Opera club Macbeth 公演情報 Opera club Macbeth」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-4件 / 4件中
  • 約2時間半休15分込み。眞鍋卓嗣の新演出で初演から美術、衣装、メイクなど刷新。前半少々退屈したが後半とても面白かった。悲哀漂う中年会社員がマクベスの劇世界へ没入。ヘカティーら魔女の森の場面が迫力。音楽と魔女は相性がいいのかも。

  • 満足度★★★

    王道マクベス
    本筋のマクベスはほとんど変わらず、現実世界部分は匂わせるくらい。ただ演じられているステージが劇場ではなくクラブなので、だから拍手が無くて、だから終わることが出来ないのかなとうすら寒くなりました。赤い幕が取っ払われるシーンは、端的で象徴してるなとも。

  • 満足度★★

    わかりやすい日本語オペラ!
    綺麗な歌声が聞き取りやすい日本語で、かつ「物語に巻き込まれた男」が、登場人物に疑問を提示したり、物語に突っ込みを入れて、どのような目線で見たらよいか考え方を教えてくれるので、たいへん分かりやすく見ることが出来ました!

  • 満足度★★★★

    ナイトクラブでマクベス
    ピアノ、フルート、パーカッションの楽隊が下手に控え、「マクベス」なのにどちらかと言うと軽快な音楽。初演で林光は作曲に苦労し、歌稽古は大変だったという(パンフより)。今回はリベンジ、とも。悲劇か喜劇か、難しいバランスの戯曲だった。酔った男が迷い込んだクラブでマクベスが上演される。観客は一人。いつしか男はマクベスになっていて、最後に印象的なオチがあるが、この二つを繋ぐ途中経過をどう描くか。戯曲としてはうまく書けたのか。酔った中年男がマクベスに重なって行く必然性に難があっては問題だが、観客の想像力が埋めるにしても、一方で厳粛に?進行して行く事態(マクベスのドラマ)をないがしろにも出来ない。男のドラマがマクベスに合流するお膳立てがしっかりなされていないので、マクベスのドラマに観客は没入しつつも男が出て来ると違和感を生じてしまう。そうした不調和も「不思議の世界の出来事」として軽快な音楽でまとめようとするが、そうするとマクベスのドラマ世界と不協和をきたしてしまう・・ そんな事で「苦労」があったのかと想像された。
    役者はうまいし飽きない演出も施されていたが、スッキリしなさも。難しい挑戦をしたものだ、という感想。

このページのQRコードです。

拡大