満足度★★★★
試合のシーンがすごい
役者さんがきっちり肉体をつくって挑んでらした。
一朝一夕にできることではないので、本当にストイックですごいなぁと。
ストーリーは駆け足ながらも、盛り上がっていく展開、何役もなさる皆様の細やかな演技、あと、渡辺さん演じる丹下段平が、ほんと、魂からしてそのものって感じで、素敵でした!
相沢さんの白木葉子も、品がありお美しかった…!
満足度★★★★
芝居を堪能
さすがにリアルタイムで見たわけではないけど,漫画は全巻読んでいる。だから,物語自体には新たな感動はないけれど,よくあれだけのものを2時間の中にまとめ,芝居にしたなぁと,また,役者さんも,よくあれだけ躰を絞って作り上げたものだと舞台への感動すら覚える。うん,この劇団良いですよ。お見事です。あしたのジョーを知らない世代にもオススメの舞台でした。
満足度★★★★★
あしたのジョー
矢吹丈の熱演、ほんと役になりきっている感じ。
セリフはもちろんのこと、あのアクション(ボクシングのパンチ)息を合わせるのはすごく大変だと思いますが、それが見事に息ぴったりですばしいいですね。
どうやって2時間に収めるのだろうかと思っていましたが、生い立ちと力石徹だけに絞ってとてもいいストーリー。
白木葉子さんの衣装が登場するたびに変わる演出もにくいですね。
とても懐かしく観させていただきました。
満足度★★★★
講談社は公認すべきでしょ!
『あしたのジョー』って、数年前、某コーラ飲料 のイメージ・キャラクターに起用されてたけど、世間一般は「男臭い」ってわけでさ。驚いちまったのは客席よ。「丹下のオッサン」そっくりな中年男性が数人いらっしゃり、終演後はさ 昭和風情で錦糸町までの道のりを跋扈してんのよ。もうちょっと めかけの肉体してたら「おい、ジョー!!」なんて声かけられたろうよ。
め組の常連ばっかし じゃなかったのさ、きっと。ガキだった時分、漫画やテレビ・アニメで『あしたのジョー』に熱狂したドンピシャ世代だと思うのよ、「丹下のオッサン」組は。
おいらが何に号泣しそうになっちゃったって、力石役の「役作り」さ。あの俳優は 普段は ぽっちゃり体型で、お世辞にも「減量中」じゃないのよ。その俳優がさ、(ジョー役含めてだけど)若い娘を興奮させちまったわけ。
ハリウッド映画で「役作り」の雄と称するロバート・デニーロは、聴いた話によるところでは頭部まるごと脱毛したそうだぜ、毛根ごと。後々のキャリアでは大幅なマイナスだけど、「一作品に もてる魂 ぜんぶ、注入する」っていう見本市の示しよ。
俳優陣も「ちばてつや先生」に叱られない舞台を目指す気持ちに溢れていたよな。もうちょっと め組の「らしさ」を強調してもよかった、ようするに外してもよかったけど、その上演時間を確保できるなら 後半はしょるなよ、っていう議論も アリだわ、これ。
満足度★★★★
力石の肉体改造見ものです
力石の肉体改造は役者魂という感じで凄いです。あしたのジョーのストリーを知ってる人にはおすすめです。原作を知らない人にはわからないなりにジョーの世界観がよく出ていました。
満足度★★★★
そういや実写映画化もあったなぁと・・・
良く出来ていました=若い女性客には昭和テイストが目新しく
高齢の方々には懐かしくといった感じでの客層だったかなぁと感想
肉体づくりは素晴らしかったが
やはり試合の再現は生の舞台では大変だろうとは思うが
見応えはあったですよ=個人的感想(^^)
2時間が先の展開がわかっているのに目が離せない作品でしたわ
満足度★★★★
2時間では、ちょっとキビシイか・・・
コミックで20巻、TVアニメで79話の物語を、舞台化するというのは、大変な作業であることと思います。
主要エピソードを抜粋した脚本によって、2時間という上演時間にまとめられた本作。
物語の顛末を知っている観客(私)には、充分に楽しめたのですが、
予備知識のない人(観客)にはこの物語り、どう映ったのでしょうか・・・。
休憩時間を挟み、3時間程度の作品にしてでも、
各エピソードを深く掘り下げた作りにすればさらに感動できる作品となることでしょう。
熱、熱、熱
劇団め組 あしたのジョー 観劇。芝居づくりのお手本をキチンと抑えてあってとても見やすかった。あしたのジョーを2時間に収めるので1つのセリフのムダも無いはずであり、見ているこっちも相当疲れが来たが、暗転を良いタイミングで挟むので有り難かった。役者さんも皆うまい。良作です。
満足度★★★
観てきました
漫画だと半分あたりで終わりでしょか
実際役者さんのボクシングシーンは素晴らしいです。
何故だか感情移入だけが最後までできなくて上部をみているような。心に入ってこなくて感動するってどうすればとおもってしまいました。
満足度★★★★
見応え有り!
め組さんは芝居もしっかりしているし、作品としても見応えのあるものが多いので、外れることはないだろうと思いつつも・・・メインの二人の年齢を考えると不安を感じた。他のものならまだしも、体がはっきりと出るボクシングもの。がっちりと男の筋肉がついた二人が少年(推定ジョー15~16・力石17~18)から演じるのは、土台無理な話に思えた。しかし、舞台に明かりが入り、二人の絞りに絞った体、動きも軽くス、ピーディーなアクションを見せられた時には驚いた!特に藤原さんはそぎ落とせるもの全て落とした!という感じで“幽鬼”と呼ばれた力石のそれが体から滲み出ていた。少年院のシーンも二人とそんなに変わらないであろう年齢のメンバーがこちらも違和感無く、少年になっていた。
これも2.5次元と言えば言えるのだが、イケメン君たちのそれとは違い、しっかりしたドラマになっていたと思う(段平さんはしっかり2.5次元!)
見応えあった!
満足度★★★★★
め組…あしたのために(その1) アッパーカットをくらったようだ
絵(画)を鑑賞する時、その美術館そのものを見るように、本公演も原作(画)を描く劇場・舞台という環境も気になる。そして場内に入った途端、舞台美術の意味するところが直ぐ分かる。四角いコンクリート状、その無駄を一切省いたシンプルな造作、この作りしかないと思えるもの。そして明転して現れたシーン...そこに立つ主人公にしてライバルである矢吹ジョー(新宮乙矢サン)、力石徹(藤原習作サン)の削ぎ落とし鍛え上げられた肉体が、この舞台に映える。
1960年代末から1970年代、スポーツマンガの金字塔で、戦後日本マンガの代表的な一作と言われている。それは、「マンガを卒業できない大人たち」を魅了し、多くの社会的影響も与えた。
その舞台化は、登場人物の外見を含めた人物造形が見事に出来上がっており、今の日本への問いかけが...。
満足度★★★★★
久しぶりないい舞台。
男性軍の役者さんの半端ない演技力と、漫画のからそのまま出てきたかの様な丹治のおっさん。
ボクシングのシーンも、むちくちゃスピードと迫力がありすぎでした。
さすがめ組!!
足を運ぶだけの芝居を観せてくれる。
本当に期待以上に楽しませてくれました。
満足度★★★★
拍手
見事な肉体美、これ以上の仕上がりは不可能。かつて、これほど格好いいジョーと力石は無かった!!
本来は4時間ほど掛かる大作になるところをぎゅっとした駆け足だったので感動作とは至らぬものの、繰り返し再放送をテレビに噛り付いて観てきた世代には、よくぞここまでやってくれたといった意味で泣けます。