのしい。なんか攻めてる感じがしました

  • 満足度★★★

    濃い
    濃いです。
    劇場も好きでした。次回はリーディングから観たい。

  • 満足度★★★

    軽食で満腹
    観劇前に疲れてたって平気なお手軽さが◎。
    手軽なのに2000円に見合う濃い内容だった。
    軽食だからってコース料理よりランクが下がるかって言ったら
    そうではない。観てよかった。
    おいしいものを少しだけ食べることが幸せな日曜の昼もある。


    満足度は「ひとさまにみせるもんじゃない」が☆☆で、
    「いそうろう」が☆☆☆☆。


    俺が快快を観たことがないということが影響してんだろうか??
    「いそうろう」素敵だった。快快が観たいと思った。
    観たことがない人が観たくなるんだから
    この企画のこの作品の上演は成功だと思った。

    シンプルでどちらかというと『整った』ルデコの空間。
    模造紙にペンで絵を描いていく演出や、2名の俳優のプレイが
    見事に『散らかった部屋の中の散らかった心情』を現出させていた。
    スムーズに共感できるという点、あっさりしてるけど軽くないという点
    において、まるで角田光代の短編小説を読んでるかのようだった。
    「舞台上で深呼吸ができる演劇」の創り手と相性ぴったりの逸品だった。



    『ひとさまにみせるもんじゃない』はこのメンツ・この演出家で上演する
    意味が分かんない!ってくらい不満だった。
    『いそうろう』で快快が観たくなったのと逆の意味で、柿喰う客が観たくなった。
    柿食う客から「色気」と「悪さ」「と「音楽」を引いた感じがした。
    「生真面目さ」や「良識」や「努力」を感じ、音楽に頼らん分
    役者衆がけっこう無理無理にリズムをつくっているような気がした。
    完コピするか、全く違うものにするかしてくれたほうが
    観客としては良かった。

    ※完コピするなら … もっと華のある役者衆のほうが良い。

    ※全く違うものにするなら …

     たとえば、台詞量をめちゃめちゃカットして、たたみかけずに喋り、
     静かでリアルな演出を施したら、別役芝居みたいな不毛なシュール感を
     出せないだろうか。
     と、批判するからには代案を出して終わります。

  • 満足度★★★

    動と静で
    ひとさまにみせるもんじゃない
    柿喰う客の台本をどうやって演出するのか興味津々で見に行きました。
    演出はゲーム性の高いものになっています。
    キャラクターそれぞれに固有のポーズがついているので、
    一つのキャラを何人がやっても同じポーズをとるようになっており、
    非常に見やすく楽しめました。

    いそうろう
    ゆっくりとした時間の中でまったり楽しめる作品でした。
    好みですが、現実的な話だったので衣裳はまぶしいくらい可愛かったのですが、ふつうでよかったかナァなんて思ったり。
    最後のいそうろうがいたことに気がついて泣くシーンにじんときてしまいました。

  • 満足度★★★

    濃縮な2本
    1部「ひとさまにみせるもんじゃない」

    柿の中屋敷さんの脚本ですが、柿のお芝居に見えてしまう‥
    あれだけクセがあると、多少の演出では超えられないのかな

    でも、ポーズ=役柄 という約束の中で、演者さんが入れ替わる
    スタイルはなかなか楽しませていただきました。
    エンディングの作り方がきれいだなぁって感じました。

    2部「いそうろう」

    「ひとさまに~」の後だけに、動から静に切り替わった違和感で
    出だし少々退屈に感じてしまいましたが、中盤持ち直しました。
    舞台で泣ける役者さんってホントにすごいと思う。


    リーディングで選ばれただけあって、2作品ともとにかく台詞の
    量が多いというのが印象。聴き心地の良い作品でした。

  • 満足度★★★

    短篇の「テーマ」
    リーディングによるコンペで、観客によって選ばれた2本の短篇を、ひとりの演出家がつくるという企画モノ。

    ちかごろ、こういった短篇企画を目にする機会が増えた。演劇のスタイルが、追いかけきれないほどに多種多様になっている、今の状況にあっては、色々な形のものに、一度に触れることができるのは、嬉しい。

    ただ、演劇の短篇は、長篇とは全く違うもので、作る側も、観る側も、その差を、十分に意識する必要があるのではないかと、思う。この公演を観て、僕は、特に、それを感じたのだった。

    ネタバレBOX

    二作品とも、不満が残った。

    『ひとさまにみせるもんじゃない』(中屋敷法仁・作)では、衣装をかなぐり捨てた俳優たちが、舞台中央の台に殺到。テンションにまかせて、せりふを、叫ぶ。滑舌の悪い俳優が混じっているうえに、コンクリ打ちっぱなしの壁に反響して、聞き取れない。また、みな、台の上では、ポーズを取って、動きを止める。俳優たちは、よく動いていて、迫力満点なだけに、もったいない。

    『いそうろう』(篠田千明・作)は、二人芝居。二人のケンカの顛末を描く。脚本の眼目は、「冷蔵庫は、シャープの白。三段の真ん中が冷凍庫、下が野菜室」というような、異様とも思えるほどの、せりふにおける、細部の描写だと思ったのだけど、今回は、バックの紙に、せりふと同時に絵を描くという演出。せりふのスピード感は捨て去られ、ひとつひとつ、丁寧に演じて行く、ビジュアル重視の、まったりとした雰囲気。ビジュアルが勝ちすぎて、せりふが、耳に入らない。

    アフタートークで、演出の黒澤世莉は、自分の演出について、「脚本からテーマを取り出す」と発言。そして、中屋敷脚本について、「テーマが、『意味なんてないよーん』というものなので、僕にはつらかった」とも。

    僕は、中屋敷脚本に触れるのは、今回が初めて。痴漢に恋をして、変態たちと鉄道警察の、血みどろの抗争に巻き込まれる女子校生の物語には、内容はないかもしれないけど、意味はあると思った。というか、脚本のキモは、「文体」だと思った。

    たとえば、女子校生が恋する痴漢は、生き別れの母を捜して、女性の胸を触るのだけど、彼の登場には、常に、「オーッパイをタッチング・オーッパイをタッチング」というくだらないことこの上ないせりふが、お能における地謡よろしく、通奏低音のようにつきまとう。こういう、中身は無いけど、耳ざわりのいい言葉の積み重ねで、この本はできていると、僕は思った(町田康の文章みたい……というか)。

    同じく、『いそうろう』も、頭の中に、状況よりも先に、異常に精緻な情景を創りだしてしまうという、パラノイアチックな描写がつらつらと連なる、せりふの持つ文体にこそ、刺激があった(先の、篠田演出バージョンは、ビジュアルを極力排して、せりふを際立たせる演出だった)。

    両作品とも、リーディングを勝ち残った、聴かせる文体を持つ作品。「文体」は、脚本の「細部」と言えるだろう。それは、「テーマ」という、大きなものを前にしてしまうと、見えなくなってしまうものだ。でも、短篇の「テーマ」は、「細部」に宿ることもあるのではないか。黒澤さんのやり方は、「短篇」というものを、大きなテーマを欲しがる自分に、あわせようとしていると、感じた。短篇には、短篇の形があると思う僕には、違和感だけが、残ったのだった。
  • 満足度★★★★

    圧倒される・・・
    Le Decoのそんなに大きくない空間で、あれだけの迫力がある芝居だとさすがに圧倒されました。

    ネタバレBOX

    黒澤氏の演出は、すくなくとも中屋敷氏の戯曲に関しては、借景に見せて自分の味を出していたように思います。

    スタイルは柿喰う客と変わっていないのですが、表現するニュアンスが、戯曲の強調部分と演出されたもので微妙にちがうような・・・。

    いずれにせよもう一作も含めて、役者のパワーに身を曝しながらわくわく楽しめる作品たちでありました
  • 演出家の色をもっとー!
    ※お手伝いさせていただきましたので★つけてません

    残念ながら「Reading」は観られなかったので
    今回選ばれた2作品の「Play」を初観劇。

    普段若い演者によって演じられることの多い2団体の作品を
    演出家と役者さんたちがどう創り上げていくのか…


    柿喰う客の中屋敷氏提供の
    「ひとさまにみせるもんじゃない」は
    “柿”じゃできないようにやって欲しかったです!
    セリさんだからこその“柿”料理を味わいたかった…。

    快快の篠田千明氏提供の「いそうろう」は
    役者さんの演技も落ち着いていて
    台詞が自然に入って来るので、共感部分も多かった。


    次の4×1hでは、
    同じ作品を4人の演出家さんに創ってもらったりとか…。

  • 満足度★★★★

    近い!
    まず入ってビックリ。なんだ!この劇場は!開演前に役者さんが動き出す。近すぎる。こちらの方が緊張してしまう。1本目が始まる。テンション高い!ストーリーは趣味じゃないけど,この近さか?引き込まれる。休憩時間にビールを買い,2本目。こっちのほうが趣味だな。とにかく,この近さはスゴイ!小劇場とはいえ,ありえない近さ。演じることの凄さ,観ることの興奮を改めて感じた2本の作品でした。

  • 満足度★★★★★

    いやいや、よかった
    すごい実力派の短編。
    中屋敷も篠田も、らしさがでてて、最高におもしろかった。
    こんなレベルの芝居が、この低価格でみれるなんて、なんてお得なんざんしょ。

    小劇場ファンなら、走れ、劇場に!!
    観ないと後悔必至。

  • 総尺90分くらい。
    「ひとさまにみせるもんじゃない」。役者が今回の演出をツールとして遊び切れていない印象。もっと調子こいて良し。
    「いそうろう」。前回より人物造形が都会的になった様な気も。

    ネタバレBOX

    「いそうろう」の配役入れ替えは予想になかったなー。百花さんはどちらでも上手くこなしてた。大川さんは競泳水着「スケッチ〜」時と似た違和感。芯が強そうなイメージが先行するので。
  • 満足度★★★

    スパッツいっぱい
    一本目、柿さんのテンションが苦手だとあまり心地良くはないかなア・・・けど役者の連続50メートル走はすごかったです。始まる前の動きの演出も良かった。
    二本目、おとなしい話。なんとなくカリメロ(若い子にはわからない)っぽい大川さんが気に入りました。
    あと狭い場所ながら演出が素敵でした。よく行く会場ですが今回は見やすい席の配列でした。

  • 満足度★★★

    上演90分
    一幕、「ひとさまにみせるもんじゃない」。二幕、「いそうろう」

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    まず、「ひとさまにみせるもんじゃない」はかつて、「恋人としては無理」のようなセリフ回しで、誰が誰であるかを見分けるためにも、各人物を象徴する形があった。

    それは、2本の指を目にあてて、今、自分が演じてるのは女子高生役のリナですよーみたいに。。
    今回もあの時同様、6人の役者がその形の主を演じるという方法をとった為、人物の象徴の仕草をした劇団員が箱の上に乗って演じてました。

    要は役者6人全員がその登場人物の役柄のセリフを吐くという手法。。

    いつものことながら、セリフのスピードがハンパないです。
    セリフの量といい、物凄いハイテンションで、本日初日の為役者のカミカミが目立ちました。
    たぶん、回をこなしていくうちに良くなるかと。


    ストーリーは朝の目覚めから始まります。
    女子高生のリナは遅刻しそうになったので、極楽メトロという電車に乗った事から、おっぱいを狙ったチカンに出会う。当然の事ながら自分もタッチされると思っていた矢先、スルー。

    スルーされるとなんとなくムカッ!ときた。
    何故自分だけ?と憤慨したが、そのチカンは幼いころ別れた母親を探す為に、唯一つの手がかりだったふわふ~わのおっぱいを探すための手段だったのだ。

    そんなチカンに恋をしたリナは彼に告白する。私のおっぱいを触ってみて!と。

    すると、そのおっぱいは母親のようにふわふ~わだった事から、めでたくバカップル登場!・・・・のはずが、そのトリンキーな出来事は全て夢だったというネタ。
    柿の好きな方にお勧め。





    二幕「いそうろう」
    これは9月初旬にザ・スズナリで上演した富士山アネット「EKKKYO-!」でのショートだった物語の本編。

    いそうろうを決め込んでるイチコはももこが買い置きしてるビールや他の物を当たり前のように食べて、散らかして、働かないぬるい生活を送っているが、そんなイチコを見て、切れるももこ。
    喧嘩になって出て行って!と言ったものの、イチコが居ない生活はやはりさびしい。
    そんな感情の動きを表現した作品。

    かつて「偉大なる生活の冒険」だったかな?
    タイトルが間違ってるかも。

    そこのヒモみたいな男が精神的にゆとりがあってヒモのくせにやたら偉大に見えたけれど、その時と同様に、働かないでのらりくらりと暮らすイチコの方がゆとりがあって偉大に見える!(^^;)

    明らかにももこが働いたお金で生活し養って貰って、更にごみ出しや食事の用意までしてるのに。





    以上2本。

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