満足度★★★★
考え深い
こちらの劇団は見終わった後色々と考えさせられる。
今回何度も「家族とはなんですか」「自分の居場所とは」との問いかけがあり、
すごく深いテーマだったなぁと思った。
舞台は音楽など余計なものを一切省いた台詞のみで、奥の部屋からマザーの匂い(香りではなく)が漂ってくるようだった。
満足度★★★
奇をてらうことのない正統派な芝居作り・・とは思えたが・・
話がメインで重きがありまして
まぁ眠気おきなかったけれども
バリバリの理系脳である自分にとっては
ちと方向性は合わなかったなぁと思えた約2時間弱
好みの人は好みでしょうから
個人的意見であります
満足度★★★
観てきた!
作品としての主張やテーマが薄かったように感じました。最後の5分でバタバタと収束させた感じでした。
物語もあらすじより先にほとんど進まず、あらすじの設定説明だけで終わってしまいました。登場人物ひとりひとりに時間を費やしすぎかなー、と思います。また、そのエピソードもワンパターンで、もう少し演劇的な工夫があればと思いました。
設定が50年前のせいか、テーマや登場人物の思考が画一的で幼く見えてしまいました。それに今では、家族の問題は顕在化され、議論も次の「結婚」や「老後」へと移行してしまっています。未だ普遍的な問題であることに変わりありませんが、できれば劇中で現代の「家族」に対するアンチテーゼなどを扱ってほしかったところです。
満足度★★★★
見ごたえありました!
難しいテーマなのにとてもわかりやすく演じていたと思います。
それぞれの役者さんも、気持ちの入った演技で引き込まれました。
演台の説明、もう少しほしかったかなと思います
次回作も頑張ってください
満足度★★★★★
それでも乗り組むことにした
見ないようにしている、それを存在自体で白状しているような卓越した現場感。生死という究極の自然への恐怖の一方で、自然志向なふるまいに透ける不自然さ。わからなくていいんだと沈む前に気付けると良いが・・・。もう一歩突っ込んで見ると思わず目を閉じて考え込んでしまうやりとりが飽きない。サスペンス的要素も加え推力アップした潜水艇の、次なる海域はどの辺りになるのだろう、楽しみです。
満足度★★★★
居場所を失った人間たちの姿
異様、不気味な感じが纏わりつき、意識下に澱が沈殿していくようだ。観ているのが辛く嫌らしく感じるが、それだけ脚本・演出、そして役者の演技が優れている証であろう。まず、この物語には回答らしきものは用意されていない。この方舟の内に居る人、外にいる人(家族など)の異なる視点から捉えており、その思いは其々に違う。日本古来の集団、その小単位としての「家制度」または「家族」という血縁の中に居場所が見つけられない悲劇性。家族だから分かり過ぎて自分の心へズカズカと入り込んで精神をかき乱すのかもしれない。その掴みようがなく、得体の知れない怖さ。
さて、描かれた内容に答えはないが、このタイトル「紙の方舟」の意味は作中で説明される。それは...。
満足度★★★★
観られた部分だけでも惹かれました
元ネタになったという事件(?)について少しだけ調べてからの観劇。
上演時間は1時間40分程度との事前告知。
観れた範囲では公演ページに記載の通り、再現ではなかったし、
事件の是非を問うものではありませんでした。
「家族」という不思議な関係について色々な角度から描いているなぁ、
この登場人物の言う感覚わかるなぁ、
など、
観ながら
「あなたの正しさはどこにある?」と
問いを投げかけられている気がしました。