満足度★★★★★
ホワっと心の温かさが残る作品
テーマやシチュエーションはシンプルでも、登場人物それぞれの人生観が微妙に、いや、大きく違っている中で全員が根底にある真心を通い合わせながらラストを迎えるように感じ、終演後に観る側の心がホワっと温かくなった。ほんのりと素敵な作品。故郷宮崎の戻った男性を演じた爪生和成さん。後半に向けてどんどんその存在感が増してきて、ラストでの彼の出した勇気。物語が終わった後も、彼の人生ってどう進むんだろう?と思いをはせつつ、そんな余韻も楽みながら帰路に着いた。
さおり役、味わい堂々の浅野千鶴さん。目下大注目の俳優さん。恐ろしいほど自然な表情、掛け合いの際の絶妙な間合い。彼女が演じると、あたかも実在のやり取りを覗き見してるような錯覚に陥る。努力で積み上げたものか?天才なのか?!。凄い、
満足度★★★★★
最終日観劇
町の小さな喫茶兼カフェスナックのような店舗で、宮崎が舞台とあって、かつて隣県に暮らしてきた者としては、多少の郷愁も生じ、宮崎の方言特有の牧歌的なやり取りにこそばゆさもあったりしながら見ていた。
県民性とも言える日向ボケ、と揶揄されそうな人達もいるけど、日本の日向(ひなた)宮崎の、そこで暮らす時間の流れがゆったり緩やか。劇的な変化が起こるわけではないが、ここに出てきた人物の各々の生き方と勇気の出し方は身近な誰かの姿を見ているような気にもなる。自分が男性でその目線で見れば、どこか鏡を見ているような気分になったかも。年齢的には大人なんだけど、大人は出てこない気がつけば中年に成ってる世代の人生模様。会話が途切れて「…」という間が空くが、そこらへんの描写もあるある、と物語の世界観に入り込め。
ほどほどの切なさと、じんわりした温もりと優しさを感じる舞台でした。約110分。
満足度★★★★
じっくり
背景に様々な事情、想いを抱え、5人の思惑が錯綜しつつ、でも現実的にはドラマチックなことなく、日々の時間が過ぎていくのを実にうまく表現していると思います。
これを宮崎を舞台にこれまたうまくアレンジしたのは演出の腕でしょうか。
次に三度チャンスがあることを期待しています。
満足度★★★★
ほっとする作風。
主宰、ちょっとゴツい感じなんですが、優しい作風。松本さん、浅野さんもほっとする感じをうまく作っていた感じでした。広い舞台を上手く使っていると思いました。
満足度★★★★
面白い。105分。
山崎ハコ、懐かしいね。登場人物が少なくてわかりやすい。こういうの大好きです。それでいてキャストは皆さん秀逸な方ばかり。個人的には味わい堂々の浅野千鶴さんが出ていて嬉しかった。
劇団名が小松台東になってからずっと観てるけど、こういうさりげない日常を切り取った作品は好みです。
満足度★★★★
時間の流れ
ゆるゆると日常の一コマ一コマがとても大切に思える。男ってなんてしょうもない生き物なんだろ。。。と勇気を出して欲しくなる。それでも時間は止まることなく過ぎていく。いいじゃない
満足度★★★
ほのぼのしました☆
久しぶりの三鷹でした。 小松台東の舞台は二回目なんですが、 宮崎弁っていうのが なんかいいですね! 方言って なんか 聞いてるだけでホッコリします☆ できたらいろんな土地の方言でお芝居を観てみたいです。 楽しそう!
満足度★★★★★
勇気出してよ
初めての劇団でしたが胸の中が暖かくなる優しい気持ちにしてくれる作品でした。松本紀保さんもテレビで拝見するより綺麗な方で、同じ役者さんで続編の再演を楽しみにしています。
満足度★★★★
いいですねー
やっぱり松本哲也さんの世界観はいいですねー。自然にすっと入り込める日常を丁寧に描いているのがいい。今回は優しく切ない大人の恋バナ。昔馴染んだ故郷の宮崎の言葉で演じてくれるのも嬉しいです(自分は延岡出身ですけど)。