満足度★★★★★
沖縄
この公演の前日にも沖縄の半世紀についてのドキュメンタリー映画を見ましたが、その映画ではあまりにも生々しい場面はありませんでしたが、本公演はとても生々しい場面がたくさんあり、とても考えさせられるいい作品ですね。沖縄の悲惨さよく描きだされていましたね。
旗揚げ公演とは思えないほどしっかりした作品であり、演技で見ごたえ十分でした、
満足度★★★★
次回公演が楽しみ
この時期、戦争を題材にした作品が多くの劇団によって上演されますが、
どの登場人物の目線から描かれるのかによって、作品の印象が決定されてくることでしょう。
本作は“学徒隊少女”を主役とした物語りであり、
戦地に於ける状況に対しての少女の心の反応や葛藤が見事に描かれ、
終始惹きつけられる舞台でした。
旗揚げ公演ということで、次回公演が楽しみであります。。。
満足度★★★★
よくばりに
夏の風物詩でもあり、忘れてならない戦争の物語。
定番的な物語であるからこそ、
新鮮力の旗揚げ公演らしいパワフルな舞台を期待していた。
期待のぞぐわぬ、重厚な展開と丁寧な表現、
そして絵説得力のある役者陣が揃い見応えのある物語となった。
タイトルの「月の道標」ーユタとの約束ーにあるように、
ユタと少女をもっとクローズアップしても良かったかも。
物語の語り部的なユタと月夜に歌い気持ちを表現する女子学生。
血生臭い争い事と差別化することで、
人間の持つ汚さと綺麗でありたい心持を見せてくれても良かったかもしれない。
満足度★★★★
骨太作品だが...
旗揚げ公演に太平洋戦争における沖縄戦...ひめゆり等の学徒隊をモチーフに取り上げた作品は観応えがあった。場内には、すすり泣きが聞こえる場面も多く、心魂揺さぶられる思いである。
素晴らしい公演であることを前提にしつつ、気になるところも...。