Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ 公演情報 Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    笑って、笑って、・・・
    “劇団Turbo”は今作が初見。

    「とある街の商店街有志の運営する“ミニFM放送局”、試験放送最終日のお話。」

    随所に仕掛けられた“笑い”に笑わせられながら、惹きつけられていくストーリーを展開させていく構成が心地よく、楽しめた舞台でした。。。

    ネタバレBOX

    “青汁”のCMのパロディや、“禁じられた遊び”を落としどころに、ギターを使った“笑い”等々、誰でもが知っているであろう“題材”を“ネタ”にした“笑い”に、しっかり笑わせてもらいました。。。
  • 満足度★★★

    登場人物たちは楽しめたのだが
    見せ方というか
    説明台詞の挟みとかを上手にしてほしく思えた 約1時間40分

    ネタバレBOX

    話は地方都市らしい(こーゆーバックの説明欲しく思えたんですよ)町内でのミニFM局が1か月の防災よう用にと行っていた試験放送を終える最終日の騒動話です(大体午前中から夜の9時前ぐらいかな)

    町の状況とか人物関係の基本を少しづつ説明台詞で積み上げて欲しかった

    パッと見には町内文化祭上演みたいな感じで
    内輪で受けてれば風な感が否めなかったっす

    最終日が舞台なら
    開演前の座の温めで
    アナウンスとかナレーション風なラジオ放送を
    場内に流しておいて開演近づくと諸注意に
    舞台上につながる
    いよいよ今日が放送最後の日ですとかいって
    盛り上げてたりすれば良かったのにと思えたですよ
    (録音なら上演前のあわただしさとか少しは軽減できるだろうにとか思うし)
  • 満足度★★★★

    頑張れ!地域商店街の物語
    物語は架空の桜中町商店街が舞台...この公演「ゼブラ・オン・ゼブラ」は、英語で横断歩道のことをゼブラゾーンと言い、横断歩道上のシマ馬という意味らしい。そのシマ馬、なぜ縞模様なのか、その理由に有力説がなく謎になっている。アフリカサバンナではシマは目立ち猛獣からの標的になりやすいのに...。一方シマ馬が数頭いると全体的に巨大な縞模様になり、猛獣への威嚇にもなっているという。一頭では弱いが、群れをなせば強くなる。

    商店街によってはシャッター商店街と揶揄されるほど衰退している所があると聞く。大手のスーパーマーケットなど大手資本の進出が地域商店街を圧迫する。商店も1店1店では経営が厳しいかもしれないが、そこは地域活性化を模索し...その試みが商店街ラジオFM局の放送である。

    そこには地域の人情がしっかり描かれ、温かい気持にさせるが…。

    ネタバレBOX

    舞台セットは、ラジオ局内の放送ブース。上手には音響機器をイメージさせる机。下手には局のマスコットガールが...。物語は地域の人々の繋がりや商店街の出来事などが挿話するが、本筋はこの試行のラジオ放送が終了することに対する寂しさから自殺を仄めかす投書が寄せられる。この人物を助けるため、投書主を探し出すドタバタがコミカルに描かれる。

    地域に密着したニュースの提供...その話題や人の繋がりが断片的に説明されるが、物語の本筋とうまく連携していなかったように思う。自殺を仄めかした人物にたどり着く過程もあまり伝わらない。もともとコメディタッチであるが、それでも時間的制約をつけた緊迫感・臨場感が観えると街中の情景も動いたと思う。あくまでラジオ局(ブース)内という狭い空間世界しかイメージ出来なかったのが残念である。
    投書主はマスコットガールで、このラジオ番組への愛着と存在の重要さを示すというオチである。

    演技も役者間に力量差が見えるようで、人間的魅力を体現出来ている、出来ていないというアンバランス。商店街の人に応じた個々の喜怒哀楽の総和が地域の雰囲気であり風景であろう。
    ちなみに、認知症のおばあさんは見つかったのでしょうか?迷ったシマ馬は早く探し出して保護しなければ…”ラジオの力“の見せどころであろう。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    花四つ星
     舞台は桜中町商店街が立ち上げた、地方のミニFM放送局という設定である。

    ネタバレBOX

    この町で試験的にミニFM放送局を立ち上げた訳だ。今日はその試験放送最終日。パーソナリティーも、ゲストも総て町の住人、アシスタントも無論のことである。パーソナリティーをはじめ、ゲストらも中々の芸達者が揃い、垢抜けないものの人情の機微を弁えた面白い進行である。この垢抜けない風情を演じる役者たち、中々力があるとみた。実際、明らかに声楽やダンス、バレエなどをやってきたと分かる役者もいて、身体や芸表現の高さでも楽しませてくれた。演出については受け取り側の好みもあるのだが、自分にとっては前半のテンポが、ちょっとのろく、くどく感じられた点があった。SZさんからメールが入る辺りから終盤の展開は見事。日常を生きる普通の人々の小さな生活の中での喜怒哀楽、孤独、思うようにはならない恋など、日常の忙しさにかまけていつとは知れず紛れてしまいがちなものを大切に丁寧に暖かい眼差しで描いているのが良い。
  • 満足度★★★★

    賑やか商店街
    商店街の面白人間大集合のにぎやかステージ。この町にはまだ人情が残ってる。登場人物が多く、それぞれが持つエピソードが複雑にからみあっているのだが、進行はいたってスムーズ。最後は少しホロリとした。

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