フローズン・ビーチ 公演情報 フローズン・ビーチ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    遅ればせながら、、、
    良く出来ていました〜

  • 満足度★★★★

    やってくれました。
    このケラさんの原作は観たたことないですが、芝居は無論、映像や暗転などもそれっぽくて、正にNAIRONの芝居を観てる様でした。構成・演出共見事なもので、うれしくなっちゃいました。天然色いろになってたのでしょうが、やられましたよ。

  • 満足度★★★★

    強く生きるオンナたち
    ケラリーノ・サンドロヴィッチの作品と言えばご存知の方も多いはず。
    しかし、ケラリーノの作品を少しアレンジした悲しくも狂気に満ちた作品です。

    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    1987年、海辺の家には愛と双子の姉の萌、チズ、市子がバカンスを楽しんでいた。

    双子の父は彼女らの3歳違いの咲恵を車で撥ねて失明させた負い目から妻と離婚し、咲恵を妻にした。

    結果、双子の母は海で自殺をしてしまった。
    愛はその事で咲恵をずっと恨んでいた。


    一方、チヅと市子は愛と仲良くしながらも、心の底では愛を宜しく思ってなく寝込みを襲って殺そうと計画する。

    市子は精神的に病んでおり、いらいらしたり、感情の収まりがつかなくなると、突発的に何をするか解らないところがある。

    ひょんな事から、市子は愛をベランダから突き落としてしまう。
    その際、愛はチヅに助けを求めるがチヅは見てみぬふりをする。
    愛は失意のうちに殺された。という設定だったが、小枝に掴まって一命を取り留める。

    家の中では咲恵の浮気と男に金を貢いでいた事が萌にばれてしまい、口論となって萌を殺してしまう。
    そこへ、愛が自力で這い上がって部屋に戻ると咲恵は錯乱状態だった。
    盲目の咲恵は愛が戻った事が解らない。
    そこで愛は萌と入れ替わる事を思いつく。

    結果、チヅと市子は日本に帰るが愛を殺してしまったという負い目を持つことになる。

    人には癒える傷と癒えない傷の二種類ある。。



    1995年、愛の父は事業に失敗し破産して2年前に死んだ。
    この年もチヅと市子は愛の家にバカンスにやってくるが、そこで、愛と萌が入れ替わった事実を知り、復讐を決意し、おみやげに毒を盛る。

    それを食べた咲恵は痙攣を起こし、愛はチヅと市子と争いナイフで刺してしまう。しかし、傷は浅く一命は取りとめ、チヅも致命的な毒ではなかったことから、助かる。


    愛はかつて、二人に殺されそうになった不信の傷。
    市子とチヅは愛を殺してしまったという後悔の傷。
    両方にそれぞれの深い傷があったのだった。


    その後、愛は地元の有力者と結婚し少しの間裕福に幸せに暮らしていたが、島が地盤沈下にあい、一切合切を失い夫は自殺してしまう。



    2003年、愛はピストルで自殺しようとする。

    そこへ、チヅ、市子、咲恵がやってくる。
    チヅは4人目の男と結婚し、市子は相変わらず入退院を繰り返し、咲恵は18歳年下の男と友人になる。

    愛はそんな3人の能天気ぶりをみて、自殺を止める。



    人生には色々あるが、それでも逞しく生きる女4人の物語。

    役者はたった4人で演じるが迫真の演技で非常に素晴らしいです。
    心に残る作品。心の闇や鬱の部分を探る作品だが、意外に明るくみせて、カラッとした存在感すらある。
    愛の下着姿になる脱ぎっぷりも素敵だ!(^0^)
    どんでん返しの繰り返しで最初から最後まで、ワクワクドキドキの連続でした。

    お勧め!



  • 満足度★★★★

    面白かった!
    サスペンスタッチでいて、所々なぜか笑っていました。
    時間を忘れて 引き込まれるようなお芝居でした。
    キワもの好きであれば、もう少しの「狂気」や「惰性」「打算」の表現を
    際立てることを望むかも知れませんが、私にはこのお芝居が
    ちょうどいい感じでした。

このページのQRコードです。

拡大