満足度★★★★
ブラックコメディ...楽しめた!
開演前、静寂の中、車が街中を走る音。すでに孤独感が漂う。
男がアパートの7階から飛び降りようと身構えている。物語はその張り出した場所を往復し会話するだけのシンプルなもの。この公演の見所はこの男と、アパート住人たちとの奇妙な会話。いや会話が成立しているのか分からない、捩れ、勘違い、思い込みといった遣り取りに面白みがある。
終盤、老婆との会話が日常の繰り返しにこそ幸せがある、という当たり前のようで味気ないが、考えさせられる。
この芝居は面白かったが、気になることが...。
(上演時間2時間)
満足度★★★
笑いの文化
ブラックユーモア系の外国作品。
やっぱりというか可笑しさも皮肉も冗談も、
文化的背景が違うせいなのか、今ひとつピンとこなかった。
窓の中の住人の人生観や関係性など、
物語る役者さんの力量は抜群で、台詞もお話しも面白かったが、
7つの物語の接点がぼやける感じで、男の存在感が薄かった。
セットも巧みで演出も中々良かったのだか、なんだろう?
ちょっと残念な感じに包まれた。
満足度★★★
よく分からず・・
有名な戯曲のようですが、正直よく分かりませんでした(私の理解力が足りないせいもあるかもしれません)。7つの窓から現れる色々な住人は、皆個性的でしたが、それぞれの長い台詞に少し飽きました。ですが、役者さん達の演技は良く、難しい長い台詞をこなしていました。もう少し、分かり易く話をアレンジして貰えると、観易いと思いました。